有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100546U
株式会社横河ブリッジホールディングス 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発は、橋梁事業に関連する鋼構造の基盤技術の取得および革新を中心とし、さらに、保有する要素技術をエンジニアリング関連事業や先端技術事業に応用し、商品開発や新技術開発を実施しています。また、グループ各社が保有する環境や情報処理等の分野における固有技術に関連して、事業化や商品化につながる研究開発を実施しています。
研究開発の体制は、当社の総合技術研究所が基盤技術の調査研究や事業化前の研究開発を行い、各事業会社が自社商品の改良開発や事業化検討を行うことを基本としています。さらに、当社グループとしての研究開発全体を統括し、方向性、予算、実施状況を管理する機関として、技術総括室を設置しています。なお、当社グループの研究開発スタッフは27名であり、全従業員の1.7%にあたります。当連結会計年度の研究開発費の総額は352百万円となっています。
当連結会計年度における各セグメント別の研究開発活動のうち、主要なものは次のとおりです。
(1)橋梁事業に関する研究開発
道路橋床版の更新技術開発
道路橋の鉄筋コンクリート床版、あるいは鋼床版は、自動車荷重の繰り返し載荷による疲労やコンクリート材料の経年劣化により補修が必要なものが多くあります。当社では各種床版の耐久性向上対策ならびに、床版の補修技術、更新技術の開発を行っています。今後は、既設床版の補修工事や更新工事で、開発した技術を活用していく予定です。
(2)エンジニアリング関連事業
酸洗浄排水処理装置の改良開発
「酸洗浄排水処理装置」は、主にステンレス鋼の酸洗浄を行った排水にpH調整、フッ素処理除去を行う装置です。本装置は2011年から北海道中小企業総合支援センターからの助成金を受けて実証実験を行い、平成25度初の客先納入となりました。装置の特徴でもある可搬式でコンパクトな装置は市場でも稀で、その後は九州や東北の客先からの問い合わせがありました。今後拡販を目指しあらゆるニーズに沿った製品への改良・開発を行っていきます。
(3)先端技術事業に関する研究開発
①既設橋の復元設計システムの開発
既設橋を補修・補強する際に設計図書が残されていないという問題をうけて開発したものです。建設当時の基準や慣習で設計しなおして、その結果から図面を復元するシステムです。橋梁の管理、点検、設計段階での活用を目指しています。
②自動シャーリング板取・加工システムの開発
ステンレス加工業向けに、今まで工場内で手作業により行われていたシャーリング加工機の板取と加工指示を自動で行うシステムを開発しました。自動で板取を行うだけでなく、加工位置や順序も工場内のタブレットPCで確認できます。省略化だけでなく、人為的ミスの削減、歩留の向上を目指すシステムです。
研究開発の体制は、当社の総合技術研究所が基盤技術の調査研究や事業化前の研究開発を行い、各事業会社が自社商品の改良開発や事業化検討を行うことを基本としています。さらに、当社グループとしての研究開発全体を統括し、方向性、予算、実施状況を管理する機関として、技術総括室を設置しています。なお、当社グループの研究開発スタッフは27名であり、全従業員の1.7%にあたります。当連結会計年度の研究開発費の総額は352百万円となっています。
当連結会計年度における各セグメント別の研究開発活動のうち、主要なものは次のとおりです。
(1)橋梁事業に関する研究開発
道路橋床版の更新技術開発
道路橋の鉄筋コンクリート床版、あるいは鋼床版は、自動車荷重の繰り返し載荷による疲労やコンクリート材料の経年劣化により補修が必要なものが多くあります。当社では各種床版の耐久性向上対策ならびに、床版の補修技術、更新技術の開発を行っています。今後は、既設床版の補修工事や更新工事で、開発した技術を活用していく予定です。
(2)エンジニアリング関連事業
酸洗浄排水処理装置の改良開発
「酸洗浄排水処理装置」は、主にステンレス鋼の酸洗浄を行った排水にpH調整、フッ素処理除去を行う装置です。本装置は2011年から北海道中小企業総合支援センターからの助成金を受けて実証実験を行い、平成25度初の客先納入となりました。装置の特徴でもある可搬式でコンパクトな装置は市場でも稀で、その後は九州や東北の客先からの問い合わせがありました。今後拡販を目指しあらゆるニーズに沿った製品への改良・開発を行っていきます。
(3)先端技術事業に関する研究開発
①既設橋の復元設計システムの開発
既設橋を補修・補強する際に設計図書が残されていないという問題をうけて開発したものです。建設当時の基準や慣習で設計しなおして、その結果から図面を復元するシステムです。橋梁の管理、点検、設計段階での活用を目指しています。
②自動シャーリング板取・加工システムの開発
ステンレス加工業向けに、今まで工場内で手作業により行われていたシャーリング加工機の板取と加工指示を自動で行うシステムを開発しました。自動で板取を行うだけでなく、加工位置や順序も工場内のタブレットPCで確認できます。省略化だけでなく、人為的ミスの削減、歩留の向上を目指すシステムです。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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