有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056HW
住友大阪セメント株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下の通りである。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものである。
(1)経営成績(業績)の分析
当連結会計年度の経営成績の概況については、「1 業績等の概要の(1)業績」に記載している。
1 セメント需要、当社セメント販売数量の推移(最近5連結会計年度)
2011年3月 (第148期) | 2012年3月 (第149期) | 2013年3月 (第150期) | 2014年3月 (第151期) | 2015年3月 (第152期) | |
セメント需要 | |||||
国内需要(千トン) | 41,613 | 42,650 | 44,577 | 47,705 | 45,551 |
輸出(千トン) | 9,967 | 10,006 | 9,632 | 8,503 | 9,421 |
当社販売数量 | |||||
国内(千トン) | 8,651 | 8,746 | 9,191 | 9,502 | 9,286 |
輸出(千トン) | 1,178 | 1,136 | 1,041 | 884 | 961 |
計(千トン) | 9,830 | 9,883 | 10,232 | 10,387 | 10,248 |
2 売上高、損益の推移(最近5連結会計年度)
2011年3月 (第148期) | 2012年3月 (第149期) | 2013年3月 (第150期) | 2014年3月 (第151期) | 2015年3月 (第152期) | |
売上高(百万円) | 201,644 | 217,044 | 219,083 | 235,078 | 234,539 |
営業利益(百万円) | 6,738 | 8,136 | 13,959 | 21,504 | 22,207 |
経常利益(百万円) | 5,262 | 7,666 | 14,612 | 22,400 | 24,383 |
当期純利益(百万円) | 920 | 3,645 | 7,460 | 13,331 | 13,337 |
総資産額(百万円) | 310,746 | 309,890 | 315,734 | 325,328 | 335,981 |
売上高経常利益率(%) | 2.6 | 3.5 | 6.7 | 9.5 | 10.4 |
総資産経常利益率(%) | 1.7 | 2.5 | 4.7 | 7.0 | 7.4 |
(2)財政状態(流動性及び資本の源泉)の分析
当連結会計年度末の総資産は335,981百万円となり、前連結会計年度末に比べて10,653百万円の増加となった。流動資産は102,051百万円となり、前連結会計年度末に比べて626百万円の増加となった。固定資産は233,930百万円となり、前連結会計年度末に比べて、10,027百万円の増加となった。
流動資産増加の主な要因は、棚卸資産の増加等によるものである。固定資産増加の主な要因は、投資有価証券の増加等によるものである。
当連結会計年度末の負債の合計は160,227百万円となり、前連結会計年度末に比べて10,280百万円の減少となった。流動負債は88,654百万円となり、前連結会計年度末に比べて10,707百万円の減少となった。固定負債は71,572百万円となり、前連結会計年度末に比べて427百万円の増加となった。
流動負債減少の主な要因は、1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債の減少等によるものである。固定負債増加の主な要因は、社債の増加等によるものである。
当連結会計年度末の純資産は175,754百万円となり、前連結会計年度末に比べて20,933百万円の増加となった。主な要因は、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加等によるものである。
なお最近5連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローにより現金及び現金同等物(以下「資金」という。)を確実に獲得し、その資金を設備投資に活用した。有利子負債の残高については、2015年3月期には84,325百万円となった。
1 キャッシュ・フローの推移(最近5連結会計年度)
2011年3月 (第148期) | 2012年3月 (第149期) | 2013年3月 (第150期) | 2014年3月 (第151期) | 2015年3月 (第152期) | |
営業活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | 21,548 | 23,243 | 30,015 | 32,537 | 30,256 |
投資活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | △15,048 | △16,314 | △17,362 | △17,950 | △16,043 |
財務活動によるキャッシュ・ フロー(百万円) | △10,991 | △6,111 | △15,173 | △7,967 | △16,051 |
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) | 26,277 | 27,093 | 25,078 | 31,928 | 30,132 |
なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は、「1 業績等の概要の(2)キャッシュ・フローの状況」に記載した通りである。
2 有利子負債の推移(最近5連結会計年度)
2011年3月 (第148期) | 2012年3月 (第149期) | 2013年3月 (第150期) | 2014年3月 (第151期) | 2015年3月 (第152期) | |
有利子負債残高(百万円) | 120,576 | 116,209 | 102,810 | 98,147 | 84,325 |
純資産額(百万円) | 128,541 | 131,782 | 142,976 | 154,821 | 175,754 |
有利子負債/純資産(%) | 93.8 | 88.2 | 71.9 | 63.4 | 48.0 |
(注) 有利子負債残高は短期借入金、社債及び長期借入金の合計額である。
当社グループは、設備投資の選別及び資産の効率化推進並びに合理化等により、有利子負債の削減を進めている。今後においても、収益力の改善に努め、有利子負債の削減を継続していく方針である。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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