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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059IK

有価証券報告書抜粋 日本発條株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における日本経済につきましては、消費増税前の駆け込み需要の反動減が大きかったものの、円安による輸出の復調や原油安の影響もあり、景気の回復は緩やかながらも継続しております。
一方、世界経済につきましては、欧州は景気が回復傾向にあるもののその動きは弱く緩やかであり、米国は雇用環境の改善や原油安による内需の押上げ効果等により、回復基調が堅調に継続しております。アジア地域においては、中国は景気回復に減速が見受けられ、タイは回復が低調な伸びにとどまっております。その他の地域でも、経済成長に減速が見られるようになっております。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連は、国内販売は消費増税後の反動減があり、5,297千台で前期比6.9%の減少となりました。完成車輸出は回復の兆しが見えてまいりましたが、4,490千台で前期比3.1%の減少となりました。これにより、国内の自動車生産台数は、9,590千台で前期比3.2%の減少となりました。
また、もう一方の主要な事業分野であります情報通信関連は、パソコン及びデータセンター向け需要の増加によるHDD(ハードディスクドライブ)の増産により受注が前期比で増加いたしました。
以上のような経営環境のもと、売上高は601,434百万円(前期比5.6%増)となりました。また収益面では北米での一時的な費用増加等により、営業利益は32,702百万円(前期比12.7%減)、経常利益は39,075百万円(前期比5.7%減)、当期純利益は23,873百万円(前期比3.3%減)となりました。

(2)当連結会計年度のセグメント別の概況
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は、自動車生産が日本とタイで減少したものの、北米と中国で増加したことにより、売上高は121,769百万円(前期比1.1%増)、北米での受注増に伴う増産対応費用増等により、営業利益は8,779百万円(前期比42.6%減)となりました。

[シート事業]
シート事業は、主要客先の自動車生産が国内外で増加したことにより、売上高は266,270百万円(前期比8.4%増)となりましたが、北米での立ち上げ費用の増加やタイでの売上減少等の影響があり、営業利益は11,069百万円(前期比12.3%減)となりました。

[精密部品事業]
精密部品事業は、海外での自動車生産の増加とHDDの増産及び為替効果により、売上高は137,035百万円(前期比6.5%増)、営業利益は8,706百万円(前期比55.6%増)となりました。

[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、半導体製造装置用部品等の売上増加により、売上高は76,359百万円(前期比1.7%増)、営業利益は4,147百万円(前期比4.1%増)となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は、44,853百万円で前期と比べ1,055百万円の増加となりました。これは主に運転資金が減少したことによるものです。
投資活動の結果支出した資金は、24,433百万円と前期と比べ3,481百万円の減少となりました。これは主に貸付けによる支出の減少によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローの結果、5,264百万円の支出超過となり、前期と比べ10,935百万円の支出減少となりました。これは主に借入れの返済による支出の減少によるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリー・キャッシュ・フローは20,420百万円となりました。
以上の結果、当期における現金及び現金同等物は前期末に比べ21,445百万円増加し、83,439百万円となりました。また、社債、コマーシャル・ペーパー及び長期・短期借入金は64,518百万円と前期末に比べて3,504百万円増加しました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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