シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050TV

有価証券報告書抜粋 株式会社CKサンエツ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、金融緩和政策の継続により、為替市場では円安、株式市場では株高のままに推移しました。また、2014年4月1日に消費税率が5%から8%に改定されたため、増税前の駆け込み需要の反動で、景気回復に一時的な停滞局面が発生しました。
このような経済状況のもとで、当社グループ(当社及び連結子会社)は、収益構造の改善に注力しました。具体的には、連結子会社サンエツ金属株式会社と、同業で大阪府堺市にある日本伸銅株式会社とのシナジーを追求するため、同社の賛同を得た上で株式の公開買付け(TOB)を実施し、議決権の50.1%を保有することで、2015年3月18日に同社を当社の連結対象子会社にしました。
また、連結子会社だった大連三越精密部件工業有限公司については、中国における人件費の高騰や為替相場における円安の影響等で収益力を喪失していたため、出資持分の全部を中国大連にて食品加工・金属加工・電子部品製造などを手がける大連鵬成集団の日本法人である成悦株式会社に譲渡しました。
さらに、連結子会社サンエツ金属株式会社は、高岡事業所(高岡市)にめっき第2工場と事務所厚生棟を建設し、これまで並行操業していた日立工場(日立市)のめっき線事業を移転統合しました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は617億3百万円(前年同期比7.0%増加)となりましたが、原料相場差益が前連結会計年度に比べると減少したため、営業利益は23億69百万円(同11.6%減少)となり、営業外費用に計上した原料相場のリスクヘッジのためのデリバティブ損失が1億68百万円(前年同期はデリバティブ利益1億17百万円)だったため、経常利益は24億77百万円(同17.1%減少)となりました。
当期純利益は、大連三越精密部件工業有限公司の出資持分全てを譲渡したことによる関係会社整理損を1億80百万円計上、日本伸銅株式会社の株式公開買付けによる連結子会社化などにより、段階取得に係る差損として2億35百万円計上したものの、同時に負ののれん発生益として9億53百万円を計上したため、20億32百万円(同10.1%増加)となりました。

各セグメントの業績は、次のとおりであります。
①伸銅
伸銅事業では、販売量は8万494トン(前年同期比3.2%減少)、売上高は498億12百万円(同2.9%増加)となり、セグメント損益は22億66百万円(同4.9%減少)のセグメント利益となりました。
②精密部品
精密部品事業では、売上高は41億9百万円(前年同期比0.6%減少)となり、セグメント損益は11百万円のセグメント利益(同79.4%減少)となりました。
③配管・鍍金
配管・鍍金事業では、シーケー金属株式会社が決算期を12月末から3月末に変更し、当連結会計年度では2014年1月から2015年3月までの損益を取り込んでいることから、売上高は77億80百万円(前年同期比52.1%増加)となり、セグメント損益は9百万円のセグメント利益(同91.6%減少)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益を30億6百万円計上し、有形固定資産の取得による支出や、日本伸銅株式会社の公開買付けによる支出等があったものの、売上債権やたな卸資産の減少による収入や、短期借入金の増加による収入等があったため、前連結会計年度末に比べ7億2百万円増加し、当連結会計年度末には12億92百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は25億1百万円(前年同期比18億34百万円収入の増加)となりました。これは主に負ののれん発生益9億53百万円、法人税等の支払い19億49百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益30億6百万円、減価償却費12億8百万円、売上債権の減少額が1億53百万円(前連結会計年度は18億2百万円の増加額)、たな卸資産の減少額が2億94百万円(前連結会計年度は16億98百万円の増加額)等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は30億78百万円(同9億13百万円支出の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得21億82百万円、日本伸銅株式会社の公開買付けによる支出7億78百万円(純額)等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果調達した資金は12億62百万円(同8億75百万円収入の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出3億38百万円があったものの、短期借入金の増加額15億50百万円等があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01321] S10050TV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。