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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005CKW

有価証券報告書抜粋 中国工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な内需に支えられ、円安の定着、原油安の影響もあり、ゆるやかな回復軌道をたどりましたものの、輸出関連企業と原材料等の調達コスト増となる企業との間で景況感に違いが出始めました。
また、消費増税及び円安に伴う物価上昇による実質賃金の低下、夏場の異常気象や度重なる自然災害の影響等により、不透明感を拭えない状況の中で推移しました。
一方、改正電気事業法が成立し、2016年には電力小売の完全自由化が始まることを受け、当社グループを取り巻くガス事業分野のエネルギー関連は規制緩和の方向に進み、業種の垣根を越えた業界再編に向けての変化が予想されます。
設備投資は、底堅く推移しているものの、建設費の上昇などの懸念材料から企業は慎重な姿勢を続けており、いまだ力強さに欠ける状況となっております。
このような経済情勢のなか、当社グループは主力製品であるLPガス容器の拡販、一般高圧ガス容器においても環境にやさしい冷媒用容器の受注に注力したこと及び畜産分野では飼料タンク市場の需要を的確に捉えた営業を展開するとともに効率経営に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は118億38百万円となり、前期を45百万円(0.4%)上回りました。
利益面につきましては、売上高が増加したことに加え、引き続き歩留まりの向上と総コスト削減へ取り組みました結果、営業利益は1億27百万円(前期比67百万円の増益)、経常利益は1億63百万円(同72百万円の増益)、当期純利益は1億14百万円(同53百万円の増益)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

高圧機器事業
LPガス容器及び一般高圧ガス容器の売上高が増加したものの、LPガス製造・消費プラント工事の受注が減少したことにより、事業全体の売上高は71億22百万円となり、前期を65百万円(0.9%)下回りました。しかし、セグメント利益(営業利益)はLPガス容器及び一般高圧ガス容器の売上高の増加、生産効率の向上など総コストの削減により、前期と比べ97百万円(20.3%)増加し、5億77百万円となりました。

鉄構輸送機事業
焼鈍炉用インナーカバーの受注が増加した結果、事業全体の売上高は7億15百万円となり、前期を19百万円(2.9%)上回りました。しかし、セグメント損失(営業損失)は受注競争激化等による利益率の低下により、前期と比べ25百万円赤字が拡大し、30百万円となりました。

施設機器事業
畜産分野の主力製品である飼料タンクの販売数量が増加した結果、事業全体の売上高は11億43百万円となり、前期を2億5百万円(21.9%)上回りました。また、セグメント損失(営業損失)は売上高の増加により、前期と比べ24百万円赤字が縮小し、43百万円となりました。

運送事業
深刻度を増す人手不足問題や取扱物量の回復が遅れるなか、不採算貨物からの撤退などにより貨物輸送量が減少した結果、事業全体の売上高は28億57百万円となり、前期を1億14百万円(3.8%)下回りました。しかし、セグメント利益(営業利益)は、コスト削減や事業効率の向上等により、前期と比べ2百万円(5.8%)増加し、42百万円となりました。

(注) 記載金額には、消費税等は含まれておりません。以下「第2 事業の状況」について同様であります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前期に比べ24百万円(5.0%)増加し、5億11百万円となりました。なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な内訳は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、6億24百万円でありました(前期は得られた資金が3億83百万円)。これは、退職給付に係る負債の減少、たな卸資産の増加はありましたものの、税金等調整前当期純利益の確保、売上債権の減少、仕入債務の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5億26百万円でありました(前期は得られた資金が48百万円)。これは、主に有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、73百万円でありました(前期は使用した資金が3億62百万円)。これは、リース債務の返済及び配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01366] S1005CKW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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