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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005643

有価証券報告書抜粋 株式会社ノザワ 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、不燃建材メーカーとして、人々の生活と安全を守り、快適な住環境を創り出す資材・システムを提供し、社会貢献することを理念としております。当社技術力を背景とした新素材研究を基に、新材料・新工法の開発、マーケティングによる新分野・用途開拓商品の開発、工場の生産性向上から建設現場の施工合理化に至る総合技術開発まで、積極的な研究開発・生産技術開発を推進しております。研究開発活動の中心となる研究開発部門は、技術本部の下、中長期的視野にたった研究開発活動を展開しております。また、環境問題や資源循環型社会に適合した技術構築に注力し、同技術本部内マインケミカル事業部と連携し、原料素材のリサイクル開発、環境共生商品開発などに積極的に取り組んでいます。なお、新商品開発・新技術開発にあたっては、自社開発の他、産・学・官との連携により、社会の変化に適応したスピードある研究開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用は2億38百万円であります。
当連結会計年度における主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、研究開発活動はセグメント別に見ると、建築材料関連事業のみであり、その他の事業の実績はありません。

建築材料関連事業
(1) 押出成形セメント製品
・一般建築関連建材
環境対策機能を持つ押出成形セメント板「レフスカイ」のバリエーションとして、「レフスカイミニ」を開発、2014年5月より発売を開始しました。「レフスカイミニ」は、「レフスカイ」の持つリブの角度による「日射反射機能」を備えながら、細やかで柔らかなリブとしたデザインパネルです。さらに、屋上目隠し壁等の過酷な環境条件にも適応できる「アスロックタフ」を開発、2014年10月より発売を開始しました。「アスロックタフ」は、留め付け強度を向上させるとともに、飛来物等の衝突などにより万が一パネルが破損した場合でも、パネルの落下を防止するための落下防止ワイヤーを内蔵することで安全性を確保しています。
工法面では、押出成形セメント板「アスロック」の2次防水工法である「ニューセフティ縦張り工法」の「ノンスリットタイプ」を開発、2014年6月より発売を開始しました。「ニューセフティ縦張り工法 ノンスリットタイプ」は、従来の2次防水工法の性能を維持しながら、パネル端部の内水切り挿入部の溝加工を不要としたことで、現場作業の省力化や、加工に伴う粉塵の発生を抑制することが可能となりました。さらに、石材などの仕上げ材取り付けの専用工法である「アスロックレールファスナー工法」の「ルーバー仕様」を開発、2014年12月より発売を開始しました。「アスロックレールファスナー工法 ルーバー仕様」は、仕上げ材のルーバーと、ルーバーの間から見えるアスロックとのコラボレーションを意匠的にお愉しみ頂くことができる工法です。
一般建築向け建材では、市場のニーズに合わせた建物デザイン、工法省力化、環境対策などに適合した商品開発を実施しております。
・住宅向け建材
共同住宅向けに仕様化している床材について、更なる高性能化とローコスト化を目指した開発を引き続き実施しております。
・土木関連建材
既存商品の耐久性・施工性の向上、並びに各種インフラ整備に対応できる土木建材の開発を実施しております。
(2) その他製品及び研究
・スレートボード
特殊用途の機能性ボード、不燃性を向上させたボード、施工性と取扱性を向上させたボードなど、各種ユーザーの要望に合わせて機能を特化したボードの開発を行っております。また、既存商品の用途開拓・工法開発も合わせて進めております。
・肥料
米・麦向けに施用実績が多い「マインマグC」に、太陽熱の吸収効率が高いカーボンブラックを配合した商品「マインマグCb」を開発、2014年7月に発売しました。「マインマグCb」は、「マインマグC」とカーボンブラックを粒状に加工することで、ミネラル肥料としての性能に融雪機能を付加するとともに散布時の粉じんの飛散も防止しました。
マインマグシリーズでは、顧客ニーズに合わせた施用省力化や機能性を付加した資材開発を進めております。

・基礎研究・応用研究
次世代の基幹商品を生み出すための素材研究・製造技術開発、新規機能特化型商品開発、工法技術開発及び、既存商品の品質・性能向上を目指した研究開発を技術研究所・開発部を中心として進めております。

当社は今後も、市場ニーズを的確に捉えた研究開発を進めてまいります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01166] S1005643)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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