有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005AH8
瀧上工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)
(1)財政状態
当連結会計年度の連結貸借対照表における前連結会計年度比較
当連結会計年度の連結財政状態は、2014年9月1日の株式交換による新規の連結子会社6社が追加となったことにより資産・負債が大幅に増加し、資産合計は441億8千万円(前年同期比151億3千万円増・52.1%増)、負債合計は96億8千万円(前年同期比42億5千万円増・78.3%増)となりました。
流動資産は、現金預金の増加(前年同期比77億2千万円増・92.5%増)及び受取手形・完成工事未収入金等の増加(前年同期比36億円増・79.7%増)などにより、流動資産合計は263億7千万円(前年同期比124億3千万円増・89.1%増)となりました。
固定資産は、有形固定資産が増加(前年同期比26億円増・51.9%増)し、固定資産合計は178億1千万円(前年同期比27億円増・17.9%増)となりました。
流動負債は、支払手形・工事未払金等の増加(前年同期比12億6千万円増・78.8%増)及び未成工事受入金の増加(前年同期比14億9千万円増・336.5%増)などにより、流動負債合計は58億1千万円(前年同期比29億1千万円増・100.6%増)となりました。
固定負債は、金融商品会計の時価評価に係る繰延税金負債の増加(前年同期比10億2千万円増・64.0%増)などにより、固定負債合計は38億7千万円(前年同期比13億3千万円増・52.7%増)となりました。
純資産は、当期純利益の計上による繰越利益剰余金の増加により株主資本が増加することから、純資産合計は、344億9千万円(前年同期比108億8千万円増・46.1%増)となりました。
(2)経営成績
当連結会計年度の連結損益計算書における前連結会計年度比較
当連結会計年度の連結経営成績は、2014年9月1日の株式交換による新規の連結子会社6社が追加となったことにより「材料販売事業」、「運送事業」のセグメントが追加となっております。
完成工事高は鋼構造物製造事業では127億7千万円(前年同期比34億4千万円増・37.0%増)、不動産賃貸事業では4億4千万円(前年同期比4千万円減・8.6%減)、材料販売事業では8億5千万円、運送事業では6千万円となり、その他を含め全体で141億5千万円(前年同期比43億2千万円増・44.0%増)を計上いたしました。
完成工事総利益は、鋼構造物製造事業においては、好調な受注実績を背景に工場稼動も計画的に推移しました。また、中期経営計画により実施した設備投資の投資効果もコスト縮減に寄与したことなどから、15億7千万円の完成工事総利益(前年同期比8億1千万円増・105.5%増)となりました。不動産賃貸事業においては賃貸アパートの収益率低下や大型修繕工事が発生したことなどから、2億7千万円(前年同期比5千万円減・17.1%減)、材料販売事業は1億円、運送事業は4千万円となり、その他を含めまして、19億9千万円の完成工事総利益(前年同期比9億円増・82.1%増)となりました。また、完成工事総利益率は14.1%(前年同期は11.2%)となりました。
営業損益は、当社の販売費及び一般管理費の増加と新規6社分の増加により、11億9千万円(前年同期比3億円増・34.5%増)となり、8億円の営業利益(前年同期比5億9千万円増・281.3%増)となりました。
経常損益は、新規6社の賃貸収入の増加と受取利息及び受取配当金等の収入が微増となったため、10億4千万円の経常利益(前年同期比6億2千万円増・149.1%増)となりました。
特別損益は、特別利益に負ののれん発生益を78億2千万円を計上したことなどから、86億1千万円の税金等調整前当期純利益(前年同期比77億3千万円増・875.5%増)となりました。
上記の要因により、当連結会計年度における当期純損益は、86億8千万円の当期純利益(前年同期比78億5千万円増・946.2%増)となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書における前連結会計年度比較
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当連結会計年度の連結貸借対照表における前連結会計年度比較
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | ||
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 比率(%) | |
流動資産 | 13,947 | 26,378 | 12,430 | 89.1 |
固定資産 | 15,103 | 17,811 | 2,707 | 17.9 |
資産合計 | 29,051 | 44,189 | 15,137 | 52.1 |
流動負債 | 2,898 | 5,814 | 2,915 | 100.6 |
固定負債 | 2,537 | 3,875 | 1,338 | 52.7 |
負債合計 | 5,435 | 9,689 | 4,254 | 78.3 |
純資産合計 | 23,615 | 34,499 | 10,883 | 46.1 |
当連結会計年度の連結財政状態は、2014年9月1日の株式交換による新規の連結子会社6社が追加となったことにより資産・負債が大幅に増加し、資産合計は441億8千万円(前年同期比151億3千万円増・52.1%増)、負債合計は96億8千万円(前年同期比42億5千万円増・78.3%増)となりました。
流動資産は、現金預金の増加(前年同期比77億2千万円増・92.5%増)及び受取手形・完成工事未収入金等の増加(前年同期比36億円増・79.7%増)などにより、流動資産合計は263億7千万円(前年同期比124億3千万円増・89.1%増)となりました。
固定資産は、有形固定資産が増加(前年同期比26億円増・51.9%増)し、固定資産合計は178億1千万円(前年同期比27億円増・17.9%増)となりました。
流動負債は、支払手形・工事未払金等の増加(前年同期比12億6千万円増・78.8%増)及び未成工事受入金の増加(前年同期比14億9千万円増・336.5%増)などにより、流動負債合計は58億1千万円(前年同期比29億1千万円増・100.6%増)となりました。
固定負債は、金融商品会計の時価評価に係る繰延税金負債の増加(前年同期比10億2千万円増・64.0%増)などにより、固定負債合計は38億7千万円(前年同期比13億3千万円増・52.7%増)となりました。
純資産は、当期純利益の計上による繰越利益剰余金の増加により株主資本が増加することから、純資産合計は、344億9千万円(前年同期比108億8千万円増・46.1%増)となりました。
(2)経営成績
当連結会計年度の連結損益計算書における前連結会計年度比較
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | ||
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 比率(%) | |
完成工事高 | 9,828 | 14,156 | 4,328 | 44.0 |
完成工事総利益 | 1,098 | 1,999 | 901 | 82.1 |
販売費及び一般管理費 | 886 | 1,192 | 306 | 34.5 |
営業利益 | 211 | 807 | 595 | 281.3 |
経常利益 | 420 | 1,046 | 626 | 149.1 |
税金等調整前当期純利益 | 883 | 8,619 | 7,735 | 875.5 |
当期純利益 | 829 | 8,683 | 7,853 | 946.2 |
当連結会計年度の連結経営成績は、2014年9月1日の株式交換による新規の連結子会社6社が追加となったことにより「材料販売事業」、「運送事業」のセグメントが追加となっております。
完成工事高は鋼構造物製造事業では127億7千万円(前年同期比34億4千万円増・37.0%増)、不動産賃貸事業では4億4千万円(前年同期比4千万円減・8.6%減)、材料販売事業では8億5千万円、運送事業では6千万円となり、その他を含め全体で141億5千万円(前年同期比43億2千万円増・44.0%増)を計上いたしました。
完成工事総利益は、鋼構造物製造事業においては、好調な受注実績を背景に工場稼動も計画的に推移しました。また、中期経営計画により実施した設備投資の投資効果もコスト縮減に寄与したことなどから、15億7千万円の完成工事総利益(前年同期比8億1千万円増・105.5%増)となりました。不動産賃貸事業においては賃貸アパートの収益率低下や大型修繕工事が発生したことなどから、2億7千万円(前年同期比5千万円減・17.1%減)、材料販売事業は1億円、運送事業は4千万円となり、その他を含めまして、19億9千万円の完成工事総利益(前年同期比9億円増・82.1%増)となりました。また、完成工事総利益率は14.1%(前年同期は11.2%)となりました。
営業損益は、当社の販売費及び一般管理費の増加と新規6社分の増加により、11億9千万円(前年同期比3億円増・34.5%増)となり、8億円の営業利益(前年同期比5億9千万円増・281.3%増)となりました。
経常損益は、新規6社の賃貸収入の増加と受取利息及び受取配当金等の収入が微増となったため、10億4千万円の経常利益(前年同期比6億2千万円増・149.1%増)となりました。
特別損益は、特別利益に負ののれん発生益を78億2千万円を計上したことなどから、86億1千万円の税金等調整前当期純利益(前年同期比77億3千万円増・875.5%増)となりました。
上記の要因により、当連結会計年度における当期純損益は、86億8千万円の当期純利益(前年同期比78億5千万円増・946.2%増)となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書における前連結会計年度比較
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
金額(百万円) | 金額(百万円) | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,225 | △353 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 1,602 | 940 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △1,810 | △161 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 7,946 | 12,761 |
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
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