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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053G6

有価証券報告書抜粋 株式会社 神戸製鋼所 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1) 経営成績についての分析
当連結会計年度の経営成績につきましては「第2 事業の状況 1.業績等の概要」に記載しましたとおり、自動車向けの鋼材需要が、国内では消費増税に伴う駆け込み需要の反動により減少し、海外では新興国において低迷したことなどから、鋼材の販売数量は、前連結会計年度を下回りました。アルミ圧延品の販売数量は、飲料用缶材や自動車材を中心に輸出の拡販に取り組んだことなどから、前連結会計年度を上回りました。銅圧延品の販売数量は、銅板条においては自動車用端子、銅管においては海外での需要が堅調に推移したことなどから、前連結会計年度を上回りました。油圧ショベルの販売台数は、拡販が順調に進捗している欧米などにおいては増加したものの、国内、中国及び東南アジアにおいては減少したことから、前連結会計年度を下回りました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ621億円増収の1兆8,868億円となりました。また、営業利益は、前連結会計年度に比べ49億円増益の1,194億円となりました。営業外損益につきましては、持分法投資損益が改善したことに加え、支払利息が減少したことなどから、前連結会計年度に比べ117億円改善し、177億円の損失となりました。結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ166億円増益の1,016億円となりました。特別損益につきましては、当社の退職給付信託の一部を解約したことに伴う特別利益を計上する一方、神戸製鉄所内に新たに建設する石炭火力発電所用地を確保するために既存設備の解体撤去に要する費用などを特別損失として計上した結果、26億円の利益となりました。
以上の結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ161億円増益の1,043億円となり、税引き後当期純利益は、163億円増益の865億円となりました。

(注) 売上高には消費税等を含んでおりません。

(2) キャッシュ・フローの状況についての分析
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,043億円、減価償却費898億円の計上などにより1,530億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出△953億円、投資有価証券の売却による収入236億円などにより△736億円となりました。
この結果、フリー・キャッシュ・フローは794億円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済や社債の償還などにより△1,560億円となりました。以上により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は1,016億円となりました。

(3) 財政状態についての分析
現金及び預金が減少したものの、たな卸資産や有形固定資産が増加したことなどから、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ116億円増加し2兆3,002億円となりました。また、純資産については、当期純利益を計上したことなどから、前連結会計年度末に比べ1,171億円増加し8,517億円となりました。これらの結果、当連結会計年度末の自己資本比率は33.8%となり、前連結会計年度末に比べ4.6ポイント上昇しました。
なお、当連結会計年度末のIPPプロジェクトファイナンスを含む外部負債残高は、前連結会計年度末に比べ1,097億円減少し6,774億円となりました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01231] S10053G6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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