有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055MZ
日本冶金工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発活動は当社の技術研究部が中心となり、戦略分野として位置づけている高機能材のプロセス技術開発、新製品開発、及び顧客への技術支援を行っております。プロセス技術開発では、中期経営計画の柱である高機能材製造プロセスの革新(汎用ルート化)に必要な製造技術開発に注力してきました。新製品開発では当社ソリューション営業部、及び高機能材営業推進部と連携する他、当社グループ会社のナストーア(株)、ナス鋼帯(株)とも協力し、今後一層その重要性を増してくると見られるエネルギー・環境・化学分野に多用される高耐食材、高耐熱材の開発に注力しております。市場開拓の一環である顧客への技術支援として、当社製品の耐食性、及び溶接性等に関するデータベースの一層の拡充を図り顧客ニーズへの対応力強化を図っております。
当連結会計年度における製品開発の主な成果は以下のとおりであります。
・シーズヒーター用高耐食合金NAS H880の製品化
シーズヒーター用合金は当社高機能材の主力商品の一つでありNAS H840、NAS 800L、NAS 825などの合金で世界シェアの3割を供給しています。シーズヒーターの用途にはコーヒーメーカーなどの様に飲料水に直接接触してお湯を沸かす器具がありますが、海外の水質の悪い地域などでは中間グレードのNAS 800Lでも腐食してしまう場合があり問題となっています。その一方でコストダウンの要求もあり、耐食性は高いが高価なNAS 825とNAS 800Lの間を埋める材料としてNAS H880を開発しました。
この他、先進的な研究成果を迅速に習得するため、大学、公的研究機関との共同研究を実施して基盤技術の向上を図っております。
研究開発活動には、全体で33名のスタッフが携わっており、これは総従業員の約2%にあたります。また、当連結会計年度における研究開発費は364百万円であります。
当連結会計年度における製品開発の主な成果は以下のとおりであります。
・シーズヒーター用高耐食合金NAS H880の製品化
シーズヒーター用合金は当社高機能材の主力商品の一つでありNAS H840、NAS 800L、NAS 825などの合金で世界シェアの3割を供給しています。シーズヒーターの用途にはコーヒーメーカーなどの様に飲料水に直接接触してお湯を沸かす器具がありますが、海外の水質の悪い地域などでは中間グレードのNAS 800Lでも腐食してしまう場合があり問題となっています。その一方でコストダウンの要求もあり、耐食性は高いが高価なNAS 825とNAS 800Lの間を埋める材料としてNAS H880を開発しました。
この他、先進的な研究成果を迅速に習得するため、大学、公的研究機関との共同研究を実施して基盤技術の向上を図っております。
研究開発活動には、全体で33名のスタッフが携わっており、これは総従業員の約2%にあたります。また、当連結会計年度における研究開発費は364百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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