有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004U92
ニッコー株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度の研究開発活動は、顧客満足の追求を第一に、情報化社会の進展をはじめとした市場のニーズへの速やかな対応と、環境保護に配慮した製品づくりのため、積極的に研究開発に取り組みました。
なお、研究開発費については各事業間に関連した研究が多く、特定事業への区分を行っていませんが、総額は52百万円です。当連結会計年度における各事業別の研究開発活動は次のとおりです。
(1) 住設環境機器事業
水処理分野においては、コストダウンを意識した新たな家庭用小型浄化槽の開発に着手しました。現行機種の構造の見直しを行い、部品点数削減、組み立て工数削減を意識した設計構想をまとめました。この構想を基に、第91期(2016年度3月期)より本格的に排水試験を開始し、商品化に向けた取り組みを進めます。
また、従来機種に比べコストダウンを意識した35~50人槽規模の浄化槽開発に着手しました。第91期下期の上市に向けて準備を進めています。
多機能建材『ムッシュ®』については、第89期(2014年3月期)に引き続き市場開拓に向け営業活動中です。建材以外の分野に向けて、更に性能を向上させ、低コスト化を実現した『ジョッシュ®』を開発し、販売を開始しました。
(2) 陶磁器事業
ブランド力向上に向け、品位向上のための材料やプロセス技術の見直しを継続中です。
ボーンチャイナについては、強度と耐熱衝撃性に優れた商品の可能性を見出しました。第91期は更なる改良を進め、最終的には強化磁器並みの強度を有する商品への革新を行います。また、新たな価値提案に向け、新規材料の基礎研究に着手しました。
絵付け加飾技法において、新たな技術を用いた陶磁器への加飾技術の開発を行いました。第91期は、この技術を利用した商品開発を進めます。
(3) 機能性セラミック商品事業
プリンター用途向けトナー定着ヒーター基板として、従来のアルミナ基板の耐熱衝撃性をより向上させた『エフセラワン®』を上市し、国内大手メーカー向けに本格的な量産納入を開始しました。更なる特性向上と拡販を目指し、新規材料や周辺プロセス技術の開発を開始しています。
パワーデバイス用途に利用される高強度絶縁基板『アルザ®』の材料系の改良に着手、車載関連の新規商品として2017年の市場参入を狙います。
LED照明用途のセラミック基板『リフレール®』は、国内大手メーカーをターゲットに、数年前より材料とプロセスの両面から開発を進めてきました。当連結会計年度に業界トップとなる98%の反射率特性を有する製品の開発に成功し、次期モデルの上市に向けた信頼性評価と量産体制の準備に入りつつあります。
ナノレベルの精密な位置精度制御が可能な超音波モータ『ビブレックス®』は、モータ微小駆動の制御回路基板を新たに設計開発し、商品の機能、特性向上を達成しました。この独自技術を特許出願するとともに、新たに車載関連の市場参入に向けて商品化を加速します。その一方、薄くて多層構造が特徴の『セラウェーブ®』はセラミックスピーカーへの応用が期待されています。海外のお客さまと試作を重ね、来年の商品リリースに向けて準備を進めています。
なお、研究開発費については各事業間に関連した研究が多く、特定事業への区分を行っていませんが、総額は52百万円です。当連結会計年度における各事業別の研究開発活動は次のとおりです。
(1) 住設環境機器事業
水処理分野においては、コストダウンを意識した新たな家庭用小型浄化槽の開発に着手しました。現行機種の構造の見直しを行い、部品点数削減、組み立て工数削減を意識した設計構想をまとめました。この構想を基に、第91期(2016年度3月期)より本格的に排水試験を開始し、商品化に向けた取り組みを進めます。
また、従来機種に比べコストダウンを意識した35~50人槽規模の浄化槽開発に着手しました。第91期下期の上市に向けて準備を進めています。
多機能建材『ムッシュ®』については、第89期(2014年3月期)に引き続き市場開拓に向け営業活動中です。建材以外の分野に向けて、更に性能を向上させ、低コスト化を実現した『ジョッシュ®』を開発し、販売を開始しました。
(2) 陶磁器事業
ブランド力向上に向け、品位向上のための材料やプロセス技術の見直しを継続中です。
ボーンチャイナについては、強度と耐熱衝撃性に優れた商品の可能性を見出しました。第91期は更なる改良を進め、最終的には強化磁器並みの強度を有する商品への革新を行います。また、新たな価値提案に向け、新規材料の基礎研究に着手しました。
絵付け加飾技法において、新たな技術を用いた陶磁器への加飾技術の開発を行いました。第91期は、この技術を利用した商品開発を進めます。
(3) 機能性セラミック商品事業
プリンター用途向けトナー定着ヒーター基板として、従来のアルミナ基板の耐熱衝撃性をより向上させた『エフセラワン®』を上市し、国内大手メーカー向けに本格的な量産納入を開始しました。更なる特性向上と拡販を目指し、新規材料や周辺プロセス技術の開発を開始しています。
パワーデバイス用途に利用される高強度絶縁基板『アルザ®』の材料系の改良に着手、車載関連の新規商品として2017年の市場参入を狙います。
LED照明用途のセラミック基板『リフレール®』は、国内大手メーカーをターゲットに、数年前より材料とプロセスの両面から開発を進めてきました。当連結会計年度に業界トップとなる98%の反射率特性を有する製品の開発に成功し、次期モデルの上市に向けた信頼性評価と量産体制の準備に入りつつあります。
ナノレベルの精密な位置精度制御が可能な超音波モータ『ビブレックス®』は、モータ微小駆動の制御回路基板を新たに設計開発し、商品の機能、特性向上を達成しました。この独自技術を特許出願するとともに、新たに車載関連の市場参入に向けて商品化を加速します。その一方、薄くて多層構造が特徴の『セラウェーブ®』はセラミックスピーカーへの応用が期待されています。海外のお客さまと試作を重ね、来年の商品リリースに向けて準備を進めています。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01135] S1004U92)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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