シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054F9

有価証券報告書抜粋 日本鋳鉄管株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年4月1日~2015年3月31日)におけるわが国経済は、輸出環境の改善、経済政策、金融政策等により緩やかな回復基調で推移いたしました。
当社グループを取りまく環境は、主力である水道用鋳鉄管類については、消費増税を受けた反動減及び公共工事設計労務単価改定による発注遅れに加え、工事作業者不足等により、厳しい状況となりました。
このような環境のなか当社グループは、「鋳鉄管等コア事業の収益力強化」、「技術競争力の向上」及び「経営環境の変化に耐えうる財務体力の強化」に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなっております。

当連結会計年度の売上高につきましては、主力である水道用鋳鉄管類の販売量が減少したこと等により、前連結会計年度と比べ4億70百万円(前連結会計年度比3.3%)減収し、136億4百万円となりました。
損益につきましては、子会社で行っているリサイクル事業が好調に推移したものの、鋳鉄管類の売上高減少影響が大きく、売上総利益は前連結会計年度と比べ3億72百万円(前連結会計年度比11.8%)減少し、27億82百万円となりました。また、新システム稼働に伴う減価償却費の増加等により、販売費及び一般管理費が前連結会計年度と比べ94百万円増加しました。その結果、営業利益につきましては前連結会計年度と比べ4億67百万円(前連結会計年度比35.5%)減少し、8億48百万円となりました。経常利益につきましても同様に、前連結会計年度と比べ4億96百万円(前連結会計年度比36.0%)減少し、8億82百万円となりました。
当期純利益につきましては、経常利益の減少等により、前連結会計年度と比べ2億61百万円(前連結会計年度比31.6%)減少し、5億66百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① ダクタイル鋳鉄関連
主力の水道用ダクタイル鋳鉄管につきましては、消費増税を受けた反動減及び公共工事設計労務単価改定による発注遅れに加え、工事作業者不足等により、販売量が減少したため、売上高は前連結会計年度と比べ3億38百万円(前連結会計年度比2.8%)減収の117億20百万円となりました。
セグメント利益(営業利益)につきましては、鋳鉄管類の売上高減少影響と、新システム稼働に伴う減価償却費の増加等により、営業費用が前年同期と比べ増加しました。その結果、前年同期と比べ4億8百万円(前年同期比40.3%)減益で6億4百万円となりました。

② 樹脂管・ガス関連
子会社で行っているリサイクル事業が好調に推移したものの、ガス用資材の販売量が減少したため、売上高は前連結会計年度と比べ1億32百万円(前連結会計年度比6.4%)減収の19億24百万円となりました。
セグメント利益(営業利益)につきましては、売上高減少影響により、前連結会計年度と比べ60百万円(前連結会計年度比19.6%)減益で2億46百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結べースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、22億50百万円と前連結会計年度末と比べ6億77百万円(前連結会計年度末比43.1%)の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、20億6百万円(前連結会計年度は7億26百万円の増加)となりました。
これは主にたな卸資産の増加6億35百万円、法人税等の支払額4億29百万円に伴う資金の支出があったものの、税金等調整前当期純利益8億73百万円、減価償却費8億76百万円、売上債権の減少6億29百万円等が、資金の支出を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は、12億2百万円(前連結会計年度は7億71百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出11億73百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は1億25百万円(前連結会計年度は1億18百万円の増加)となりました。
これは主に短期借入金の純増額5億円があったものの、長期借入金の返済による支出3億65百万円、配当金の支払額1億96百万円に伴う資金の支出が上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01283] S10054F9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。