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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100516U

有価証券報告書抜粋 ウイン・パートナーズ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における国内経済は、消費税率引き上げに伴う需要の低迷や急激に進行した円安による物価上昇の影響等を受けながらも、企業収益が持ち直し始めるなど一部に明るい兆しが見られるようになりました。
医療業界においては、政府の「社会保障と税の一体改革」のもと2014年4月に診療報酬の改定が実施されました。今回の改定では、主要な特定保険医療材料の償還価格が引き下げられ、当社グループの主力商品であるステントやPTCAバルーンカテーテル、ペースメーカ等の販売価格も下落しました。
このような環境のなか、当社グループにおいては、取扱商品や営業エリアの拡大を図るとともに、グループ管理体制の最適化やローコストオペレーションを推進し、企業価値の最大化に取り組みました。
具体的には、低侵襲医療領域の取扱商品の拡充や、最新の医療技術に係る情報提供等のサービスを強化し、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得に努めました。2014年9月にはテスコ株式会社(宮城県仙台市)の本社兼倉庫ビルを移転増強したほか、新たに小規模拠点を開設し、マーケットシェアの拡大を図りました。販売数量の拡大により、価格下落を吸収するとともに、規模のメリットを活かしてコスト削減にも取り組みました。また、グループ内で重複する福島県の営業所を統合し、経営の合理化に努めました。
この結果、当連結会計年度の売上高は50,558,572千円(前期比1.5%増)、経常利益は2,626,281千円(同5.1%増)となりました。当期純利益は1,690,635千円(同8.1%減)となりましたが、これは、前連結会計年度に経営統合に伴う負ののれん発生益196,950千円及び段階取得に係る差益180,174千円を計上したことによるものです。

分類別の業績は以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より「その他」に分類していた商品について、商品特性等によって各分類への組み替えをしております。このため、以下の前期比較につきましては、前年同期実績値を変更後の分類に組み替えて行っております。

・虚血性心疾患関連
薬剤溶出型ステント(DES)やPTCAバルーンカテーテル等の拡販に注力するとともに、一部のPTCAバルーンカテーテルの一括買取により利益率の改善を図りました。償還価格改定に伴い販売単価は下落したものの、新規顧客及び既存顧客への集患提案等により販売数量が伸長したことから、虚血性心疾患関連の売上高は21,067,336千円(前期比1.2%増)となりました。

・心臓律動管理関連
成長分野と位置付け、人員の増強を図り営業活動を強化しました。特に頻脈性不整脈に対する治療法の一つであるアブレーション治療の啓蒙活動等により販売数量が伸長しました。また、新規顧客の獲得が順調に進んだこと等から心臓律動管理関連の売上高は10,055,446千円(前期比16.8%増)となりました。

・心臓血管外科関連
心臓律動管理関連とともに成長分野と位置付け、人員を投入し、新規顧客の獲得と既存顧客への販売数量の拡大を図りました。経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)やステントグラフト内挿術の普及が進み、関連商品の販売数量が大きく伸長しました。この結果、心臓血管外科関連の売上高は6,707,178千円(前期比1.6%増)となりました。

・末梢血管疾患関連及び脳外科関連
経皮的シャント拡張術の症例数が増加したこと等により販売数量が伸長しました。この結果、末梢血管疾患関連及び脳外科関連の売上高は4,246,898千円(前期比1.6%増)となりました。

・大型医療機器関連
医療施設の新築・増改築の情報を早期に収集し、地域の市場分析を行い、受入患者数の増加に寄与し得る設備投資の提案を行いました。しかしながら、前年同期に消費税率引き上げに伴う駆け込み需要があったこと等から、大型医療機器関連の売上高は4,009,080千円(前期比33.9%減)となりました。

・その他
循環器領域以外の診療科に対する営業活動を強化し、顧客医療機関における当社グループの取扱商品の拡充を図りました。この結果、糖尿病関連商品であるインスリンポンプのレンタルが普及したほか、消化器系の商品の販売も増加し、その他の売上高は4,472,631千円(前期比26.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1,325,647千円減少し、7,238,177千円となりました。主な要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産が985,146千円増加したことや、法人税等を953,718千円支払ったこと等から312,450千円の支出(前期は2,892,735千円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得により507,291千円の支出があったこと等から553,862千円の支出(前期は854,568千円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期の配当金を支払ったことにより459,335千円の支出(前期は355,690千円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27210] S100516U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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