有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005357
株式会社ヤマックス 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発活動は、当社技術本部が主体となり新製品及び新技術の開発並びに様々な技術支援活動を行っており、グループ全体の技術的な信用や収益に直接貢献し得るよう努めております。当該部署は、材料、製品、工法、品質及び調査診断に至るまで、先端的で幅広い研究開発活動を行うとともに、大学・企業の研究機関との共同研究により技術力の向上に努めながら、新入社員、営業及び若手社員に対し技術指導を通じ、人材育成にも助力しております。また、当該部署は、当社グループにおける品質基準の監視的役割を担っており、製造設備・手順から原材料に至るまで注視し、品質の安定並びに効率性を含めたコスト管理を図り、時代の高度かつ多様なニーズに応えられる企業を目指しております。
また、当社グループは、今後における環境共生型企業を見据え、全工場においてゼロ・エミッション工場を目標に製品製造段階で発生する廃棄物を有効活用する技術の開発も進めております。さらに、NPO法人九州コンクリート製品協会の技術委員として参画し、コンクリート二次製品の技術者の資質向上を通じた更なる品質の向上を図るため、九州地区の製品協会の技術者を対象とした講習会の開催及びプレコン管理士制度の構築など、プレキャスト製品の信頼性や普及率の向上に向けて活動しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は4千3百万円であり、各セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1)土木用セメント製品事業
当連結会計年度におきましては、プレキャストコンクリート部材の接合方法として耐震性に有効なプレキャストPC圧着工法を用いたカルバート構造物の設計手法について実験的研究を行いました。
このPC圧着工法は、プレキャストコンクリート部材を用いてコンクリート構造物を構築する際に従来から使用されている接合技術ではありますが、耐震性能に貢献する非弾性的な変形挙動を構造解析モデルに取り入れる設計手法が確立されておらず、これらの方法論の構築に向けて九州大学との共同研究を鋭意進めております。
土木用セメント製品事業に係る研究開発費は2千7百万円であります。
(2)建築用セメント製品事業
当連結会計年度におきましては、前期に引き続き建築用プレキャスト部材の調合設計に注力するとともに、新たな製造技術の開発に注力しました。
建築用プレキャスト部材の調合設計に関しては、熊本高等専門学校と共同で継続的に取り組んでいるフライアッシュの有効利用に関する研究において、設計基準強度80N/mm2級の高強度コンクリートの実用化に向け、日本建築学会に準じた調合設計に関する実験を完了し、その研究成果を日本建築学会で研究発表しております。また、新たな製造技術の開発に関しては、早期脱型による生産効率の向上から製造経費の縮減に期待できる超速硬コンクリートを用いたプレキャストコンクリート部材について、大手ゼネコンの協力のもと開発に着手しました。
建築用セメント製品事業に係る研究開発費は1千6百万円であります。
また、当社グループは、今後における環境共生型企業を見据え、全工場においてゼロ・エミッション工場を目標に製品製造段階で発生する廃棄物を有効活用する技術の開発も進めております。さらに、NPO法人九州コンクリート製品協会の技術委員として参画し、コンクリート二次製品の技術者の資質向上を通じた更なる品質の向上を図るため、九州地区の製品協会の技術者を対象とした講習会の開催及びプレコン管理士制度の構築など、プレキャスト製品の信頼性や普及率の向上に向けて活動しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は4千3百万円であり、各セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1)土木用セメント製品事業
当連結会計年度におきましては、プレキャストコンクリート部材の接合方法として耐震性に有効なプレキャストPC圧着工法を用いたカルバート構造物の設計手法について実験的研究を行いました。
このPC圧着工法は、プレキャストコンクリート部材を用いてコンクリート構造物を構築する際に従来から使用されている接合技術ではありますが、耐震性能に貢献する非弾性的な変形挙動を構造解析モデルに取り入れる設計手法が確立されておらず、これらの方法論の構築に向けて九州大学との共同研究を鋭意進めております。
土木用セメント製品事業に係る研究開発費は2千7百万円であります。
(2)建築用セメント製品事業
当連結会計年度におきましては、前期に引き続き建築用プレキャスト部材の調合設計に注力するとともに、新たな製造技術の開発に注力しました。
建築用プレキャスト部材の調合設計に関しては、熊本高等専門学校と共同で継続的に取り組んでいるフライアッシュの有効利用に関する研究において、設計基準強度80N/mm2級の高強度コンクリートの実用化に向け、日本建築学会に準じた調合設計に関する実験を完了し、その研究成果を日本建築学会で研究発表しております。また、新たな製造技術の開発に関しては、早期脱型による生産効率の向上から製造経費の縮減に期待できる超速硬コンクリートを用いたプレキャストコンクリート部材について、大手ゼネコンの協力のもと開発に着手しました。
建築用セメント製品事業に係る研究開発費は1千6百万円であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01212] S1005357)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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