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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008KTT

有価証券報告書抜粋 株式会社Gunosy 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年5月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較は行っておりません。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者より一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
当社グループの連結財務諸表を作成するにあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表」に記載のとおりであります。

(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の資産につきましては、7,587百万円となりました。
流動資産は6,251百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金5,369百万円、売掛金581百万円であります。
固定資産は1,335百万円となりました。主な内訳は、有形固定資産18百万円、無形固定資産267百万円、投資その他の資産1,050百万円であります。
② 負債の部
当連結会計年度末の負債につきましては、841百万円となりました。
流動負債は828百万円となりました。主な内訳は、買掛金204百万円、未払法人税等95百万円であります。
固定負債は13百万円となりました。主な内訳は、株式給付引当金12百万円であります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産につきましては、6,745百万円となりました。主な内訳は、資本金3,871百万円、資本剰余金3,870百万円、利益剰余金△696百万円であります。

(3) 経営成績の分析
当連結会計年度における業績は、売上高4,599百万円、売上原価1,413百万円、販売費及び一般管理費は2,623百万円となり、この結果、営業利益は562百万円、経常利益は566百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は605百万円となりました。
① 売上高
売上高は4,599百万円となりました。これは、アクティブユーザー数の順調な積み上がりによりGunosy Adsに係る売上高が順調に伸長し、3,650百万円を計上したことに加え、提携メディア数の増加に伴いアドネットワークに係る売上高も順調に伸長し、896百万円を計上したことによるものであります。
② 売上原価
売上原価は1,413百万円となりました。これは主に事業拡大に伴い積極的に採用したエンジニアに係る労務費、通信費、コンテンツ提供事業者への支払額、アドネットワークに係る広告枠提供媒体への媒体提供費用等であります。
③ 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は2,623百万円となりました。これは主に事業拡大に伴い積極的に採用した人材に係る人件費や地代家賃、テレビCM等のプロモーションを積極的に実施したことにより広告宣伝費1,749百万円を計上したためであります。
④ 営業外損益及び法人税等
営業外収益は主に連結子会社に係る消費税免除益3百万円、受取利息2百万円及び有価証券利息2百万円であり、営業外費用は主に為替差損4百万円であります。
法人税等は△38百万円となりました。これは、法人税、住民税及び事業税86百万円を計上したことに加え、当連結会計年度及び今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能性がある部分について繰延税金資産を計上し、これに伴う法人税等調整額△124百万円を計上したためであります。


(4) キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制、事業運営体制等、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。このため、事業環境を注視するとともに、優秀な人材の採用と組織体制の整備、内部統制システムの強化等によりこれらのリスク要因に対応するよう努めて参ります。

(6) 経営戦略の現状と見通し
当社グループは、「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、情報キュレーションサービス「Gunosy(グノシー)」を始めとしたメディアサービスの開発・運営を行って参りました。情報の収集・整理を、人の手ではなく、アルゴリズムを含む人工知能のテクノロジーで代替することで、収益性と中立性の高いメディアづくりを行っております。2012年11月の当社設立以降、広告宣伝活動を積極的に行い、ユーザー獲得を推進し、蓄積されたユーザーデータを基に、日々ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスの改善を行っております。2013年11月からは広告配信を開始して収益化に踏み切り、継続的な広告宣伝活動への資金投下が可能な事業環境を構築して参りました。当社グループは現在、「Gunosy(グノシー)」に加え、総合ゲーム攻略情報メディア「Game8」の運営や、KDDI株式会社の協力し新たな情報キュレーションサービス「ニュースパス」の開発を行う等、配信する情報領域を拡張し、更なるユーザーの獲得、広告収益の増加と新たな収益基盤の拡大に取り組んでおります。
今後、サービスラインナップの拡充を順次行い、スマートフォンにおける情報のプラットフォームとしての地位確立に向けて、努力して参ります。また、当社グループがこれまで培ってきたアルゴリズム開発の技術や、収益性の高いメディア運営のノウハウを活かし、社会的な課題を解決できる独自のサービスの創出に取り組んで参ります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31454] S1008KTT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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