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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053BG

有価証券報告書抜粋 モリ工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日銀による金融対策により、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調にはあるものの、消費税増税後の個人消費の低迷や、急激な円安による輸入原材料価格の上昇等により、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社の属しておりますステンレス業界は、主原料であるニッケル価格が前期末から期初にかけて上昇したため、それに伴う原材料価格の値上がりを転嫁すべく製品価格の値戻しに努めました。しかしながら価格上昇に伴い数量の減少がみられ、特に第4四半期は数量面での苦戦を余儀なくされました。
このような状況下におきまして、当社グループはステンレス配管用鋼管や建設仮設材用鋼管などの健闘により当連結会計年度における売上高は403億16百万円(前連結会計年度比2.9%増)となりました。収益面におきましては、生産数量の減少等により営業利益は32億53百万円(前連結会計年度比1.5%減)とわずかに減益となりました。経常利益は為替差益の増加により34億99百万円(前連結会計年度比1.6%増)と増益となりました。当期純利益は23億17百万円(前連結会計年度比1.0%減)と減益ですが、これは前連結会計年度に「厚生年金基金解散損失戻入益」1億83百万円が特別利益に計上されたことによるものであります。
これを製品部門別にみてまいりますと、
ステンレス管部門では、配管用、自動車用は健闘いたしましたが装飾用は振るいませんでした。その結果、売上高は188億38百万円(前連結会計年度比3.8%増)となりました。
ステンレス条鋼部門では、売価の値戻しにより売上高は113億37百万円(前連結会計年度比1.8%増)となりました。
ステンレス加工品部門では、ガス機器用・家庭用金物製品ともに消費税増税の影響を受け売上高は21億63百万円(前連結会計年度比9.4%減)となりました。
鋼管部門では、建設仮設材用が牽引役となり売上高は50億32百万円(前連結会計年度比9.6%増)となりました。
その他部門では、パイプ切断機と自転車の販売が健闘したため売上高は29億45百万円(前連結会計年度比0.8%増)となりました。

(注) 1 報告セグメントが1つでありますので製品部門別に区分して記載しております。
2 上記金額には消費税等を含めておりません。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により11億46百万円の収入となり、投資活動により11億13百万円の支出となり、財務活動により9億43百万円の支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は、期首に比べて8億29百万円減少し12億69百万円(前連結会計年度比39.5%減)となりました。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が35億7百万円でありましたが、取引高の増加に伴って売上債権が5億50百万円、たな卸資産が15億57百万円増加し、営業活動全体では11億46百万円(前連結会計年度比46.7%減)の収入となりました。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出が16億36百万円でありましたが、投資有価証券の売却6億15百万円などがあり、投資活動全体では11億13百万円の支出(前連結会計年度は23億32百万円の支出)となりました。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済、配当金の支払などにより、財務活動全体では9億43百万円の支出(前連結会計年度は9億37百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01315] S10053BG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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