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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056UC

有価証券報告書抜粋 株式会社大紀アルミニウム工業所 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の金融・経済政策の効果により企業業績や雇用情勢の改善が見られるなど景気は緩やかな回復傾向で推移しました。一方、欧州経済の先行きに不安が強まり、中国、新興国経済の減速への警戒感等もあり、先行きは不透明な状況で推移しました。
こうした環境のもと、当社グループの大手需要先である自動車メーカーは、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響もありましたが、円安傾向もあり企業収益は好転しました。その中で、当社グループの製品等の需要も堅調に推移しました。
この結果、当社グループの連結売上高につきましては、アルミニウム二次合金地金971億5千3百万円(前年同期比22.3%増)、商品・原料他681億3千3百万円(前年同期比28.4%増)で、これらを併せた連結売上高総額は1,652億8千6百万円(前年同期比24.7%増)となりました。
収益面につきましては、販売数量増加による運送費等の上昇が見られましたが、製品と原料の価格差が改善されたことにより、経常損益につきましては、29億2千8百万円(前年同期比191.9%増)の利益となり、また、子会社の資産売却等により、純損益は21億7千5百万円の利益(前年同期比850.8%増)を計上することとなりました。
なお、当社の生産実績につきましては、アルミニウム二次合金地金566億4千4百万円となりました。
また、当社のアルミニウム二次合金地金の販売数量につきましては、23万4千トンと前期に比べ4.1%増となりました。
事業別セグメントの状況は、次のとおりであります。
アルミニウム二次合金事業は、当社グループの大手需要先である自動車メーカーの企業収益が消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響もありましたが、円安傾向もあり、堅調に推移しました。その影響を受けて、当社グループの製品等の需要も堅調に推移したことにより、売上高は1,638億9千1百万円(前年同期比24.7%増)、セグメント利益(営業利益)は31億5千万円(前年同期比44.5%増)の利益となりました。
その他の事業セグメントについては、依然として厳しい状況で推移したことにより、売上高は19億1千5百万円(前年同期比42.9%増)、セグメント利益(営業利益)は1億4千万円の損失(前年同期は、1億7千1百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億6千6百万円増加し、37億4千7百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動による資金の減少は、税金等調整前当期純利益を計上しましたが、主に売上債権とたな卸資産が増加したことにより42億4千4百万円(前年同期は45億9千万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、主に有形固定資産の取得による支出により18億7千4百万円(前年同期は12億9千4百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動による資金の増加は、主に短期借入金の純増減額が増加したことと長期借入れによる収入や返済による支出により63億1千2百万円(前年同期は65億3千7百万円の増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01318] S10056UC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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