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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055V7

有価証券報告書抜粋 CYBERDYNE株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)
当社グループは研究開発型のテクノロジー企業として、設立以来、サイバニクス技術を用いて人や社会の役に立つ製品・サービスを研究・開発しており、当連結会計年度の研究開発費の総額は983,278千円と、販売費及び一般管理費全体の48.3%であり大きな割合を占めています。当社グループの製品やサービスの研究開発については、共同研究先の国立大学法人筑波大学の研究成果を活用することで、HAL®福祉用はパーソナルケアロボットの国際安全規格(ISO/DIS13482)の認証を世界で初めて取得し、HAL®医療用はロボット治療機器として 世界で初めてEUにおける医療機器の認証(CEマーキング)を取得し、さらにHAL®作業支援用(腰タイプ)とHAL®介護支援用(腰タイプ)は作業支援用装着型ロボットとして世界で初めてパーソナルロボットの国際安全規格(ISO13482)を取得しております。今後とも受託研究や補助金等の公的資金を有効活用することで、研究開発活動を加速しております。当事業年度末の研究開発従事人員数は30名です。

人支援技術の研究開発
研究開発に関しては、社会が直面する高齢化社会に伴う様々な課題に対処できる技術開発として、サイバニクス技術を駆使して、(1)次世代サイバニクス技術、(2)ロボット医療技術、(3)生活支援ロボット技術までを広く包括できる人支援技術を研究開発しております。基礎研究レベルから社会実装に至るまでの人と機械と情報系が混在したトータルシステムの研究開発に注力しております。
(1) 主な次世代サイバニクス技術
・両脚/単脚型、単関節用、腰用、ハンド用、全身型向けのモジュール構造による分散処理型のロボット(※1)開発技術
・複数台のロボットスーツHAL®をインタラクティブなマスタスレーブ方式(※2)で活用できるネットワーク対応インタラクティブ技術
・マスタ型ロボットスーツHAL®(マスタ)によって通常ロボット(スレーブ)を遠隔操作するマスタスレーブ制御技術
・当社製品からの情報をITデータとしてクラウド化し統合管理する情報管理技術
・小型軽量のモーションキャプチャ技術・解析技術
・災害対応用HAL®の開発技術
・その他のサイバニクスに関する様々な要素技術
(2) 主なロボット医療技術
・HAL®などサイバニクス技術を活用したロボット医療機器(メディカルロボット)の研究開発技術
・HAL®やバイタルモニターなどの高度医療機器を製造・管理する技術
・医療サービス産業として展開するためのHAL®を用いた治療手法の開発技術
・生体生理データのデータベース化技術・解析技術
・医薬品・医療機器複合療法技術
・細胞成長技術など再生医療による再生医療・医療機器複合技術
(3) 主な生活支援ロボット技術
・HAL®などサイバニクス技術を活用した介護福祉・生活支援ロボット(パーソナルケアロボット)の研究開発技術
・HAL®に用いられているサイバニクス技術を活用したバイタルモニター技術
・在宅遠隔医療を実施するためのネットワーク医療技術
・寝たきり患者や高齢者のバイタルモニター技術と管理技術
・腰補助用HAL®の研究開発技術と介護支援・重作業支援分野での活用手法開発技術
・サイバニクス技術を駆使したサイバニック義足の開発技術

用語解説
※1 分散処理型ロボット
複数のロボットがそれぞれ自律的に制御処理して行動して全体を構成するロボット
※2 マスタースレーブ方式
一つのロボットが他の一つまたは複数のロボットを一方的に制御すること

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30118] S10055V7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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