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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZI0

有価証券報告書抜粋 ICDAホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。

(2)財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末より11億48百万円増加し、152億63百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加1億42百万円、有形固定資産の増加11億49百万円等によるものであります。その主な要因は、自動車販売関連事業において、新店舗及びリニューアルにより、建物及び構築物が1億96百万円増加し、亀山の新店舗用地の取得及び自動車リサイクル事業の事業用地取得により土地が9億3百万円増加いたしました。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末より、8億63百万円増加し112億13百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加7億50百万円と、長期借入金の増加1億31百万円等によるものであります。その主な要因は、自動車販売関連事業における有形固定資産の取得、自動車リサイクル事業における事業用用地の取得等により借入金が増加したものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より、2億85百万円増加し、40億50百万円となりました。これは主に、当期純利益の計上2億88百万円による利益剰余金の増加、配当金の支払1億4百万円による利益剰余金の減少、少数株主持分の増加88百万円等によるものであります。


(3)経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は245億22百万円(前年同期比8.4%減)となりました。当社グループの報告セグメントごとの内訳は、自動車販売関連事業が前連結会計年度に比べ23億12百万円減少し、238億50百万円(前年同期比8.8%減)、自動車リサイクル事業が前連結会計年度に比べ53百万円増加し、6億71百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
自動車販売関連事業では、ホンダの新型車発売がグレイスの他3車種ありましたが、いずれも発売時期の遅れがあり、輸入車においてはモデルチェンジ等も少ない状況でありました。また、消費税増税後の需要反動減が予想される状況ではありましたが、ホンダカーズ三重北四日市松本店及びPOINT⑤四日市松本店、アウディ三重四日市のリニューアル等の設備投資をいたしましたが、消費税増税後の需要反動減の影響が大きく新車販売台数は前年同期比13.5%減の5,640台となりました。中古車販売は前年同期比7.5%減の9,422台となり、いずれも前年を下回ることとなりました。
自動車リサイクル事業では、三菱マテリアル株式会社との業務提携によるレアアース磁石の回収事業が本格稼働をいたしました。さらに、リユースパーツの国内販売が堅調に伸びましたが、鉄の資源相場は下落傾向となり資源売上の一部は減少いたしました。また、主要仕入先の下取車及び買取中古車が減少したことで使用済自動車の入庫が減少した事により、使用済自動車の入庫台数は、前年同期比8.1%減の7,078台となりましたが、在庫調整により生産台数(再資源処理化)は前年同期比1.3%増の7,600台となりました。
この結果、当社グループ全体の売上高は減少することとなりました。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は5億66百万円(前年同期比46.4%減)となりました。当社グループの報告セグメントごとの内訳は、自動車販売関連事業が前連結会計年度に比べ4億91百万円減少し、7億18百万円(前年同期比40.6%減)、自動車リサイクル事業が前連結会計年度に比べ8百万円減少し、1億4百万円(前年同期比7.6%減)となりました(営業利益との差額は連結上の調整額)。
自動車販売関連事業では、新車販売及び中古車販売の落ち込みがあり、さらに中古車販売においてはオークション市場の価格低迷により収益が悪化いたしました。販売費一般管理費は人件費及び広告宣伝費の減少し、設備投資により減価償却は増加いたしました。この結果、営業利益は減少いたしました。
自動車リサイクル事業では、使用済自動車の入庫不足を補うため、オークション市場から仕入をいたしました。これにより売上原価及び販売費一般管理費が増加いたしました。さらに、レアアース回収事業による機械設備の減価償却や、事業用地取得に伴う租税公課等が増加したことで、営業利益は減少いたしました。
この結果、当社グループ全体では、営業利益は減少することとなりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は5億35百万円(前年同期比46.3%減)となりました。これは主に、営業利益が減少したことによるものであります。
(当期純利益)
税金等調整前当期純利益は5億40百万円(前年同期比43.3%減)となり、法人税等(法人税等調整額を含む)は2億35百万円となりました。その結果、当連結会計年度における当期純利益は2億88百万円(前年同期比48.1%減)となりました。
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(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。


(5)経営者の問題意識と今後の方針について
自動車販売市場を取り巻く環境としては、消費嗜好や、生活スタイル等の変化より、「自動車離れ」が進んでおり、自動車販売市場が縮小している状況下ではありますが、当社グループのお客様との良好な関係を継続することにより、安定的な経営ができると考えております。当社グループといたしましては、今まで以上にお客様の「生涯カーライフパートナー」として、良質で安全な商品やサービスを提供するとともに、新規出店の拡大に取り組んでまいります。
当社グループは、社是に「我々は、すべての商品に愛情と情熱を持ち、つねに初心を忘れず、真心を持ってお客様に接しご満足していただくことを誇りとする。」を掲げ、お客様、取引先、株主、社員の全てに喜んでもらえる企業となることを目指しております。この実現のためには、お客様に支持していただくとともに利益を安定的に確保できる企業体質が必要であると考えております。お客様のニーズにあった商品の提供、お客様サービスの徹底を推し進め、当社グループのお客様数を増加させることに努めてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27572] S1004ZI0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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