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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAOI

有価証券報告書抜粋 株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用情勢の改善等により、緩やかながらも回復基調を続けてまいりました。しかしながら、英国のEU離脱や米国大統領選挙等にみられる保護主義的風潮の広がり等、先行きの不透明な状況となっております。
食品業界におきましては、堅調な推移を見せているものの、企業間競争は激しさを増しており収益を押し下げる要因となっております。また、急激な為替レートの変動等によるリスクが高まるなど、予断を許さない状況のまま推移しております。
このような環境の下で当社グループは、M&Aによる事業拡大を図るとともに、傘下企業において積極的な設備投資と新たな関連分野への参入を推進してまいりました。また、グループのリソースと当社の各支援機能(中小企業支援プラットフォーム)を融合し、収益の最大化を図ることでさらなる成長を試みるとともに、経営効率の高い組織づくりに注力し企業価値の向上に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は16,241,910千円(前年同期比26.6%増)、営業利益493,324千円(同50.4%増)、経常利益530,505千円(同61.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益353,733千円(同23.3%減)となりました。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前期において土地収用にかかる特別利益が発生したため、前年同期比でマイナスとなっております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 製造事業
製造事業につきましては、積極的な設備投資および中小企業支援プラットフォームを活用した販路の拡大等の取り組みをおこなってまいりました。
また、当連結会計年度より新たにグループ企業となった純和食品㈱、栄川酒造㈱および㈱エスケーフーズが収益面で寄与したことや、楽陽食品㈱において主力商品の拡販や新分野での取り組みが奏功し、売上高は11,903,113千円(前年同期比36.1%増)となりました。
利益につきましては、事業の拡大により売上が伸びたことや、生産性の向上を目的とした設備投資等により原価率が低減した結果、利益は660,551千円(同35.8%増)となりました。セグメント内における主要な子会社の売上高の状況は、以下のとおりであります。

(楽陽食品株式会社)
楽陽食品㈱は、主力のチルドシウマイが各得意先において販売数量が大きく伸びたことや、一昨年より本格的に参入したチルド餃子について、NB商品、PB商品の拡販施策に対応するためライン導入等設備投資をおこなったことにより、新規受注の拡大に繋げることができました。これにより、売上高は4,524,132千円(前年同期比13.1%増)となり、前年を大きく上回る結果となりました。

(白石興産株式会社)
白石興産㈱は、主力の乾麺事業において関東地区での拡販が好調に推移したことにより、前年を上回って推移しましたが、小麦粉の販売において大口取引先への販売減少等が響き、売上高は879,943千円(前年同期比2.8%減)となりました。

(株式会社オーブン)
㈱オーブンは、主力のかきフライの販売に注力してまいりましたが、市場価格の下落等もあり、得意先より値下げ圧力等が強まったことにより販売単価を切り下げており、これに対応するため販売数量の拡大に努めてまいりました。しかしながら、単価下落の補填には至らず、売上高は2,459,733千円(前年同期比3.0%減)となりました。

(株式会社ダイショウ)
㈱ダイショウは、主力のピーナッツバターを当社グループ販路の活用による拡販の継続および新製品の投入等をおこなった結果、売上高は641,333千円(前年同期比8.8%増)となりました。

(純和食品株式会社)
純和食品㈱は、2016年7月より当社の子会社となっております。当連結会計年度におきましては、新製品投入による新市場の開拓および既存販路の深耕などをおこなった結果、売上高は786,763千円となりました。
(栄川酒造株式会社)
栄川酒造㈱は、2016年9月より当社の子会社となっております。当連結会計年度におきましては、これまでの販路の見直し等をおこなった結果、売上高は343,171千円となりました。

(株式会社エスケーフーズ)
㈱エスケーフーズは、2016年9月に当社の子会社となっております。当連結会計年度におきましては、衛生管理面等含む生産体制の見直しと同時に販路の拡大などをおこなった結果、売上高は1,697,821千円となりました。

② 販売事業
販売事業につきましては、グループの情報網を活用し、既存取引先への販売強化および企画提案力の向上に注力してまいりました。
その結果、主要得意先への販売が好調に推移したこと等により、売上高につきましては、4,338,796千円(前年同期比6.2%増)、利益につきましては208,690千円(同22.7%増)となりました。セグメント内のおける子会社の売上高の状況は、以下のとおりであります。

(株式会社ヨシムラ・フード)
㈱ヨシムラ・フードは、引き続き主力である産業給食向けの販売において、的確なニーズの把握とメニュー提案等により販売を大きく伸ばすことができました。その結果、売上高は4,659,609千円(前年同期比6.3%増)となりました。

(株式会社ジョイ・ダイニング・プロダクツ)
㈱ジョイ・ダイニング・プロダクツは、商品企画に注力し得意先へのメニュー採用の強化に取り組んでまいりました。その結果、生協、宅配業者向けの販売が大きく伸び、売上高は960,511千円(前年同期比10.3%増)となり前年を上回る結果となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ644,017千円増加し、1,714,433千円となりました。
当連結会計年度のおける各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、516,403千円(前連結会計年度は68,677千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益525,787千円、減価償却費190,963千円、売上債権の減少146,752千円、たな卸資産の減少225,709千円等の増加要因に対し、仕入債務の減少202,394千円、法人税等の支払373,306千円等の減少要因があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、308,533千円(前連結会計年度は265,171千円の収入)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出173,447千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出162,391千円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、436,146千円(前連結会計年度は236,823千円の使用)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入1,620,000千円、株式の発行による収入242,880千円等の増加要因に対し、長期借入金の返済による支出1,086,658千円および短期借入金の純減少額239,000千円等があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32138] S100AAOI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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