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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TIRP (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社きもと 研究開発活動 (2024年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは技術開発型企業として、付加価値の高い製品開発を目指すとともに、技術力の向上、構築に取り組んでおります。市場が求める製品開発、既存製品の性能品質の向上はもとより、コストダウンへの取り組みにも注力し、顧客満足の向上に資することを研究開発の目的として掲げております。また、環境負荷削減のため、塗料設計段階から、塗料に含まれる有機溶剤や生産後の廃液の削減などを織り込み、開発を進めております。さらに、ポリエステルフィルム以外の異種基材など、各種素材の特性を生かした高付加価値製品の開発にも挑戦し、当社技術の一つでもある機能性塗料でも世の中に貢献してまいります。
当連結会計年度では当社の技術開発センター(埼玉県さいたま市所在)で、研究員として総員53名が研究開発に携わっており、研究開発費として589百万円(日本において580百万円、米国において9百万円(62千米ドル))を投入いたしました。第64期からは、アウトプットの飛躍的向上を目的とし、製品開発のワークフロー改革を進行しております。開発部門と製造部門の垣根を越えて、場所にこだわらない効率的な開発体制の構築に向けて、第65期も引き続き改革を進めてまいります。
なお、セグメント別の主な研究開発活動の状況は次のとおりであります。

(1) 日本

主に光学機器用遮光フィルム、工程用粘着フィルム、車載ディスプレイ用成型フィルム、タッチパネル用ハードコートフィルム、液晶バックライト用光拡散フィルム、ウィンドウフィルム、等の開発を行っております。
光学機器用遮光フィルムは、スマートフォンカメラや車載センサー用の部品として、様々なニーズを反映し、製品開発に取り組んでおり、多品種の新製品を市場投入いたしました。
タッチパネル用ハードコートフィルムは、顧客ニーズを反映した製品の開発を進めており、特に、品質とコスト競争力に優れたディスプレイ表面保護用フィルムの開発に取り組んでおります。
工程用粘着フィルムは、ラインナップを拡充すると共に、用途展開を広げております。お客様とのコンタクトを密にし、ニーズに合わせて用途の幅を広げつつ、現在も数多くの製品開発を進めております。
液晶バックライト用光拡散フィルムは、引き続き、更なる性能品質の向上、およびコストダウンを目指して開発に取り組んでおります。
車載関連に用いられる「成型フィルム」において、成型用拡散フィルム、成型用ハードコートフィルムをすでに市場投入しております。今後も伸びが期待される車載関連分野の製品開発に関しては、より一層、注力していく予定です。
従来培ってきたハードコート技術、粘着技術を組み合わせた車載関連分野の飛散防止フィルムは、すでに市場投入しております。今後も引き続き、当社技術をコラボレーションした製品開発を進め、新たな用途展開を追求してまいります。
また、技術開発センターにおけるコンパクトクリーンコーターは茨城工場へ移設いたしました。引き続き茨城工場で、少量からのニーズに対応した高付加価値製品の製造・販売を継続してまいります。

(2) 北米

粘着フィルム、ハードコートフィルム、導電性フィルムの開発が完了し用途展開を進めております。また、コンパクトクリーンコーターで生産する高付加価値製品の開発や、技術開発センターと連携した製品開発体制の構築に向けて積極的に取り組んでまいります。また、自然災害などの緊急事態が起こった際の事業継続計画の面からも、北米工場と国内工場の連携強化に努めております。

以上のような研究開発活動を行うとともに、生産性並びに品質の向上、製造に関する基盤技術の向上を目指し、当社グループ各生産部門との連携強化を図っております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02425] S100TIRP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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