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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X6K

有価証券報告書抜粋 イーレックス株式会社 事業の内容 (2016年3月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社グループは、当社(イーレックス株式会社)、連結子会社6社(イーレックスニューエナジー株式会社、イーレックスニューエナジー佐伯株式会社、佐伯バイオマスセンター株式会社、イーレックス・スパーク・マーケティング株式会社、イーレックス・スパーク・エリアマーケティング株式会社、イーレックス販売3号株式会社)により構成されております。
当社グループは、2001年より事業を開始した独立系の小売電気事業者として、「未来を切り拓く『共創』エネルギー企業」というビジョンのもと、大型工場・オフィスビルなどの特別高圧(契約電力2,000kW以上)及び中小工場・スーパーなどの高圧(契約電力50kW以上2,000kW未満)の需要家に対して、一般送配電事業者が有する送電線網を通じて電力の供給を行っております。
また、電力の調達については、連結子会社によるPKSを用いたバイオマス発電をはじめ、国産バイオマスや石炭、オフガス、LNG、太陽光発電等の多様な電源を確保しております。連結子会社イーレックスニューエナジー株式会社の土佐発電所(定格出力29,500kW)は、PKSを本格的に使用した発電所であり、2013年6月より商業運転を開始しております。
当社グループの電力事業は、電力小売(官公庁向け、民間企業向け)、電力市場取引、電源開発から構成されており、それぞれの内容は以下のとおりであります。
当社グループは電力事業の単一セグメントであるため、サービスごとに記載しております。

当社グループを取り巻く電力の流れ
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(1)電力小売(官公庁向け、民間企業向け)
当社は東北電力株式会社・東京電力株式会社・中部電力株式会社・関西電力株式会社・中国電力株式会社・九州電力株式会社の営業地域において、官公庁や民間企業等の特別高圧・高圧分野の需要家に対して、安価な電力の供給(電力小売)を行っております。
連結子会社や民間の発電所から調達した安価な電力及び一般社団法人日本卸電力取引所との間で行う「市場取引」により調達した電力を、他の一般送配電事業者が有する送電網を用いて販売しております。
少人数組織を基本とする当社は、利益率を維持しつつ、民需・小規模需要を取り込むために、代理店制度の導入を図り、代理店網の構築に注力してまいりました。当社の代理店は、オフィスビル、学校関連、体育館、イベントホールに対し、現在の電力契約を切り替えるだけで、電気料金の削減が行える提案を行っております。当社は、代理店に対し、営業活動支援として、電力小売自由化の市場性、営業先、営業方法などについて学んでいただける説明会、勉強会を開催する等の活動をしております。
(2)電力市場取引
当社では販売先及び仕入先の一つとして、一般社団法人日本卸電力取引所を活用した電力市場取引を行っております。
当社を含む小売電気事業者は一般送配電事業者の送電ネットワークを介して電力を供給するにあたり、一般送配電事業者の定める託送供給約款等に基づき、30分を1単位とした時間毎に電力の調達量と販売量を一致させる義務(30分同時同量制度)を負っております。
調達量については、仕入先発電所の操業状態により、電気出力の変動が発生します。一方、販売量については、時間・曜日・季節・天候・経済情勢等の多種多様な要因により、電気使用量の変動が発生します。
当社は2001年より事業を開始した小売電気事業者としてのノウハウを生かし、これらの変動を予測した上で、調達量が多い場合は一般社団法人日本卸電力取引所へ販売し、調達量が少ない場合は同取引所からの調達を行い、電力の過不足を最小化する運用を行っております。

(3)電源開発
当社グループは、発電設備の企画・設計・施工・建設や発電等の電源開発を主に以下の3つの方法で行っております。
① 他社発電所に関する生産性向上提案と余剰電力の買取り
当社が、自社発電設備を持つ事業者(工場等)と共同で発電設備の整理・更新を行い、増強あるいはリニューアルをします。事業者の発電設備としての役割を維持すると同時に、当社に電力の供給をしていただきます。運転中の発電設備だけでなく、休止・遊休中の発電設備や土地の有効活用も含めて検討し、事業者保有資産の有効活用を支援しております。
当社が出資する五井コーストエナジー株式会社の場合は、既設のボイラー及び発電機のスクラップ・アンド・ビルドを行った上で、当社への電力供給を行っています。

② 他社発電所の購入及びリニューアル
当社グループが、自社発電設備を持つ事業者(工場等)より発電設備を購入し、より競争力ある発電設備として再生した上で、当社グループの自社発電所として活用します。
当社連結子会社のイーレックスニューエナジー株式会社の土佐発電所は、他の事業者が石炭火力として設計・運用した発電設備でしたが、当社が購入しPKSも使用できるように仕様変更を行い、再生可能エネルギー固定価格買取制度の認定発電設備としてリニューアルをしました。

③ 自社独自での発電所の建設
当社グループが、自社発電所として建設地域等の検討から建設・整備等を一貫して行います。
当社は2014年7月にイーレックスニューエナジー佐伯株式会社を設立し、2015年2月より大分県佐伯市にPKSを燃料とするバイオマス発電所の建設工事を開始し、2016年秋の商業運転開始に向けて計画通り進捗しております。

[事業系統図]
当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。

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(注)1.イーレックスニューエナジー佐伯株式会社の佐伯発電所は、2016年11月に商業運転を開始する予定です。
2.佐伯バイオマスセンター株式会社、イーレックス・スパーク・マーケティング株式会社、イーレックス・スパーク・エリアマーケティング株式会社、イーレックス販売3号株式会社については、2016年3月31日現在において事業を営んでいないため、上記事業系統図には記載しておりません。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31065] S1007X6K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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