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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100550I

有価証券報告書抜粋 株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との対比の記載はしておりません。

(1)業績

当連結会計年度における我が国経済は、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動長期化の懸念や個人消費の弱さがみられたものの、原油価格の下落や政府の経済対策、日本銀行の金融施策等を背景に円安や株高が進行し、所得や雇用環境の改善などが進み、景気は緩やかな回復がみられました。
当社グループの属する宅配食市場におきましても、高齢化社会の進展、女性の社会進出、小規模世帯の増加、インターネットの普及等により、今後も堅調に推移すると考えられます。
このような状況の下、当社グループは「ご家庭での生活を『もっと美味しく、もっと便利に』」をテーマに、調理済食材を中心とした宅配事業の展開において、1つの拠点に複数のブランドを出店する「複合化戦略」を促進するとともに、お客様に支持される価値ある商品づくりに取組み、顧客の獲得、収益構造の強化を図ってまいりました。
その結果、当連結会計年度における売上高は 17,246百万円、営業利益は 1,071百万円、経常利益は 1,050百万円、当期純利益は 558百万円となりました。

事業ごとの業績は以下のとおりです。
① 宅配事業
FCを含むチェーン全体の店舗数においては、宅配寿司「銀のさら」を5店舗(FC店)、宅配御膳「釜寅」を5店舗(FC店)、宅配寿司「ろくめいかん」を15店舗(直営店8店舗、FC店7店舗)、提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」を3店舗(直営店)出店いたしました。また、直営とFCの区分が変更されたことにより、直営店は「銀のさら」6店舗、「釜寅」1店舗の純増となっております。
これにより当連結会計年度末における店舗数は589店舗(直営店172店舗、FC店417店舗)、拠点数は373拠点(直営店90拠点、FC店283拠点)となりました。

店舗数・拠点数の推移は、以下のとおりであります。
[店舗数の推移]
区分ブランド前連結
会計
年度末
新規
出店
閉店統合
(注)
区分変更(注)当連結
会計
年度末
増加減少
直営銀のさら79-△2-14△883
釜寅58-△1-7△658
銀のお弁当9--△2--7
ろくめいかん-8----8
ファインダイン113----14
その他2-----2
直営合計 店舗数15911△3△221△14172
FC銀のさら2865△3-8△14282
釜寅1285△4-6△7128
ろくめいかん-7----7
FC合計 店舗数41417△7-14△21417
チェーン合計 店舗数57328△10△235△35589


(注)区分変更における「銀のさら」「釜寅」の直営店舗の増加は、主にFC店舗が閉店したエリアに直営店舗が出店したことによるものであり、FC店舗の増加とは、直営店舗の加盟店への売却によるものです。なお、統合における増減は、「銀のお弁当」の2店舗を別拠点で統合したことによるものです。


[拠点数の推移]
拠点前連結
会計
年度末
拠点
開設
拠点
閉鎖
区分変更当連結
会計
年度末
増加減少
直営 拠点数842△214△890
FC 拠点数2875△38△14283
チェーン合計 拠点数3717△522△22373


宅配寿司「銀のさら」の商品戦略としましては、人気の高い「大トロ」「天然生エビ」「特上特大あなご」といった期間限定商品を、宅配御膳「釜寅」では、「焼きさば」「松茸」「鰹」といった期間限定商品や、「うに」「カキ」といった、高級食材を使用した新メニューを展開いたしました。また、「銀のさら」においては、年末年始を含む12月、1月が、年間において一番お客様のご利用数が多く、収益を獲得できる時期であるため、高級食材を使用した期間限定桶の提供、早期のWEB予約受付に加え、年末年始のメニュー内容を変更することによるオペレーションの効率化により、お客様の満足度及び収益性の向上に努めてまいりました。
販売戦略としましては、「お誕生日は、お寿司でお祝い」をコンセプトとした、認知度向上施策を実施しております。「銀のさら」の繁忙期であるお盆・年末年始・3月には、お誕生日を笑顔でお祝いするテレビCM「顔」編を放映、また「銀のさら」公式ホームページにおいて、お祝いしたい方にプレゼントすることができる「ハッピーバースシー」ミュージックビデオ作成サービスを提供しております。さらに、記念日にもお寿司でお祝いしていただこうというコンセプトの下、1月より記念日にお寿司を食べている写真を投稿できるコンテンツ「ハッピーアニバースシー」を公式ホームページ上に設置いたしました。「ハッピーバースシー」「ハッピーアニバースシー」のサービス利用促進のために、「銀のさら」の販促物にサービス内容の記載を行い、また、WEB会員の誕生日に「ハッピーバースシー」動画をメール配信するなど、認知度の向上を目指しております。
また、タイアップキャンペーンとして、6月から12月には、「銀のさら」「釜寅」において、お子様に人気のあるアニメキャラクター「ポケットモンスター」とのキャンペーンを実施、2月からは、「釜寅」において、ゲームソフト「龍が如く0 誓いの場所」とのキャンペーンを実施しております。既存顧客に向けては、顧客属性にあわせた計画的なDMの実施、メールマガジンの配信等、CRM(※)の確立に向けた活動を行ってまいりました。

※Customer Relationship Managementの略。顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図るマーケティング手法。

また、4月に新ブランドとしてスタートいたしました宅配寿司「ろくめいかん」においては、9月よりFC出店を開始いたしました。現在15店舗(直営店8店舗、FC店7店舗)を展開しております。「ろくめいかん」は、宅配寿司「銀のさら」よりも低価格で、日常的なご利用をさらに促進することを目的とした、宅配寿司の第2ブランドとなります。「銀のさら」の同一拠点内に複合化して出店することで、店舗設備・物流インフラ・食材・人財(※)・顧客データ等を共有して生産性を高めつつ、売上を拡大することで、更なる収益化を目指してまいります。

※当社グループでは、従業員は当社グループの運営を担う上で重要な存在であると考え、「材」ではなく「財」の字を用いて「人財」と表記しております。

宅配弁当「銀のお弁当」においては、2014年2月より開始した株式会社シルバーライフとの業務提携により、提供商品、営業体制の見直し等を行いました。販売促進においては、一般シニア層に向けた販売促進に加え、ケアマネージャーやデイサービスなどの介護施設への販売促進活動を行い、新規顧客獲得・リピート促進に努めてまいりました。商品戦略においては、トライアル店舗にて、宅配代行サービス「ファインダイン」の提携レストランのお弁当をお届けするなど、お客様の満足度を高める施策を実施しております。

提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」においては、8月にWEBサイト及び受注システムを一新いたしました。注文いただいた提携レストランの場所とお届け先の住所を基に配達時間の予測を算出し、お客様ごとに配達までの時間の告知を行うなど、注文におけるお客様の利便性の向上、また、システムの連携による手作業の削減等、ファインダイン店舗内におけるオペレーションの改善を実現しております。
また、レストランとのデリバリー連携における情報伝達をオンラインで行える機能を追加し、2月より運用を開始いたしました。
販売戦略においては、既存の配布メニューの形態を変更することで、費用対効果の高い販売促進に取り組んでおります。また、既存顧客に向けては、定期的なメールマガジン・クーポンの配信等を行い、顧客の注文頻度向上に向けた活動を行ってまいりました。

また、2月には、投資事業有限責任組合である「次世代ホームネットファンド」を設立いたしました。「次世代ホームネットファンド」とは、自宅にいながらにして、「受けられるサービス・楽しめるコンテンツ・届けられる商品」などに係る、商品や技術などを持つベンチャー企業に対して投資を行うファンドとなります。当社グループが持つ顧客のビッグデータやラストワンマイルの宅配物流ネットワーク等とのシナジー効果を上げながら、より便利で快適な新しいライフスタイルの創出に貢献していきたいと考えております。

これらの施策の結果、宅配事業における当連結会計年度の売上高は17,224百万円となりました。

② その他事業
その他事業として主に展開しております「リトルアーティスト」においては、住宅メーカー等に向けての営業活動を積極的に行い、ブランドの認知・注文数向上に向けて活動してまいりました。
これらの施策の結果、その他事業における当連結会計年度の売上高は21百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は3,037百万円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、858百万円の収入となりました。
主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,026百万円、非資金項目である減価償却費205百万円を計上した一方で、法人税等の支払額493百万円が生じたことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、234百万円の支出となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出114百万円、投資有価証券の取得による支出100百万円が生じたことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4百万円の収入となりました。
主な内訳は、株式の発行による収入177百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出174百万円が生じたことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30065] S100550I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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