シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T5Q

有価証券報告書抜粋 株式会社エムケイシステム 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の各種政策の効果を背景として企業収益や雇用情勢が改善され、個人消費も底堅く推移し、設備投資は持ち直しの動きが見られる等、緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめとした新興国経済の減速に加え、為替や株価の変動による懸念などもあり、先行きに不透明感が増しております。
国内の情報サービス業界では、クラウドコンピューティングに代表されるサービス化の流れが一層加速する中、2016年1月から実施されたマイナンバー制度への対応に備えた企業等のシステム投資が本格化しております。このような状況の中で、当社の主要市場である社会保険労務士市場におきましても、政府による行政手続のオンライン利用促進、マイナンバー制度への対応等により、業務システムを、電子申請機能を備えたクラウドサービスに移行、新規に導入する事務所が増加する傾向にあります。
このような環境下において、当社では外部連携APIを利用したe-Gov(電子政府の総合窓口)電子申請システムと社労夢システムの直接連携を実現し、電子申請手続きの利便性を高めるとともに、既存ユーザーに対して顧客紹介キャンペーン等の販売促進策を講じ、新規開拓に取り組んでまいりました。また、マイナンバー制度に対応した新サービスである「マイナde社労夢」を発売、「マイナンバー取得代行サービス」を開始するとともに、各種セミナーを通じて、販売促進活動を実施致しました。
その結果、ASPサービスは、主力の「ネットde社労夢」「社労夢ハウス」「ネットde事務組合」が堅調に推移し、加えて「マイナde社労夢」を新たに発売したことにより、ASPサービス売上高は686,883千円(前期比22.1%増)となりました。
また、システム構築サービスは、既存サービスに加え「マイナde社労夢」の初期設定も概ね堅調に推移した中、社労夢システムのカスタマイズ売上が好調に推移し、その結果、システム構築サービス売上高は149,021千円(前期比70.9%増)となり、クラウドサービス全体の売上高は835,904千円(前期比28.6%増)となりました。
システム商品販売につきましては、サプライ商品販売が伸び悩み、システム商品販売売上高は99,009千円(前期比4.9%減)となりました。
その他サービス売上高は、今期からの「マイナンバー取得代行サービス」の開始に伴い53,234千円となりました。
以上の結果、売上高は988,148千円(前期比31.0%増)となり、売上総利益は730,914千円(前期比36.1%増)、営業利益は319,010千円(前期比48.9%増)、経常利益は317,286千円(前期比61.3%増)、当期純利益は206,185千円(前期比61.7%増)となりました。
なお、当社の事業は、社労夢事業の単一のセグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末と比較し67,192千円増加し、737,931千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、192,733千円(前事業年度は167,839千円の獲得)となりました。主な増加要因は、税引前当期純利益310,412千円、減価償却費43,739千円、仕入債務の増加7,820千円、未払消費税等の増加4,855千円、主な減少要因は、売上債権の増加67,659千円、法人税等の支払額92,673千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は71,866千円(前事業年度は81,818千円の使用)となりました。これは、敷金及び保証金の回収による収入6,010千円、無形固定資産の取得による支出57,239千円、有形固定資産の取得による支出20,637千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は53,673千円(前事業年度は261,781千円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済20,004千円、リース債務の返済7,179千円、配当金の支払額26,490千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30993] S1007T5Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。