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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007AAU

有価証券報告書抜粋 株式会社ホットランド 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調にあるものの、中国経済をはじめとする海外経済の減速懸念などにより、先行きは不透明な状況が続きました。外食産業界におきましても、円安による原材料価格の上昇や、人手不足に伴う人件費等のコスト上昇等、厳しい事業環境が続きました。
このような状況の下、当社グループでは、QSC向上を基盤として各ブランドにおける「銀だこスタイル」を確立させながら積極的な新規出店を推進すること、そして海外への事業展開を図ることで、業容の拡大を目指してまいりました。
主力ブランドの「築地銀だこ」では、主力商品の価格改定や、各種キャンペーンによる積極的な販売促進活動が功を奏し、通期における既存店前年比は100%を上回ることが出来ました。新規出店も好調で、特に「銀だこハイボール酒場」では、新宿東宝ビル店や市ヶ谷店といった都心駅前立地での出店が増え、売上高増加に貢献いたしました。
「銀のあん」では、夏場の新商品として「クロワッサンたい焼アイス」の販売や、9月6日に「クロワッサンの日!」キャンペーンの実施、外部キャラクターとのコラボ商品の販売等、積極的な新商品導入やキャンペーン展開に取組みました。
「COLD STONE CREAMERY」では、新たなコンテンツであるアイスキャンディの開発・販売を行い、東京ソラマチや池袋駅等各地で積極的に催事店舗を出店し、売上に大きく貢献いたしました。その反響の大きさから、年末にはコールド・ストーン・プレミアム アイスクリーム バーの第一弾「チーズケーキ ファンタジー」の販売がコンビニでスタートいたしました。
当社の連結子会社であるL.A.Style株式会社が展開する「The Coffee Bean & Tea Leaf」につきましては、日本橋一丁目店、イオンレイクタウンKaze店等8店舗をオープンいたしました。一方、出店スケジュールが計画より遅延したことに伴う売上予算の未達及び立上げコストの増加により、売上原価及び販売管理費の増加要因となりました。
海外事業の展開も積極的に取り組みました。新規に米国ハワイ州において、「築地銀だこ」をはじめとする当社保有ブランドの展開、及び世界各国から来訪する観光客や現地住民をターゲットとした世界中のソウルフードを提供する「Pau Hana事業」の運営を目的としてHL.Honolulu LLCを設立し、最初の「Pau Hana事業」をワイキキに10月オープンいたしました。
海外出店につきましては、タイ王国における「クロワッサンたい焼」及び「築地銀だこ」の積極的な出店が売上及び利益に貢献いたしました。
香港におきましては、連結子会社であるWAEN International Limitedが、目黒区自由が丘を拠点とし、新千歳空港で大ヒットした北海道発の焼きたてチーズタルト専門店「BAKE」の初の海外店を香港老舗百貨店「SOGO Causeway Bay」に出店し、行列が絶えないなど大きな反響を呼び、好調なスタートを切りました。台湾においても、クロワッサンたい焼業態、カレー業態の新規出店を行いました。
この結果、当社グループの当期における出退店につきましては、出店123店(国内84店・海外39店)、退店(業態変更を含む)43店(国内35店・海外8店)となり、当事業年度末の店舗数は国内606店・海外63店となりました。
主原料であるたこの調達におきましては、世界最大のたこの産地の一つである西アフリカのモーリタニアに合弁会社HOTLAND MAURINVEST SEAFOOD INDUSTRY S.Aを設立いたしました。現地で原料調達と加工を行うことで、将来的な原料の安定確保、調達価格の低減、品質の向上を図るとともに、リスクの分散化に努めております。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は30,941百万円(前期比13.0%増)となりました。
営業利益につきましては、円安による原材料価格の上昇や人件費の上昇の影響等により、1,523百万円(前期比14.6%減)となりました。
経常利益につきましては、営業利益の減少に加え、前期と比較して為替差益が減少したため、1,500百万円(前期比26.9%減)となりました。
当期純利益につきましては、上述要因に加え、前期と比較して減損損失が減少した一方で、不採算店の閉鎖に伴う固定資産除却損及び店舗整理特別損失を計上したこと等から、770百万円(前期比18.3%減)となりました。

店舗数の推移は、以下のとおりであります。
(店舗数の推移)
区分ブランド前連結会計年度当連結会計年度
国内築地銀だこ415448
銀のあん4660
大釜屋2425
やきとりのほっと屋912
日本橋からり1613
COLD STONE CREAMERY3431
The Coffee Bean & Tea Leaf-8
その他139
小計557606
海外築地銀だこ1013
銀カレー1516
銀のあん533
その他11
小計3163
合計588669

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高(以下「資金」という)は774百万円減少し、813百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は2,132百万円であります。この増加は主に税金等調整前当期純利益1,380百万円、減価償却費1,203百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は2,541百万円であります。この減少は主に有形固定資産の取得による支出2,387百万円、差入保証金の差入による支出447百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は388百万円であります。この減少は主に短期借入金の純増減額が686百万円増加であったものの長期借入金の返済による支出1,234百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30898] S1007AAU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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