シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008X0X

有価証券報告書抜粋 株式会社バルニバービ 業績等の概要 (2016年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策を背景として、企業収益の改善や訪日客によるインバウンド効果などによる緩やかな回復基調が見られた反面、中国経済の減速やイギリスのEU離脱問題、年明け以降の急激な円高などの多くの懸念材料もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、高付加価値業態を中心として、インバウンド効果、法人交際費の増加傾向により、回復傾向が見られてはおりますが、競合企業との競争激化、原材料価格の高騰、人手不足に伴う人材確保難や人件費上昇など、引き続き厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループでは多様な新規出店プロジェクトの企画開発を推進する一方で、新たな店舗運営子会社の経営を担う人材育成に注力してきたことで2016年2月には個性ある店舗運営子会社3社を設立し、事業規模拡大を支える運営体制をより強固なものといたしました。また、2016年7月には、麒麟麦酒株式会社との関係強化を目的とする株式譲渡を実施し、同社の協力のもと当社グループの店舗における「ハートランドビール」のプロモーション活動を積極的に推進することとなっております。
当連結会計年度における店舗の増減といたしましては、レストラン事業では11店舗をオープンし、期間限定店舗1店舗をクローズ、スイーツ事業では3店舗をオープンし、当社グループとしては計14店舗をオープン1店舗をクローズしております。結果、当連結会計年度末現在における当社グループの運営する店舗数は71店舗となっております。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は8,468,065千円(前年同期比27.5%増)、営業利益は578,217千円(前年同期比46.1%増)、経常利益は589,235千円(前年同期比22.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は356,547千円(前年同期比20.6%増)と大幅な増収増益となりました。

事業部門別の業績は以下のとおりであります。
① レストラン事業
レストラン事業におきましては、2015年9月に東京都新宿区に「グッドモーニングカフェ 早稲田」をオープン、2016年4月には名古屋市東区の名城大学にて名古屋エリア初出店となる「ムー ガーデンテラス」をオープンし、大学レストランを5店舗としました。2015年10月には福岡市中央区にて福岡エリア初出店となる「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ 福岡」をオープンし、さらに2016年4月には福岡市博多区において福岡エリアの旗艦店舗となる「ガーブ リーブス」をオープンするなど、関東、関西エリアに続く出店エリアの拡大を推進しております。
また、2015年11月には、東京都台東区にて「ボン花火」「焼くろ澤(2016年7月に「ビストロバル トロワキュイ アサヌマ」に業態変更)」を同時オープンしバッドロケーションである蔵前・駒形エリアの活性化を推進する一方で、不動産デベロッパーからの誘致としても、大阪市天王寺区の天王寺公園再活性化プロジェクト「てんしば」にて「青いナポリ イン ザ パーク」、2016年4月には兵庫県西宮市の「西宮ガーデンズ」にて「イン ザ グリーン ガーデンズ」、2016年5月には東京都千代田区の「東京ガーデンテラス」にて「ガーブ セントラル」、大阪府枚方市の「枚方T-SITE」にて「ミール トゥギャザー ルーフ テラス」と当社の個性を活かすことのできる出店を行うことができました。また、行政機関との取り組みとしては、東京都建設局が行う水辺活性化の施策である「隅田川“かわてらす”」に「ボン花火」が選定され、2016年7月に“かわてらす”を開設し、大阪市北区の中之島公園において中之島エリアの活性化に対する貢献を評価され、2016年6月に期間限定のビアガーデン「中之島オープンテラス」を3年連続でオープンしております。
店舗運営に関しましては、店舗運営子会社ごとに店舗の状況に合わせたきめ細かいレストラン運営に取り組む一方で、新規店舗における顧客満足度と収益性を向上させる店舗運営方法の確立、ビアガーデンやバーベキュー、こたつテラスなど季節に応じた店舗運営、営業企画・イベントの立案などの取り組みを実施しており、2016年5月には当社グループが5店舗を運営する東京都千代田区神田錦町においてエリア活性化イベント「錦宴」を開始し、多くのパフォーマーと参加者による賑わいを創造いたしました。
また、当社独自の組織制度である店舗運営子会社につきましては、2016年2月に関東地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービウィルワークス、九州地区における店舗運営を担う株式会社バルニバービイートライズ及び複数の代表取締役が全責任を持って各担当店舗の運営を行う株式会社バルニバービタイムタイムと個性ある店舗運営子会社3社を設立したことで、店舗運営子会社は9社となり、個店ごとに異なる店舗運営体制がより強化されております。
この結果、当連結会計年度末におけるレストラン事業の店舗数は、関東地区28店舗、関西地区20店舗、その他地域3店舗の計51店舗となり、売上高は7,444,341千円(前年同期比26.2%増)となりました。

② スイーツ事業
スイーツ事業におきましては、季節商品やコラボ商品等の商品開発を推進する一方で、2015年9月には東京都新宿区に「トーキョークレープガール 早稲田どらま館」、2015年10月には川崎市幸区に「花のババロア ハバロ/パラディ ラゾーナ川崎」、2016年3月には京都市東山区の「高台寺」境内に「スロージェットコーヒー 高台寺」をオープンしております。
この結果、当連結会計年度末におけるスイーツ事業の店舗数は、関東地区10店舗、関西地区4店舗の計14店舗となり、売上高は575,358千円(前年同期比27.3%増)となりました。

③ アスリート食堂事業
アスリート食堂事業におきましては、アスリートだけではなく健康志向の顧客へのターゲット層の拡大及びオペレーションの効率改善によるコストダウンによる収益性改善を進めております。
この結果、当連結会計年度末におけるアスリート食堂事業の店舗数は、関東地区4店舗、関西地区1店舗、その他地域1店舗の計6店舗となり、売上高は416,685千円(前年同期比58.9%増)となりました。

④ その他の事業
その他の事業は、企業、行政機関などに対して、地域ブランド振興、カフェやレストランの企画・開発等のコンサルティングを行っております。当連結会計年度における売上高は31,679千円(前年同期比1.3%増)となっております。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ425,554千円増加し、1,254,833千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は977,885千円(前年同期は594,611千円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益586,088千円、減価償却費405,588千円、主な減少要因は、法人税等の支払額229,809千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,155,954千円(前年同期は516,532千円の支出)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出1,104,365千円、差入保証金の差入による支出69,593千円であります。主な増加要因は、差入保証金の回収による収入47,407千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は605,740千円(前年同期は223,688千円の収入)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入650,000千円、株式の発行による収入581,567千円、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出438,436千円、社債の償還による支出70,000千円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31815] S1008X0X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。