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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZJW

有価証券報告書抜粋 株式会社メニコン 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済はアメリカ経済が底堅さを見せましたが、その一方で中国、欧州経済が原油安の影響を受けたため、今後の見通しに不透明さが残りました。またわが国経済におきましても、海外経済の減速に起因する輸出の停滞や円高が進行したこと、および2016年初旬の株価の低迷により、企業の景況感、消費者のマインドが低下している現状もございます。
海外コンタクトレンズ市場におきましては、使い捨てコンタクトレンズ需要の伸長に伴い、市場規模も拡大傾向にあります。中でもアメリカ、カナダなどの北米における1日使い捨てコンタクトレンズ市場が伸長しております。また国内コンタクトレンズ市場につきましても、若い女性を中心に支持を得ている瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズ、瞳を大きく見せるサークルレンズの市場への浸透など、市場を拡大させる要素も認められます。このような状況の下、当社グループは瞳の安全を最優先に考え、より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献することを目標に事業基盤の更なる拡充、拡大に努めております。
国内コンタクトレンズ事業におきましては、収益の安定に貢献するメルスプラン事業の更なる拡大に努めてまいりました。生産および開発面では、7月に国内初となる乱視用2週間交換型サークルレンズ「2WEEK Menicon Rei toric」を、12月には遠近両用2週間交換型レンズ「2WEEKメニコン プレミオ遠近両用」をラインナップし、拡大傾向にあるサークルレンズ市場および遠近両用レンズ市場で新たな顧客の獲得を強化しました。またプロモーション活動では、各需要期入会キャンペーン、会員紹介キャンペーンの実施に加え、春の最大需要期にはテレビコマーシャルの実施によりメルスプランの認知度アップおよび、コンタクトレンズを初めてお使いになる新規顧客の獲得に注力いたしました。さらにチャネル強化策といたしまして直営店のストアコンセプトの見直しを実施し、店舗改装、路面店への移転などを開始いたしました。今後直営店のリニューアルを実施し、新たな顧客として若年層の獲得を目指してまいります。上記に加えコンタクトレンズの洗浄、保存をする際に用いるケア用品につきましてはソフトコンタクトレンズ用の「エピカコールド」が量販店に対する売上を中心に伸長いたしました。
海外コンタクトレンズ事業におきましては、使い捨てコンタクトレンズの当社グループ海外向けオリジナルブランドである「Miru」の浸透に努めております。中でも1日使い捨てコンタクトレンズである「Miru 1day Flat Pack」、および一部をプライベートブランド製品として供給するなど一定の成果を挙げることができました。北米、アジア地域では、新規チャネルの開拓と製品の拡販に取り組み、欧州では当社の強みであるハードコンタクトレンズ販売に加えて、「Miru」ブランド製品に対する販売促進活動に注力いたしました。今後も自社製品の品質の高さを活かして海外におけるシェア拡大に努め、グループの事業基盤強化に取り組んでまいります。
コンタクトレンズ以外の事業につきましては、動物医療事業での動物用医療機器や犬猫用のサプリメント、および当社環境バイオ事業でのたい肥化促進剤などの販売が堅調に推移いたしました。また、この他にもライフサイエンス事業において妊活向けのサプリメントなどが実績をあげております。
また上記に加え、当社北館5階にあります「HITOMIホール」にてプロによる演奏会や映画の試写会を行うなど文化事業も行っております。
このような取り組みの結果、メルスプランの売上が伸長したことに伴い当期の売上高は67,332,437千円(前連結会計年度比6.7%増)となりました。営業利益は売上原価率および売上高販売費及び一般管理費率が前年度と同程度の水準で推移しましたため、3,457,840千円(前連結会計年度比20.7%増)となりました。経常利益は営業外費用項目として支払利息などが発生しましたが、3,236,867千円(前連結会計年度比14.7%増)となりました。特別損益につきましては、1日使い捨てコンタクトレンズ製造工場である各務原工場の建設に対する補助金収入を計上したことなどにより683,799千円の特別利益を計上いたしました。
これらの結果、税金等調整前当期純利益は3,813,400千円(前連結会計年度比37.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,224,377千円(前連結会計年度比55.4%増)となりました。


セグメントの業績は次のとおりであります。
コンタクトレンズ関連事業
コンタクトレンズ関連事業におきましては、当社グループの主要な事業基盤でありますメルスプランの会員数が増加したことに加え、国内におけるコンタクトレンズの物販売上高が堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は66,125,695千円(前連結会計年度比6.7%増)、セグメント利益は7,786,037千円(前連結会計年度比17.4%増)となりました。

その他事業
その他事業につきましては、動物医療事業での動物用医療機器や犬猫用のサプリメントの売上高が堅調に推移いたしました。しかし一部の販売費および一般管理費が増加したことにより損失が拡大いたしました。
この結果、売上高は1,212,406千円(前連結会計年度比7.0%増)、セグメント損失は454,700千円(前連結会計年度はセグメント損失373,507千円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、12,057,411千円(前連結会計年度比43.8%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を計上したことおよび減価償却費が増加したことなどにより、 7,859,226千円の収入(前連結会計年度比85.6%増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出などにより、 3,293,109千円の支出(前連結会計年度は3,525,800千円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済および社債の償還などにより851,173千円の支出(前連結会計年度は422,008千円の支出)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31560] S1007ZJW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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