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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YLD

有価証券報告書抜粋 株式会社アーレスティ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引上げ以降、個人消費や生産活動の弱さが続いたものの、第4四半期以降、個人消費の底堅い動きや企業収益の改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いております。海外においては、アメリカの景気は着実に回復しており、アジアでは中国の景気は緩やかに拡大し、インドの景気は底ばい状態から持ち直しの動きがみられるなど、世界の景気は一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しています。
このような環境の中で、当社グループではグローバルでのダイカスト需要増に対応するため、北米及びアジアの生産能力拡充を進めました。
当連結会計年度の業績については、売上高は138,727百万円(前期比9.4%増)、営業利益は2,521百万円(前期比43.3%減)、経常利益は1,622百万円(前期比59.6%減)、当期純利益は1,054百万円(前期比83.2%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① ダイカスト事業 日本
国内では、主要顧客である自動車メーカーにおいて、消費税率引上げの影響による国内販売の減速が続いているものの、円安を背景に北米市場向けを中心とした生産及び輸出は好調を維持しています。当社においてもこれらの影響を受け、受注量はほぼ前年と同水準であるものの、主に地金市況の影響により、売上高は63,226百万円(前期比1.6%増)となりました。収益面においては、生産設備の減価償却費の増加及び賃上げに伴う労務費の増加等により、セグメント利益は3,230百万円(前期比11.6%減)となりました。
② ダイカスト事業 北米
北米では、アメリカでの好調な自動車販売の影響を受けた受注の増加、部品の新規立ち上がり、地金市況の影響などに加え、円安基調にある為替換算影響等により、売上高は40,654百万円(前期比19.9%増)となりました。収益面においては、アメリカ工場の生産性低下等の影響により、セグメント損失は1,295百万円(前期はセグメント利益509百万円)となりました。なお、アメリカ工場における生産性改善等の施策は計画どおりに進捗しており、第4四半期の収益は改善が進んでおります。
③ ダイカスト事業 アジア
中国では、主要顧客である日系自動車メーカーの販売情勢等により、一部で当初の見込みから受注が減少したものの、新規部品の量産本格化や、円安基調にある為替換算影響等により、売上は増加しました。この結果、アジアでの売上高は27,584百万円(前期比14.3%増)となりました。収益面においては、当初計画には至らないものの、主に増収による増益効果で中国合肥工場が黒字化したこと等により、セグメント利益は662百万円(前期比268.1%増)となりました。
④ アルミニウム事業
アルミニウム事業においては、販売価格の見直しにより、売上高は5,015百万円(前期比7.7%増)となりました。収益面においては、販売価格の見直しと原価低減活動による効果等により、セグメント利益は5百万円(前期はセグメント損失6百万円)となりました。
⑤ 完成品事業
完成品事業においては、主要販売先である半導体関連企業のクリーンルーム物件や通信会社のデータセンター向け物件等の受注により、売上高は2,245百万円(前期比21.5%増)となりました。収益面においては、主に増収による増益効果によりセグメント利益は83百万円(前期比25.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,002百万円減少し、当連結会計年度末には5,789百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較して666百万円増加して、12,502百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,651百万円(前期比5,356百万円減)、売上債権の増減額1,555百万円(前期比7,359百万円増)、法人税等の支払額△2,144百万円(前期比1,393百万円減)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較して2,540百万円増加して15,211百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出△15,143百万円(前期比1,060百万円減)、前期に旧浜松工場の跡地を売却したこと等による有形固定資産の売却による収入の減少2,479百万円及び保有株式の一部を売却したこと等による投資有価証券の売却による収入の減少1,101百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較して3,551百万円増加して538百万円となりました。これは主に前期に株式の発行による収入3,643百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01303] S1004YLD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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