有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052YD
株式会社駒井ハルテック 対処すべき課題 (2015年3月期)
橋梁・鉄骨事業の事業環境は、橋梁事業は、今後新設橋梁の発注量が減少することが予想され、各社が生き残りをかけた熾烈な受注競争が続くものと思われます。これに対し、都市高速の大規模更新や更新時期を迎えた橋梁に対する老朽化対策として維持・補修事業の発注量が増加することが見込まれます。
一方鉄骨事業は、景気が回復基調にあることを背景に、民間設備投資が活発化しており、首都圏を中心に大型物件の計画が進められております。しかしながら、これまでの長期にわたる景気低迷により、建設業界の労働人口は大きく減少し、技術者・技能者不足が深刻化しているなか、生産性向上に向けた省力化投資が喫緊の課題となる一方で、オリンピック後の需要減を見据えた対応も迫られております。
このような難しい舵取りが求められる環境の下、当社は本年10月に合併後5年を迎えますが、更なるシナジー効果を発揮するために様々な施策を講じてまいります。特に、昨年4月から開始した3カ年の中期経営計画で示した経営課題に対し、基本方針である「コア事業を強固にし、技術と品質で企業の成長を図る」を達成するため、1.橋梁、鉄骨事業の強靭化と収益力の強化、2.効率的な生産体制の構築、3.補修・保全事業への積極展開、4.東北復興、東京五輪関連のインフラ整備への貢献、5.海外・環境インフラの受注と収益の確保、6.人材の育成と活用の6つの施策に積極的に取り組み、本中期経営計画目標を達成できるよう進めてまいります。
それにより、当社グループがこれまで多くの製品を納めてきた実績および培ってきた技術力を最大限に活かし、将来に渡り橋梁・鉄骨をコア事業とした総合エンジニアリング会社として成長を続けられるよう企業展開を図ってまいります。
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