シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059GN

有価証券報告書抜粋 東北特殊鋼株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、東北大学とその附属研究所をはじめ、全国の国公立研究機関並びにユーザーとの密接な協力体制の下に推進しております。
当連結会計年度における研究開発活動をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

(1)特殊鋼事業
①特殊鋼分野
次世代産業への対応として、燃料電池用電磁ステンレス鋼のラインアップを進めており、お客様による試作評価も開始しております。また、画期的なオンリーワン技術である高硬度電磁ステンレス鋼は、環境・製造コストの低減効果が高い評価をいただいており、より広いお客様のニーズにマッチする技術開発を進めてまいります。
また、当社の磁性材料の主要用途のひとつであるソレノイドでは、一般に小型化高効率化のために磁性材料製部品の一部に非磁性材料を挿入接合しますが、この磁性-非磁性二機能化を接合部なしの一体部品で実現する製法を開発し、展示会等で試作品が好評を得ております。
特殊合金の分野では、振動発電やセンサー、アクチュエーターへの応用が期待される鉄基の大磁歪材料の開発に成功し、お客様によるサンプル評価を開始しております。

②熱処理加工分野
表面改質技術では2種類の新しい膜種を開発し拡販に努めてきました。この拡販の中で新たな客先ニーズを捉え、更に高硬度、高耐熱温度に対応可能な膜種の開発に着手しました。現在、物性確認を進めており、近々主要ユーザーへのサンプル処理が可能となる予定です。
真空浸炭処理は従来のガス浸炭と比較し、高温短時間処理が可能で、粒界酸化がなく表面が清浄な処理が可能です。また細穴、止まり穴など複雑形状でも浸炭可能で弊社でも自動車部品へ採用されています。自動車部品への採用にあたり、非浸炭部分を作るための防炭技術の開発も並行して行い、指定箇所のみを浸炭した部品の供給が可能となりました。今後、さらに部品用途への商品化を進めてまいります。
熱圧着技術については、寸法精度・接合性等の品質信頼性を高めることで客先の信頼を得ることができ、多様なニーズの発掘が可能となりました。これらに対応するために難形状製品、非鉄や特殊材料の製品の接合技術開発も進めるとともに、製品の大型化への対応、組み立ての自動化など量産技術の開発を進めております。

当連結会計年度における研究開発費は115,964千円であります。
(2)不動産賃貸事業
研究開発活動は行っておりません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01245] S10059GN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。