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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CJJ

有価証券報告書抜粋 株式会社リンクバル 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度の我が国経済は、中国やアジア新興国の景気の下振れリスクや資源価格の下落、英国のEU離脱決定等の要因による海外経済不安が続き、円高・株安の進行や個人消費の低迷環境が続くものの、政府の経済政策や日銀の金融政策を背景に、企業収益の改善や雇用情勢の持ち直し等が見られ、景気は緩やかな回復基調にて推移いたしました。
このような環境のなか、当社では「人とアイデアで世界をつなぎ、幸せな社会を。」という経営理念の下、顧客満足度と企業価値の向上を目指し、イベントECサイト「街コンジャパン」のプラットフォーム化の推進、イベントジャンルの拡充等の重点施策に取組み、積極的な業績の向上に努めました。
一方、当事業年度におきましても、日本における少子化問題は引き続きクローズアップされており、内閣府発表の「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」において「希望出生率1.8」の実現を目標にすることが盛り込まれております。また、第15回出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所発表)によりますと、異性の交際相手を持たない未婚者は引き続き増加しており、男女間比率は、男性69.8%(前回61.4%)、女性59.1%(同49.5%)となっており、未婚率の拡大傾向が指摘されております。
このような少子化傾向の続く状況下、今後も引き続き街コンイベント等、新しい出会いの機会を創出するサービスの需要はますます増加するものと予想されます。
当事業年度において、当社では、具体的には(1)「イベント開催エリアの拡大」、(2)「イベントカテゴリーの拡大」、(3)「イベント掲載数の拡大」という3つの重点施策に取組んでまいりました。
イベント開催エリアの拡大につきましては、自社が開催するイベントと、自社以外が開催するイベントの両面で開催エリアを拡大いたしました。自社が開催するイベントでの拡大につきましては、本年6月に広島オフィスを開設し、広島県、岡山県を中心とした中国地方でのイベント開催数を増やしました。また、自社以外が開催するイベントにつきましては、当社オフィスの無いエリアのイベント掲載数を強化するため、全国のイベント開催企業との連携を強化しイベント掲載数を増強いたしました。
イベントカテゴリーの拡大施策につきましては、謎解きイベント、スポーツ、旅行をテーマにしたものや、自分を磨くための学びを通じた交流イベント等、多彩なイベントを提供することで、参加者の裾野を広げました。
イベント掲載数の拡大につきましては、従来の飲食店のアイドルタイムを利用した開催に加え、ランチタイム、ディナータイムで開催するイベント数を増加いたしました。また、土日祝祭日に加え、新たに平日昼の時間帯を活用するイベントを掲載することにより、多様化するユーザーのニーズに応えました。その結果、イベント掲載数は対前期比126.1%増と大幅に増加いたしました。
以上の結果、当事業年度における業績は、売上高は2,144,543千円(前年同期比24.5%増)となり、また、損益面では、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が1,850,056千円(前年同期比27.0%増)となった結果、営業利益は294,487千円(前年同期比11.2%増)、経常利益は311,788千円(前年同期比10.2%増)、当期純利益は189,925千円(前年同期比21.4%増)となりました。
なお、当社はインターネットサイト運営事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。サービスごとの取り組みは以下のとおりであります。

(イベントECサイト運営サービス)
当事業年度では、当社の運営する「街コンジャパン」サイトへの訪問者数が堅調に増加いたしました。当社が主催するイベントにおいては、定番イベント、新しいイベントが共に人気を博しました。定番イベントとしては、引き続き参加者を同じ趣味を持つ人に限定したイベントが好評でした。特にアニメをテーマにしたイベント、通信ゲームをテーマにしたイベント、映画をテーマにしたイベントが好評で、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡等、全国主要都市にて開催いたしました。新しい取組みとして、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルスポンサーとなり、当球団とコラボレーションし、球場のVIPルームを会場にしたイベント、地元のスポーツバーでTV観戦しながらのイベントを実施いたしました。また、当球団以外のプロ野球チームや、Jリーグのサッカー・チーム等とも共同イベントを開催し、新しい出会いの創出と各チームのファン開拓を行いました。一方、当社以外のイベント主催者が開催するイベントでは、謎解きイベントとコラボレーションした街コンイベントの人気が高く複数のイベント主催者が開催数を増加いたしました。
また、ゴルフやウォーキングといったスポーツをテーマにしたイベント、屋外でのバーベキューやビアガーデンを会場としたイベントが引き続き人気が高く、イベント掲載数が順調に増加いたしました。街バルイベントにおきましては、銀座や日本橋で実施する定番イベントに加え、新しい取組みとして、大人気の日本酒銘柄とコラボレーションした街バルイベント、虎ノ門の新しい商業施設を会場とした街バルイベント等を実施いたしました。
これらの結果、当事業年度におけるイベントECサイト運営サービスの売上高は2,095,873千円(前年同期比23.2%増)となりました。なお、売上高の主な内訳は、当社が主催する街コンイベントにおける売上高が1,373,895千円(前年同期比24.0%増)、他社が主催する街コンイベントによる売上高が665,742千円(前年同期比22.8%増)、当社が主催する街バルイベントによる売上高が55,964千円(前年同期比13.8%増)となりました。

(WEBサイト運営サービス)
「恋学」サイトでは、PV数増加を目指し、大手検索サイトからのユーザー流入数拡大につながる施策を継続的に行いました。引き続きサイト内に設置したアンケートシステムを通じてユーザーの生の声を記事化することでオリジナルコンテンツを提供するとともに、季節ごとのテーマを検索されやすいキーワードに関連する話題に設定することで、記事閲覧数の増加に注力いたしました。さらにライター数を増加させ、記事投稿件数の増加を目指した結果、月間記事掲載数は、対前期比約30%増加となり、月間PV数の増加に大きく寄与いたしました。また、広告販売につきましては広告枠数の増加に伴い、取扱い広告代理店数を増加したことにより、売上高は順調に推移いたしました。
これらの結果、当事業年度におけるWEBサイト運営サービスの売上高は48,670千円(前年同期比132.1%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から234,517千円増加し、1,164,263千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動から得られた資金は251,506千円(前年同期は256,288千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益が307,009千円、減価償却費が16,291千円、未払金の増加額が50,499千円、預り金の増加額が15,636千円となったものの、未収入金の増加額が24,096千円となったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動により使用した資金は16,988千円(前年同期は130,083千円の支出)となりました。これは主に、保険積立金の積立による支出が8,845千円、有形固定資産の取得による支出が4,379千円、無形固定資産の取得による支出が3,752千円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動によるキャッシュ・フローはありません。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31448] S1009CJJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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