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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004UXA

有価証券報告書抜粋 石塚硝子株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安により輸出を中心とする製造業が業績を伸ばす一方で、消費税率引上げに伴う需要の反動などにより、個人消費は力強さに欠ける状況で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは引き続き厳しい経営環境にあることを認識し、当期を2年目とする3ヶ年計画である、「石塚硝子グループ中期経営計画」(勝ち残るために~ISHIZUKA‘81)に基づき、『経営基盤の強化』に取り組んでまいりました。
売上高につきましては、ガラスびん・紙容器の売上が減少したものの、ハウスウェア及びPETボトル用プリフォームが順調に伸長し、グループ全体の売上高は60,414百万円(前期比2.4%増)となりました。利益につきましては、LNG・電力価格の高止まりや輸入諸資材価格の高騰のなか販売価格是正の遅れもあり、営業利益は790百万円(前期比22.3%減)、経常利益は723百万円(前期比4.8%減)となりました。また、2014年10月22日開催の取締役会において、連結子会社である亞徳利玻璃(珠海)有限公司及び石塚玻璃(香港)有限公司は、人件費の上昇や円安の進行など、現在の厳しい経営環境のなか事業継続が困難であると判断し、同2社を解散することを決議いたしました。その結果、同2社の保有する固定資産の減損損失等の関係会社整理損1,721百万円を特別損失として計上いたしました。一方、株式を売却したことによる投資有価証券売却益1,841百万円のほか、鳴海製陶株式会社を子会社化したことによる負ののれん発生益371百万円を特別利益として計上したことにより、当期純利益は704百万円(前期比343.7%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①ガラスびん関連
ガラスびんは、秋以降にウイスキーびんやリキュールびんの出荷が伸張したものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動と夏場の天候不順により出荷が落ち込み、売上高は19,100百万円(前期比0.9%減)となりました。

②ハウスウェア関連
ハウスウェアは、海外向けの出荷を伸ばしたほか、昨年度に引き続き企業向け大口景品の受注を獲得し、売上高は9,023百万円(前期比9.4%増)となりました。

③紙容器関連
紙容器は、充填機の拡販活動により新規受注の獲得があったものの、既存ユーザーへの販売価格是正が遅れるとともに出荷も伸び悩み、売上高は7,929百万円(前期比0.3%減)となりました。

④プラスチック容器関連
プラスチック容器は、夏場の天候不順による出荷の伸び悩みがあったものの、大手ユーザーからの新製品向けPETボトル用プリフォームの受注と新規顧客の獲得などにより、売上高は20,844百万円(前期比3.0%増)となりました。

⑤その他
抗菌剤は、欧州を始めアジアにおいても新規顧客を獲得するなど販路を順調に拡大することができ、さらに円安を背景に北米向けの出荷も伸長しました。また、金属キャップ等の出荷も増加し、売上高は3,515百万円(前期比7.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,120百万円増加し、3,504百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、2,813百万円(前年同期は2,266百万円の資金増加)となりました。資金増加の主な要因は、税金等調整前当期純利益及び減価償却費等によるものです。
一方、資金減少の主な要因は、売上債権の増加及びたな卸資産の増加等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、4,918百万円(前年同期は2,944百万円の資金減少)となりました。資金増加の主な要因は、投資有価証券の売却による収入によるものです。
一方、資金減少の主な要因は、有形固定資産の取得による支出及び連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は、3,151百万円(前年同期は1,244百万円の資金増加)となりました。これは主に、長期借入れによる収入、長期借入金の返済による支出及び社債の償還による支出によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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