株式会社高見澤 研究開発活動 (2015年6月期)

当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は55百万円であります。
セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(建設関連事業)
(1)ボックスカルバートの日本下水道協会製造工場認定の取得
下水道協会では、①下水道用資器材の指定・登録、②製造工場の認定、③工場調査の実施からなる「認定工場制度」により製品の信頼性を確保しています。
当社としても、ボックスカルバートの、より品質の向上をめざし認定をを取得いたしました。今後も下水道工事において、安定した品質の製品を心がけ信頼して使用いただけるように努力致します。
(2)FAボックス(大型分割式ボックスカルバート)の導入
製品の特長としましては、3分割されたプレキャスト部材と現場打ちコンクリートを併用した大断面ボックスを構築する工法です。頂版、側壁を分離構造(セグメント化)することで、斜角を有する現場への標準対応も可能となります。
当社の今後の営業展開として幅5mを超える、または斜角の現場での自社製造販売を目指します。主な用途としましては、中小河川の橋梁(補修・修繕含む)・雨水排水路・雨水貯留槽・アンダーパスが見込まれます。
当セグメントに係る研究開発費は55百万円であります。