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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052LV

有価証券報告書抜粋 パンチ工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。この連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。

(2)経営成績の分析
当連結会計年度における世界経済は、米国では回復ペースがややスローダウン、欧州は底這い、中国は7%前後の安定成長と、総じて、勢いには欠けるものの緩やかな成長が続いております。また、国内においては円安の定着や原油安に加えて、設備投資の増加等もあり、緩やかな回復基調が続いております。
このような環境の中で当社グループは、グローバル化及び新市場・新分野への展開を積極的に進めるとともに、持続的な原価低減を推進することで、業績の確保に努めてまいりました。
国内では旺盛な設備投資需要もあり、産業機械が大幅に回復したことに加えて、自動車及び家電・精密機器が堅調に推移し、前年同期を上回る売上となりました。中国でも自動車や電子部品・半導体など幅広い業種が堅調で、前年同期を上回る売上を確保することができました。また、2013年8月に完全子会社化したPUNCH INDUSTRY MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシアパンチ)及び同社の子会社の実績が加味され、東南アジア及び欧州への売上も拡大しました。
この結果、国内売上高は15,211百万円、海外売上高は19,181百万円となり、連結売上高34,392百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
利益面につきましては、売上増、仕入れコストの低減、工場の稼働アップによる原価率の低減に加えて、単体収益体質改革活動の成果もあり、営業利益は1,724百万円(前年同期比48.4%増)となりました。経常利益は支払利息の減少等もあり、1,617百万円(前年同期比54.4%増)、当期純利益は1,188百万円(前年同期比64.9%増)となりました。

(3)財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の総資産は29,623百万円となり、前連結会計年度末と比較し5,152百万円の増加となりました。これは、主として売上債権の増加によるものであります。
② 負債の部
当連結会計年度末の総負債は15,418百万円となり、前連結会計年度末と比較し310百万円の増加となりました。これは、主として支払債務の増加によるものであります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産は14,205百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,842百万円の増加となりました。これは、主として公募増資及び第三者割当増資の実施による資本金、資本剰余金の増加及び当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加並びに為替換算調整勘定の増加によるものであります。

(4)キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの分析とそれらの要因につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

(5)経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおり、「グローバル化」、「新市場の開拓」、「高収益事業モデルへの転換」を重点経営課題に掲げ取組んでまいりました。現在までの成果を踏まえ、更なる受注拡大と原価低減を実現すべく、以下のとおり取組みを継続してまいります。
① グローバル化
2015年4月にマーケティング本部と経営戦略室を新設。グローバルマネジメント体制を再構築し、「攻め」と「守り」を統括することで、日本、中国、東南アジア、インドでの事業を更に強固にし、加えて、回復基調にある欧米市場で確固たる地位を築くことも含め、グローバル化を推進する。
② 新市場の開拓
研究開発部本部とマーケティング本部との連携で、高付加価値製品をグローバルに展開する体制を構築することで、新しい市場と新しい分野を開拓する。
③ 高収益事業モデルへの転換
単体収益体質改革活動の継続とグループ会社への展開、そして新市場や新分野での新たな付加価値の創造により高収益事業モデルへ転換する。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりと認識しており、これらのリスクについては発生の回避に、また発生した場合の対応に万全を期すべく努力してまいります。
特に、前項記載の経営戦略を推進していくうえでは、投資資金の確保が大きなポイントであります。従いまして、営業キャッシュ・フローによる資金確保を最優先課題としつつ、しっかりとした財務管理体制を維持し、継続的に取引金融機関の信用を得られるよう取組んでまいります。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当社の対処すべき課題及び今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27063] S10052LV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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