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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055NO

有価証券報告書抜粋 東洋製罐グループホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げの影響などにより、個人消費の持ち直しに足踏みが見ら
れたものの、企業収益や雇用・所得環境の改善など、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
このような環境下におきまして、当連結会計年度における当社グループの業績は、以下のとおりとなりました。売
上高は、米国のStolle Machinery Company, LLCをはじめとする海外子会社の販売が好調に推移したことに加え、電
池材などの鋼板の販売が順調に推移しましたが、消費税率の引き上げや夏場の天候不順などの影響により、主に国内
の飲料容器の販売が減少し、7,843億62百万円(前期比0.1%減)となりました。利益面では、円安による原材料・エ
ネルギー価格の上昇や減価償却費の増加などにより、営業利益は150億80百万円(前期比45.9%減)となりました。
経常利益は、海外子会社への外貨建て貸付金等にかかる為替差益を計上したことなどにより、238億51百万円(前期
比19.4%減)となりました。当期純利益は、固定資産売却にともなう特別利益を計上しましたが、減損損失や関係会
社整理損失引当金繰入額として特別損失を計上したほか、税金費用が増加したことなどにより、36億4百万円(前期
比73.9%減)となりました。
各セグメントの営業の概況は次のとおりであります。
〔包装容器関連事業〕
売上高は6,651億66百万円(前期比1.0%減)となり、営業利益は54億64百万円(前期比69.3%減)となりました。
①金属製品の製造販売
金属製品の売上高は前期を下回りました。
《国内》
ビール向けの輸出用マキシキャップなどの伸長によりキャップが好調に推移しましたが、コーヒー・ビール類向
けなどの飲料用空缶が減少し、売上高は前期を下回りました。
《海外》
タイにおいてコーヒー向けなどの飲料用空缶が増加し、売上高は前期を上回りました。
②プラスチック製品の製造販売
プラスチック製品の売上高は前期を下回りました。
《国内》
検査薬向けの容器が増加しましたが、夏場の天候不順などの影響により果汁飲料・健康ドリンク向けなどの飲料
用ペットボトルが減少したほか、洗濯用洗剤向けの詰替用パウチや清涼飲料向けのキャップが低調に推移したこと
により、売上高は前期を下回りました。
《海外》
タイにおいてコーヒー・お茶類の受託充填品の伸長で飲料用ペットボトルが好調に推移したことにより、売上高
は前期を大幅に上回りました。
③ガラス製品の製造販売
清涼飲料・医薬系ドリンク向けのびん製品が減少しましたが、ハイボール用ジョッキ・グラスなどのセールスプ
ロモーション品の受注増によりハウスウエア製品が伸長し、売上高は前期並となりました。
④紙製品の製造販売
コンビニエンスストア向けのコーヒー用飲料コップの伸長により紙容器製品が増加しましたが、清涼飲料・ビー
ル類向けの段ボール製品が低調に推移したことにより、売上高は前期を下回りました。
⑤エアゾール製品・一般充填品の受託製造販売
制汗消臭剤・染毛剤などのエアゾール製品が減少し、売上高は前期を下回りました。
⑥包装容器関連機械設備の製造販売
機械設備の製造販売では、米国において中東および東アジア向けの製缶・製蓋機械などの販売が好調に推移した
ほか、円安が寄与したことにより、売上高は前期を大幅に上回りました。
〔鋼板関連事業〕
売上高は586億30百万円(前期比6.4%増)となり、営業利益は24億44百万円(前期比28.7%減)となりました。
電気・電子部品向けでは、電池材で乾電池などが増加したほか、車載用二次電池が好調に推移したことにより、売
上高は前期を大幅に上回りました。
自動車・産業機械部品向けでは、ベアリングシール材・ガスケット材が好調に推移したことにより、売上高は前期
を上回りました。
建築・家電向けでは、ユニットバス向け内装材や住宅・ビル向け外装材が増加しましたが、冷蔵庫向け扉材が減少
し、売上高は前期並となりました。
〔機能材料関連事業〕
売上高は395億77百万円(前期比4.2%増)となり、営業利益は41億82百万円(前期比25.8%増)となりました。
磁気ディスク用アルミ基板では、品質要求の引き上げにともない生産性が低下したものの、円安が寄与したことに
より、売上高は前期を上回りました。
光学用機能フィルムでは、売上高は前期を上回りました。
その他、顔料や人造大理石用の原料が増加しました。
〔不動産関連事業〕
オフィスビルおよび商業施設等の賃貸につきましては、売上高は60億71百万円(前期比0.5%増)となり、営業利
益は35億31百万円(前期比4.4%減)となりました。
〔その他〕
硬質合金・機械器具および農業用資材製品などの製造販売、石油製品などの販売および損害保険代理業などにつき
ましては、売上高は149億16百万円(前期比2.7%増)となり、営業利益は9億44百万円(前期比8.4%増)となりま
した。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて179億73百
万円増加し、1,452億82百万円(前期比14.1%増)となりました。
〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕
税金等調整前当期純利益が190億5百万円、減価償却費446億46百万円、法人税等の支払額96億22百万円などによ
り、当連結会計年度における営業活動による資金の増加は494億86百万円(前期比18.9%減)となりました。
〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕
包装容器関連事業での設備投資を中心とした有形固定資産の取得による支出が531億19百万円あったことなどに
より、当連結会計年度における投資活動による資金の減少は536億52百万円(前期比19.8%減)となりました。
〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕
長期借入れによる収入が372億円、長期借入金の返済による支出が69億23百万円、配当金の支払いが28億40百万
円あったことなどにより、当連結会計年度における財務活動による資金の増加は191億79百万円(前期比106.0%
増)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01353] S10055NO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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