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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TK9A (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 大同工業株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、新製品の研究開発及び既存商品の基礎研究、用途開発であります。グループ全体の研究開発活動を日本において当社が一括して担っており、当連結会計年度の研究開発費の総額は566百万円であります。
(1)動力伝動搬送関連製品
①カーボンニュートラルに向けた社会情勢の変化を注視し、市場ニーズにマッチした既存商品の用途開発を継続する一方で、EV化に対応した技術、高度塑性加工技術、表面処理加工技術、新たな要素技術を強みとして磨き上げることにより、新たな市場に果敢に挑戦し、社会の発展に貢献していくことを研究開発の基本方針として推進しております。プレスによる高度塑性加工技術では3D形状を効率的に生産できることより、DIDブランドを支えているドライブチェーンをターゲットとし、軽量化と剛性の相反特性を追求したデザイン性にも優れたMotoGP向けドライブチェーン等の開発に活かすだけでなく、新たな顧客を開拓していくための要素技術開発に継続して取り組んでおります。また、従来ながらの金属塑性加工だけでなく、プレス技術の応用として非金属材料の圧縮粉砕に挑戦し、リサイクルにも繋がる研究開発として活動の幅を広げています。表面処理技術では、特にセラミックコーティングを重視し、既存技術の多様化に繋げる研究開発を継続する一方で、物理蒸着法PVDに分類される技術の自前化を目指し、その先行として既存商品の高付加価値化につながるモーターサイクル用チェーンを開発し、上市に向けた準備を進めております。
②新たな事業戦略に繋げるための要素技術として、ゴム技術を自前化していくため研究開発の幅を広げております。第1ステップとして、当社の主力製品であるシールチェーン用のシール開発と評価を終え、海外拠点で生産を始めております。引き続き、差別化できる要素技術の研究開発を継続し、新商品への適用を進めてまいります。
③再生可能エネルギー市場でも果敢に挑戦するため、協業先を開拓しマイクロ水力発電装置開発プロジェクトに参画し、装置全体の製作や高効率化のためのスパコンによる大学との共同研究にも取り組んでおります。
④「伝える」「はこぶ」未来をカタチに!の経営スローガンのもと、それに係る新製品として開発した吸引式搬送ユニットを提案し新分野での採用が始まっております。並行して、顧客における革新的なものづくり技術としてのニーズに即した次世代型としての研究開発を検討しております。その他では、海外グループ会社と共同で、自社設計の自立走行搬送ロボットAMRの新たな用途開発にも取り組んでおります。
引き続き、駆動・搬送システムを強みとして磨き上げ、メカトロニクスを新たな軸に加え、「伝える」「はこぶ」社会の期待を超えるための技術開発を推進してまいります。
(2)その他
福祉分野の商品として階段昇降装置の製造販売を行っており、インクルーシブデザインを意識した車いす利用者が介助なしでも使用できるモデルを東京大学等と共同開発し実装評価を進めてきた一方で、同モデルの引き合いが増えており、新たなニーズに対する開発を継続しております。
その他、アルミ加工品として、アルミリム単品だけでなくホイール、ハンドルパイプの開発に取り組んでおり設計・評価技術の幅を広げています。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01580] S100TK9A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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