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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058F0

有価証券報告書抜粋 日本山村硝子株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループの中期経営計画3ヵ年(第86期~第88期)は、「世界のYAMAMURAへ -心と技術を伝えたい-」のビジョンの下、100周年を超えて持続的成長を維持するために、アジアそして世界に誇れる“YAMAMURA”ブランドの確立を目指し、引き続き「事業構造改革」と「企業風土改革」の二つの改革を進めてまいります。
1)事業構造改革
①パッケージング事業の再構築と国際化
②ニューガラス事業の多角化
③新規事業とR&Dの推進
2)企業風土改革
①グループ戦略の浸透
②グループコーポレート機能の強化
③人材基盤の確立

上記の骨子に基づき、次のとおり課題達成に向けて努力してまいります。
①ガラスびん関連事業
長期的には少子高齢化による需要の減退や他素材容器への転換が見込まれ、ガラスびんの需要は今後も緩やかに減少するという事業環境にあります。また、原油価格の下落による燃料価格の値下げは若干期待できるものの、関西地区では電力料金の値上げが見込まれております。このような状況において、山村グループの主力事業としての収益基盤の改善を行うため、物流費や固定費の削減を継続する一方、商品開発と技術開発を推進し、製品の差異化や高付加価値化に取り組みます。また、エネルギーコスト低減のための対応や環境問題に積極的に対処するため、NOx削減技術の研究、実用化に注力いたします。海外展開としましては、中国の秦皇島方圓包装玻璃有限公司の生産効率をさらに向上させ、製造コスト削減を図るとともに、中国国内外への販路を確立することにより、早期に利益体質への転換を目指します。
②プラスチック容器関連事業
プラスチックキャップ事業では、2014年に実施いたしました事業構造改革後の収益基盤の再構築に早期に取り組みます。国内では、飲料以外の分野を含めたキャップおよびボトルの開発に取り組み、新製品の早期上市を目指します。海外では、中国およびインドネシアの既存子会社の事業をさらに強化し、国内事業と一体的に販売強化に取り組みます。
③物流関連事業
物流機能全般を一括して請け負う3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)業務を核として、収益性の高い事業分野の取引拡大を図ることで収益構造の改革を行うとともに、業容の拡大に取り組みます。また、業務品質の向上や物流業務の効率化によりコストダウンの徹底を図るとともに、不採算営業所の収支改善の継続もしくは撤退の検討を続け、安定した利益の確保および拡大を目指します。
④ニューガラス関連事業
当社ニューガラスカンパニーでは、需要の拡大が見込まれるエネルギー関連分野の太陽電池用粉末ガラスや、新たな柱となる製品の売上拡大に努めます。また、ビジネスサイクルの早い事業環境の中で事業領域を拡大するため、新分野の研究開発の継続やコア技術の開発強化により、ニューガラス事業の多角化を目指します。山村フォトニクス株式会社においては、ガラスの加工技術を核に光学分野における当社ニューガラスカンパニーとのシナジー効果をさらに高めることで事業領域の拡大を目指し、継続した収益確保に努めます。

国際事業におきましては、経済成長著しいアジア地域の包装容器関連市場において、当社の関係会社や提携先を通じ業容の拡大を進めます。特に当社が築いてきたネットワークをさらに充実させることにより、国際展開を推進してまいります。

研究開発センターにおきましては、研究開発段階であった葉菜類等の栽培について、納品段階に移行したため、今後、本格的な事業化や新製品の開発に取り組みます。
また、継続してR&Dに注力し、次世代パッケージの開発も進め、新たな収益源となるような事業を早期に立ち上げできるように推進してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01126] S10058F0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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