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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004RPG

有価証券報告書抜粋 株式会社トーヨーアサノ 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、経済・金融政策の効果による企業収益の回復が設備投資の増加と所得・雇用環境の改善に寄与したものの、2014年4月の消費税増税以降、冷え込んだ個人消費の回復までには至っておらず、景気の足踏み状態が続いております。
当社グループの事業分野であります建設業界におきましては、消費税増税の駆け込み需要の反動減が住宅投資に見られたものの、震災復興関連を中心とした公共事業が下支えとなり、概ね堅調に推移いたしました。
一方、景気回復に伴う人手不足と人件費の高騰、急激な円安の影響を受けた原材料費の高騰など、需要回復の足かせとなり得る下振れリスクも顕在化しております。
当社グループの主力製品でありますコンクリートパイル市場におきましては、官需がある程度下支えしたものの、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減から民需が回復しておらず、全般的には厳しい事業環境で推移いたしました。
また、第2の柱でありますコンクリートセグメント市場におきましては、需要の大半を占める公共事業、特に大型プロジェクトが一巡したことから、長期に渡り需要が低迷し、非常に厳しい事業環境が続いております。
このような経営環境下で当社グループは、「社会資本の整備・充実に参画、貢献できる企業」「安心・確実な品質で選ばれる企業」の経営理念の下、2013年度からスタートした「第4次中期3ヵ年経営計画」に則し、高度化するお客様ニーズを正確に捉え、高品質の製品・サービスを競争力のあるコストで提供してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は13,916百万円(前連結会計年度比5.2%増)、営業利益は662百万円(前連結会計年度比21.9%増)、経常利益は586百万円(前連結会計年度比30.7%増)、当期純利益は247百万円(前連結会計年度比22.0%増)となりました。

当連結会計年度におけるセグメント毎の業績は、次のとおりであります。
①コンクリート二次製品事業
コンクリート二次製品事業の主力事業でありますコンクリートパイル部門につきましては、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減で厳しい受注環境となりましたが、当社の主力工法となったHyperストレート工法が市場の評価を得て、受注が順調に推移しました結果、当連結会計年度の売上高は7,713百万円(前連結会計年度比5.9%増)、営業利益は840百万円(前連結会計年度比20.9%増)となりました。

②コンクリートセグメント事業
かつてないほどの厳しい事業環境下にありましたが、当社グループは競争力強化のため、更なる製造原価低減に努めました結果、当連結会計年度の売上高は1,004百万円(前連結会計年度比23.3%減)、営業利益は1百万円(前連結会計年度比89.2%減)となりました。

③工事事業
一部の工事において追加コストの発生を余儀なくされましたが、全般的には施工が順調に推移しました結果、当連結会計年度の売上高は5,010百万円(前連結会計年度比12.6%増)、営業利益は315百万円(前連結会計年度比11.2%増)となりました。

④不動産賃貸事業
当連結会計年度の売上高は189百万円(前連結会計年度比0.3%減)、営業利益は137百万円(前連結会計年度比3.0%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、1,885百万円(前連結会計年度比353百万円の増加)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,148百万円の増加(前連結会計年度比696百万円の増加)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益459百万円、減価償却費402百万円、仕入債務の増加額813百万円であり、支出の主な内訳は売上債権の増加額212百万円、たな卸資産の増加額262百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、389百万円の減少(前連結会計年度比152百万円の減少)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出276百万円、営業権の取得による支出44百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、405百万円の減少(前連結会計年度比313百万円の減少)となりました。
これは、長期借入れによる収入1,924百万円、長期借入金の返済による支出2,087百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01165] S1004RPG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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