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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008A0M

有価証券報告書抜粋 株式会社gumi 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年4月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。

(2)財政状態の分析
当連結会計年度末における資産合計は18,688,448千円となり、前連結会計年度末に比べ、4,969,908千円の減
少となりました。流動資産合計は14,380,853千円となり、前連結会計年度末に比べ、6,166,025千円の減少とな
りました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産合計は4,307,595千円となり、前連結会計
年度末に比べ、1,196,117千円の増加となりました。これは主に、投資その他の資産の増加によるものです。
当連結会計年度末における負債合計は6,172,820千円となり、前連結会計年度末に比べ、683,895千円の減少と
なりました。流動負債合計は5,336,274千円となり、前連結会計年度末に比べ、324,669千円の増加となりまし
た。これは主に、未払金の増加によるものです。固定負債合計は836,545千円となり、前連結会計年度末に比
べ、1,008,564千円の減少となりました。これは主に、長期借入金の減少によるものです。
当連結会計年度末における純資産合計は12,515,627千円となり、前連結会計年度末に比べ、4,286,012千円の
減少となりました。これは主に、資本剰余金及び利益剰余金の減少によるものです。なお、自己資本比率は
67.0%となりました。

(3)経営成績の分析
売上高は21,437,453千円となり、前連結会計年度に比べ、6,097,483千円の減少となりました。これは主に、当社子会社の株式会社エイリムが2013年7月に配信を開始した「ブレイブ フロンティア(日本語版)」及び同年11月に配信を開始した「ブレイブ フロンティア(海外言語版)」の売上高減少によるものです。一方、株式会社Fuji&gumi Gamesと共同開発し2014年10月に配信を開始した「ファントム オブ キル」は好調に推移し、2016年4月には累計350万ダウンロードに到達する等、当連結会計年度の業績に大きく貢献しております。また、新規タイトルとして株式会社スクウェア・エニックスと共同開発した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」を2015年10月に、株式会社Fuji&gumi Gamesと共同開発した第二弾タイトル「誰ガ為のアルケミスト」を2016年1月に、オリジナルタイトル「クリスタル オブ リユニオン」を4月に配信しました。これらのタイトルは当社グループを代表するタイトルに成長しましたが、当連結会計年度における売上貢献は限定的なものになりました。
営業損失は2,229,896千円(前年同期は、416,326千円の利益)となりました。これは主に、売上高の減少によ
るものです。一方、売上高に連動して推移する支払手数料の減少等により売上原価が17,155,875千円となり、前
年同期に比べ1,388,080千円の減少となりました。また、広告宣伝費の減少等により販売費及び一般管理費は
6,511,473千円となり、前年同期に比べ2,063,179千円の減少となりました。
経常損失は2,256,462千円(前年同期は、234,262千円の利益)となりました。これは主に、営業外収益として
補助金収入85,650千円、営業外費用として為替差損96,641千円を計上したことによるものです。
親会社株主に帰属する当期純損失は、3,299,256千円(前年同期は、191,224千円の利益)となりました。これ
は主に、経常損失及び特別損失の計上によるものです。なお、第3四半期連結累計期間に特別利益として事業譲
渡益335,910千円、特別損失として減損損失385,372千円、投資有価証券評価損164,208千円を計上しておりま
す。また、第4四半期連結会計期間に海外子会社の再編等に伴う特別損失として615,717千円を計上しており
ます。

(4)キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営者は「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。
当社グループは世界のモバイルオンラインゲーム市場が一定の成長を維持し続けるものと見込んでいることから、国内外で良質なコンテンツを継続的に開発する仕組みを充実させるとともに、世界的にコンテンツを配信するためのネットワークを強化することによって、かかる課題に取り組んでまいります。

(7)経営戦略の現状と見通し
ネイティブアプリサービスに関しては、引き続き、国内市場のみならず海外市場にも積極的に展開してまいります。具体的には、モバイルオンラインゲームのグローバルな配信体制の構築により、主に自社開発の良質なゲームコンテンツを世界各国に配信するとともに、プラットフォームやマーケティングパートナーとの連携、世界各国のゲーム開発会社との提携及び有名IPの活用等を積極的に推し進めていく方針であります。
VRサービスに関しては、将来、市場の急拡大が見込まれるVR市場において早期に優位なポジションを築くことが重要な課題であると考えております。当社グループは、市場の状況に合わせて投資を行っていく方針であり、市場の黎明期においては国内・海外にて主にファンド出資を通じたVR関連企業の成長支援を実施し、また成長期においてはVRコンテンツの開発を主体的に取り組み、VRサービスの収益化を目指してまいります。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31060] S1008A0M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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