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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008WQ3

有価証券報告書抜粋 株式会社シーアールイー 業績等の概要 (2016年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景に、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国を始めとするアジア新興国や資源国の経済減速、英国のEU離脱による金融市場への影響、欧州・中東での地政学的リスクの高まり等から依然として先行き不透明な状況が続いております。
物流不動産の賃貸管理や開発、アセットマネジメントを中心に、物流不動産に関するサービス全般を事業領域とする当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から荷主企業のロジスティクス戦略が高度化し、多頻度小口輸送等に対応できる機能性の高い物流施設の需要が堅調に続いております。大型物流施設の新規供給面積は増加傾向にありますが、物流業務を受託する3PLやインターネット通販等が需要面での成長ドライバーとなっていることから、物流不動産市場は引き続き活性化しており物流施設を投資対象とするJ-REITも増えております。
このような事業環境のもと、不動産管理事業では、2015年10月に管理面積が100万坪を超えた以降も、高稼働を維持しつつ更なる管理面積の純増を目指した結果、2016年7月末時点での管理面積は約122万坪となりました。稼働率が高いことから、工事案件について建替工事の一部に取組み不足が発生したものの、マスターリースやプロパティマネジメントを中心とした安定収益を順調に積み上げております。物流投資事業では、2016年7月に当社開発物件である「ロジスクエア久喜」及び「ロジスクエア羽生」をCREロジスティクスファンド投資法人に売却いたしました。来期以降竣工予定である開発プロジェクトにつきましても順次着工しており、建設は順調に進捗しております。アセットマネジメント事業では、物流特化型REIT上場に向けCREロジスティクスファンド投資法人を設立し、2016年7月に当社開発物件2物件の私募運用を開始いたしました。本投資法人の組成や運用に係るフィー収入により、安定収益が増加するとともに、他の受託物件の売却も実現しております。
また、2015年10月には、株式会社エンバイオ・ホールディングスと資本業務提携契約を締結いたしました。土壌汚染地の浄化再生を通じ双方のノウハウを共有し協業する中で、新たな収益機会を創出してまいります。さらに、シンガポール現地法人の設立によりアジア圏における事業展開を推進してまいります。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高33,842,725千円(前年同期比34.2%増)、営業利益4,386,564千円(前年同期比84.8%増)、経常利益4,123,958千円(前年同期比88.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,307,020千円(前年同期比72.3%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①不動産管理事業
不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、プロパティマネジメントの管理面積が堅調に推移したことから、安定的に収益が計上されました。一方で、工事案件が想定していた受注額に届かなかったものの、物流投資事業が手掛ける開発物件のリーシング活動により、当該リーシングフィーを獲得した結果、売上高は15,429,433千円(前年同期比2.0%減)、営業利益は1,521,488千円(前年同期比0.4%増)となりました。

②物流投資事業
物流投資事業につきましては、当社開発物件である「ロジスクエア久喜」及び「ロジスクエア羽生」の売却が実現した結果、売上高は17,536,284千円(前年同期比122.3%増)、営業利益は3,514,547千円(前年同期比171.0%増)となりました。

③アセットマネジメント事業
アセットマネジメント事業につきましては、アセットマネジメントフィーが堅調に推移したほか、運用資産の取得に係るアクイジションフィー等を計上した結果、売上高は1,087,029千円(前年同期比187.8%増)、営業利益は216,911千円(前年同期比86.2%増)となりました。

④その他の事業
その他の事業につきましては、重要性が乏しいため、記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、14,211,729千円となり、前連結会計年度末に比べ5,794,964千円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、4,188,733千円の資金獲得(前年同期は3,172,761千円の資金使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,864,139千円の計上、仕入債務の増加2,582,985千円により資金が増加し、一方でたな卸資産の増加1,892,397千円、法人税等の支払額1,374,044千円により資金が減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、2,740,252千円の資金使用(前年同期比67.1%増)となりました。これは主に、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入32,638千円により資金が増加し、一方で有価証券及び投資有価証券の取得による支出2,071,792千円、有形固定資産の取得による支出584,606千円により資金が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、4,346,483千円の資金獲得(前年同期比47.1%減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入13,870,000千円により資金が増加し、一方で長期借入金の返済による支出9,565,000千円により資金が減少したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31441] S1008WQ3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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