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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100T5WI (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 サッポロホールディングス株式会社 役員の状況 (2023年12月期)


株式所有者別状況メニュー

① 役員一覧
男性9名 女性2名 (役員のうち女性の比率18.2%)
役職名氏 名生年月日略 歴任期所有株式数
(千株)
代表取締役
社長
尾 賀 真 城1958年12月2日生
1982年4月当社(旧サッポロビール株式会社)入社
2006年10月サッポロビール株式会社(新会社)
首都圏本部 東京統括支社長
2009年3月同社 執行役員 北海道本部長
2010年3月同社 取締役 兼 常務執行役員 営業本部長
2013年3月同社 代表取締役社長
当社 取締役 兼 グループ執行役員
2015年3月当社 グループ執行役員
2017年1月当社 グループ執行役員社長
2017年3月当社 代表取締役社長(現在に至る)
2022年3月サッポロ不動産開発株式会社 取締役(現在に至る)
(注3)27
常務取締役松 出 義 忠1966年1月2日生
1988年4月当社(旧サッポロビール株式会社)入社
2010年9月当社 経理部長
2011年3月当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役グループ経理部長
2012年3月サッポロビール株式会社(新会社) 経理部長
2016年9月宮坂醸造株式会社(現神州一味噌株式会社) 代表取締役副社長
2018年3月同社 代表取締役社長
2019年3月当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役経理部長
2019年10月当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役経理部長
兼 サッポロ不動産開発株式会社 取締役執行役員
2020年3月当社 グループ執行役員 経理部長 兼
サッポロビール株式会社 経理部長
2022年3月当社 常務取締役 経理部長 兼 サッポロビール株式会社 取締役
2022年7月当社 常務取締役 兼 サッポロビール株式会社 取締役
2024年3月当社 常務取締役 兼 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役
(現在に至る)
(注3)1



役職名氏 名生年月日略 歴任期所有株式数
(千株)
常務取締役松 風 里栄子
(藤 野 里栄子)
1967年7月13日生
1990年4月株式会社博報堂入社
2007年6月同社 コーポレートデザイン部長
2011年8月株式会社博報堂コンサルティング執行役員エグゼクティブ・マネージャー
2015年5月株式会社センシングアジア 代表取締役(現在に至る)
2016年4月ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 経営戦略本部副本部長 兼 経営戦略部長
2017年3月同社 経営戦略本部長 兼 経営戦略部長
2018年3月Pokka Corporation (Singapore) Pte. Ltd. グループCEO
2020年1月Pokka Pte. Ltd.グループCEO
2020年7月サッポログループ食品株式会社 取締役 専務執行役員
2022年3月当社 取締役 兼
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役
2023年1月当社 取締役 兼 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 代表取締役副社長 兼 サッポログループ食品株式会社 代表取締役社長
2023年7月当社 取締役 兼 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役 兼 サッポログループ食品株式会社 代表取締役社長
2023年11月当社 取締役 兼 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役
2024年3月当社 常務取締役 兼 サッポロビール株式会社 取締役(現在に至る)
(注3)0
取締役庄 司 哲 也1954年2月28日生
1977年4月日本電信電話公社入社
2006年6月西日本電信電話株式会社 取締役 人事部長
2009年6月日本電信電話株式会社 取締役 総務部門長
2012年6月エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役副社長
2015年6月同社 代表取締役社長
2020年6月同社 相談役(現在に至る)
2021年3月当社 社外取締役(現在に至る)
(注3)1
取締役内 山 俊 弘1958年11月28日生
1981年4月日本精工株式会社入社
2008年6月同社 執行役 経営企画本部副本部長
2009年6月同社 執行役 経営企画本部長
2010年6月同社 執行役常務 IR・CSR室担当、経営企画本部長
2012年6月同社 取締役執行役常務
2013年6月同社 取締役代表執行役専務
2015年6月同社 取締役代表執行役社長
2017年6月同社 取締役代表執行役社長 CEO
2021年4月同社 取締役会長
2022年3月当社 社外取締役(現在に至る)
2023年6月日本精工株式会社 相談役(現在に至る)
(注3)0


役職名氏 名生年月日略 歴任期所有株式数
(千株)
取締役種 橋 牧 夫1957年3月13日生
1979年4月株式会社富士銀行入行
2011年6月株式会社みずほ銀行 副頭取執行役員 支店部担当
2011年6月同行 代表取締役副頭取執行役員 支店部担当
2012年4月同行 代表取締役副頭取執行役員 営業店業務部門長
2013年3月東京建物不動産販売株式会社 代表取締役社長執行役員
2015年7月東京建物株式会社 専務執行役員 アセットサービス事業本部長
2015年10月同社 専務執行役員 アセットサービス事業本部長 兼 海外事業本部長
2016年3月同社 取締役専務執行役員 アセットサービス事業本部長 兼 海外事業本部長
2017年1月同社 代表取締役会長執行役員
東京建物不動産販売株式会社 取締役会長
2019年3月同社 代表取締役会長(現在に至る)
2021年1月東京建物不動産販売株式会社 取締役(現在に至る)
2023年3月当社 社外取締役(現在に至る)
(注3)0
取締役岡 村 宏太郎1955年11月11日生
1979年4月株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行
1990年9月モルガン信託銀行株式会社(現JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社)
1995年8月JPモルガン証券株式会社 投資銀行本部
2004年4月JPモルガン・チェース銀行 在日代表東京支店長
2009年9月トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 代表取締役社長
2012年9月ソシエテジェネラル証券 顧問
2019年7月IFM Investors シニア・アドバイザー
(現在に至る)
2024年3月当社 社外取締役(現在に至る)
(注3)-



役職名氏 名生年月日略 歴任期所有株式数
(千株)
取締役藤 井 良太郎1975年1月30日生
1997年4月大蔵省(現財務省)入省
2001年7月ゴールドマン・サックス証券会社
2003年9月Goldman,Sachs & Co.(New York)
2004年12月同社 ヴァイス・プレジデント
2006年5月株式会社KKRジャパン プリンシパル
2008年1月株式会社KKRキャピタル・マーケッツ 取締役
2010年7月株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社) 取締役
2011年1月株式会社KKRジャパン ディレクター
2014年4月パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社(現PHCホールディングス株式会社)監査役
2015年7月ペルミラ・アドバイザーズ株式会社 代表取締役
2015年8月株式会社スシローグローバルホールディングス(現株式会社FOOD&LIFE COMPANIES) 取締役
2016年6月株式会社ジョンマスターオーガニックグループ 取締役
2018年1月ペルミラ・アドバイザーズ 日本代表パートナー
2023年1月ペルミラ・アドバイザーズ シニア・アドバイザー(現在に至る)
2024年3月当社 社外取締役(現在に至る)
(注3)-
取締役
(監査等委員長・
常勤監査等委員)
宮 石 徹1963年10月14日生
1986年4月当社(旧サッポロビール株式会社)入社
2008年1月サッポロ飲料株式会社 取締役執行役員マーケティング部長
2011年9月同社 取締役執行役員 経営戦略部長
2012年3月サッポロビール株式会社(新会社)
人事総務部長
2013年3月同社 経営戦略部長
2016年3月同社 取締役執行役員 営業本部長
2018年3月同社 取締役常務執行役員 営業本部長
2019年3月同社 取締役執行役員
2023年1月ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役常務執行役員 兼 サッポログループ食品株式会社 取締役専務
2023年11月同社 取締役常務執行役員 兼 サッポログループ食品株式会社 代表取締役社長
2024年3月当社 取締役(常勤監査等委員)(現在に至る)
(注4)5
取締役
(監査等委員)
山 本 光太郎1955年10月19日生
1985年4月弁護士登録(第一東京弁護士会)
山下大島法律事務所入所
1991年9月ニューヨーク州弁護士登録
1994年1月山本綜合法律事務所
(現山本柴﨑法律事務所)設立
(現在に至る)
2012年4月第一東京弁護士会副会長
2020年3月当社 社外取締役(監査等委員)(現在に至る)
(注4)1



役職名氏 名生年月日略 歴任期所有株式数
(千株)
取締役
(監査等委員)
田 内 直 子1965年5月19日生
1989年4月味の素株式会社入社
1999年9月マッキンゼー・アンド・カンパニー
2002年1月味の素株式会社
2009年7月同社 アミノサイエンス事業開発部専任部長
2011年7月同社 経営企画部専任部長
2016年7月同社 監査部専任部長
2019年6月味の素アニマル・ニュートリション・グループ株式会社 監査役
2021年4月神戸大学大学院客員教授(現在に至る)
2022年1月正栄食品工業株式会社 社外取締役(現在に至る)
2024年3月当社 社外取締役(監査等委員)(現在に至る)
(注4)-
35
(注) 1 取締役 庄司哲也氏、内山俊弘氏、種橋牧夫氏、岡村宏太郎氏及び藤井良太郎氏は、社外取締役であります。
2 取締役 山本光太郎氏及び田内直子氏は、監査等委員である社外取締役であります。
3 取締役(監査等委員である取締役を除く)の任期は、2024年3月の株主総会における選任後、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までとなっております。
4 監査等委員である取締役の任期は、2024年3月の株主総会における選任後、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までとなっております。
5 監査等委員である取締役が法定の員数を欠くことになる場合に備え、補欠の監査等委員である取締役を1名選任しております。補欠の監査等委員である取締役の略歴は次のとおりであります。
氏 名生年月日略 歴所有株式数(千株)
飯 塚 孝 徳1966年6月1日生1996年4月弁護士登録(第一東京弁護士会所属)
原田・尾崎・服部法律事務所(現尾崎法律事務所)勤務
-
2009年4月飯塚総合法律事務所(現在に至る)
2009年10月株式会社企業再生支援機構(現株式会社地域経済活性化支援機構)出向
2020年1月当社 社外監査役


取締役のスキルマトリックス
当社は「中期経営計画(2023~26)」において、事業ポートフォリオの見直しを行い、事業構造を転換し新たな成長へ向かうことを基本方針とし、全ての事業が提供する時間と空間で、人々と地域社会のWell-beingに貢献することを目指しています。
中期経営計画の着実な推進と目標達成への監督機能の強化に向けて、取締役会として必要な知識・経験・能力を8つに分類しています。
各取締役のスキルについては、当社取締役メンバーの多様性、取締役会の実効性を、より分かりやすく開示するという観点から、各取締役が保有するスキルのうち、特に当社において「期待する」スキルを最大4項目以内に限定した形としております。

企業経営グループの経営理念の実現に向け、中期経営計画に基づく事業ポートフォリオの見直しなどの事業構造の転換による収益力向上を監督するためには、経営者としての経験、実績を持つ取締役が必要である。
財務
会計
強固な財務基盤構築、資本規律を伴った成長投資、安定的な株主還元の実行による持続的な企業価値向上に向けた財務政策の立案のためには、会計・ファイナンス分野に関する知識・経験を持つ取締役が必要である。
法務
コンプライアンス
リスクマネジメント
グループの持続的な成長に向け、法律、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、リスクマネジメントに基づいた業務執行の実効性向上を実現するためには、法律やコーポレートガバナンスの知識・経験を持つ取締役が必要である。
人事
人財※
重要な経営基盤である人財の価値最大化に向け、戦略推進を加速させる人財戦略の実現、社員一人ひとりが個性を発揮し貢献できる組織構築のためには、多様な人財マネジメントの経験・知識を持つ取締役が必要である。
グローバル中期経営計画の成長戦略の核となる海外事業の発展に向けて、海外での文化、市場動向、カントリーリスク等を理解した経営判断を行うためには、海外事業の経験・知識を持つ取締役が必要である。
マーケティングブランドなどの資産を活かした事業を推進・監督するためには、ブランド戦略、市場創造、顧客価値開拓等による収益強化や成長戦略を実践した経験や、それらの「ものづくり」を実現できる研究開発、生産技術、さらには消費財市場に関する知識、経験をもつ取締役が必要である。
DX・IT中期経営計画での「事業構造の転換と新たな成長」へ向け、DX方針である「お客様接点を拡大」、「既存・新規ビジネスを拡大」、「働き方の変革」を実現するためには、DX・ITの知識・経験を持つ取締役が必要である。
サステナビリティグループの持続的成長と社会的責任の両立に向けて、サステナビリティ基本方針に基づく「脱炭素社会の実現」、「地域との共栄」等の最注力課題に取り組むためには、サステナビリティに関する知識・経験を持つ取締役が必要である。
※当社グループでは、人材を「人財」と表記し、全ての従業員を会社の宝であるという考えを浸透させております。



氏名地位及び担当独立性各取締役の知識・経験等
企業経営財務
会計
法務
コンプラ
イアンス
リスクマネ
ジメント
人事
人財
グローバルマーケ
ティング
IT・DⅩサステナ
ビリティ
尾賀 真城代表取締役
社長
松出 義忠常務取締役
松風 里栄子常務取締役
庄司 哲也取締役
(社外)
内山 俊弘取締役
(社外)
種橋 牧夫取締役
(社外)
岡村 宏太郎取締役
(社外)
藤井 良太郎取締役
(社外)
宮石 徹取締役
(監査等委員長・常勤監査等委員)
山本 光太郎取締役
(監査等委員・社外)
田内 直子取締役
(監査等委員・社外)
(注) 1 取締役会としてのスキルバランスを明確化するため、各取締役が保有するスキルのうち、特に当社において「期待する」スキルに絞って記載しており、保有する全てのスキル(知識、経験、能力)を表すものではありません。
2 宮石徹氏、山本光太郎氏及び田内直子氏は、監査等委員である取締役であります。

② 社外取締役の状況
イ.社外取締役の員数並びに独立性の基準または方針
取締役11名のうち社外取締役は7名(うち監査等委員である社外取締役は2名)であります。
当社では、指名委員会において、社外取締役候補者として、当社が定める「社外取締役の独立性基準」(本項目末尾記載)を満たす者であることを要件とするとともに、企業経営や特定の専門領域における豊富な経験・実績・見識を有し、当社の経営課題について的確な提言・助言を行うことができる人材を推薦することとしております。
社外取締役の庄司哲也氏は、2020年6月までエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の業務執行に携わっておりました。現在、当社子会社との間で同社との取引がありますが、直近の事業年度における当社の連結売上収益及び同社の連結営業収益それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも0.2%未満であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役の内山俊弘氏は、2021年3月まで日本精工株式会社の業務執行に携わっておりましたが、同社と当社及び当社子会社との間に取引はなく、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役の種橋牧夫氏は、2019年3月まで東京建物株式会社の業務執行に携わっておりました。現在、当社子会社との間で同社との取引がありますが、直近の事業年度における当社の連結売上収益及び同社の連結営業収益それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも0.1%未満であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役の岡村宏太郎氏は、IFM Investorsのシニア・アドバイザーを務めておりますが、同社と当社及び当社子会社との間に取引はなく、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役の藤井良太郎氏は、ペルミラ・アドバイザーズのシニア・アドバイザーを務めておりますが、取引関係はありません。2023年9月から2024年1月まで、当社「サッポログループ戦略検討委員会」の外部有識者委員として委任契約を締結しておりました。委員会では、専門的見地での意見提言、中立的・客観的な視点の提供など、社内委員とは異なる役割を果たしていただきました。委員としての報酬額は年間500万円以下であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役(監査等委員)の山本光太郎氏は、現在、山本柴﨑法律事務所の代表弁護士でありますが、同事務所と当社及び当社子会社との間には取引はなく、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
社外取締役(監査等委員)の田内直子氏は、正栄食品工業株式会社の社外取締役を務めております。現在、当社子会社との間で同社との取引がありますが、 直近の事業年度における当社の連結売上収益及び同社の連結営業収益それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも0.1%未満であることから、当社が定める「社外取締役の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。

(社外取締役の独立性基準)
1.当社において社外取締役が独立性を有する社外取締役(以下「独立役員」という。)というためには、適用ある金融商品取引所が定める独立性基準を充足しており、かつ、当該社外取締役が以下の(1)から(3)のいずれにも該当してはならないものとする。

(1)現在又は過去10年間において、当社又は当社の連結子会社(以下「当社グループ」という。)の業務執行者であった者(※1)

(2)現在又は過去3年間において、以下の①から⑧のいずれかに該当している者
①当社グループを主要な取引先とする者又はその業務執行者(※2)
②当社グループの主要な取引先又はその業務執行者(※3)
③当社グループから役員報酬等以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家(当該財産を得ている者が法人、組合等の団体である場合は、当該団体に所属する者をいう。)(※4)
④当社グループの主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者)(※5)
⑤当社の業務執行者が他の会社の社外取締役又は社外監査役に就任している場合における当該他の会社の業務執行者
⑥当社グループから多額の寄付を受けている者又は寄付を受けている団体の理事その他の業務執行者(※6)
⑦当社グループの会計監査人である監査法人の社員、パートナー又は従業員
⑧当社グループの主要な借入先又はその業務執行者(※7)

(3)上記(1)又は(2)に掲げる者(重要でない者を除く。)の配偶者又は二親等内の親族

2.当社において独立役員であるというためには、当社の一般株主全体との間で、上記1.の(1)から(3)で考慮されている事由以外の事情で恒常的に実質的な利益相反が生じるおそれのない社外取締役であることを要する。

3.上記1.の(1)から(3)のいずれかに該当する社外取締役であっても、当該社外取締役の人格、見識等に照らし、当社の独立役員としてふさわしいと当社が考える社外取締役については、当社は、当該社外取締役が適用ある金融商品取引所が定める独立性基準を充足しており、かつ、当該社外取締役が当社の社外取締役としてふさわしいと考える理由を対外的に説明することを条件に、当該社外取締役を当社の独立役員とすることができるものとする。

※1 過去10年間のいずれかの時において当社グループの非業務執行取締役、会計参与(会計参与が法人であるときは、その職務を行うべき社員)又は監査役であったことがある者にあっては、それらの役職への就任の前10年間とする。「業務執行者」とは、会社法施行規則第2条第3項第6号に規定する者をいう。
※2 「当社グループを主要な取引先とする者」とは、直近事業年度においてその者の年間連結売上高(年間連結売上収益)の2%以上の支払いを、当社グループから受けた者をいう。
※3 「当社グループの主要な取引先」とは、直近事業年度において当社の年間連結売上収益の2%以上の支払いを当社グループに行った者をいう。

※4 「当社グループから役員報酬等以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家」とは、直近事業年度において役員報酬等以外にその者の年間連結売上高(年間連結売上収益)の2%若しくは1,000万円のいずれか高い方の額以上の金銭又は財産を当社から得た者又は法律事務所、監査法人、税理士法人若しくはコンサルティング・ファームその他の専門的アドバイザリー・ファームであって、直近事業年度においてそのファームの年間総売上高の2%以上の支払いを、当社グループから受けたファームの社員、パートナー、アソシエイト若しくは従業員である者をいう。
※5 「当社グループの主要株主」とは、当社グループ各社の総議決権の10%以上の議決権を直接又は間接的に保有する者又は保有する法人をいう。
※6 「多額の寄付」とは、直近事業年度における年間1,000万円以上又は当該団体の平均年間総費用の30%のいずれか高い方の額の寄付をいう。
※7 「当社グループの主要な借入先」とは、当社の資金調達において必要不可欠であり、代替性がない程度に依存している金融機関その他の大口債権者をいう。

ロ.社外取締役選任の理由
庄司哲也氏は、企業経営者としての豊富な経験、実績を有し、特に企画・人事総務・グローバル展開・DX推進に関する高い見識を有しております。「中期経営計画(2023~26)」の達成に向け、特に重点課題である事業ポートフォリオの整理、グローバル展開、DXでの業務改革において、客観的・専門的な視点から的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。持続的な企業価値の向上を目指す当社グループの経営を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しております。
内山俊弘氏は、企業経営者としての豊富な経験・実績を有し、特にグローバル展開・コンプライアンス・マーケティングに関する高い見識を有しております。「中期経営計画(2023~26)」の達成に向け、特に重点課題であるグローバル展開、マーケティングにおいて、客観的・専門的な視点から的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。持続的な企業価値の向上を目指す当社グループの経営を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しております。
種橋牧夫氏は、企業経営者としての豊富な経験、実績を有し、不動産事業・財務・コンプライアンスに関する高い見識を有しております。「中期経営計画(2023~26)」の達成に向け、特に重点課題である不動産事業での資産効率向上において、金融、不動産での豊富な経営経験に基づき、客観的・専門的な視点から的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。持続的な企業価値の向上を目指す当社グループの経営を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しております。
岡村宏太郎氏は、投資銀行、外資系企業での豊富な業務、経営の経験、実績を有し、特に財務会計・グローバル展開・人事人財に関する高い見識を有しております。「中期経営計画(2023~26)」の達成に向け、特に重点課題である資本効率の向上、グローバルでのM&A、多様な人財の活躍に関して、客観的・専門的な視点から的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。持続的な企業価値の向上を目指す当社グループの経営を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しております。
藤井良太郎氏は、プライベートエクイティファンドでの豊富な経験、実績を有し、財務会計・グローバル展開・マーケティングに関する高い見識を有しております。「中期経営計画(2023~26)」の達成に向け、特に重点課題である資本効率の向上、構造改革やグローバルでのM&Aなどの成長戦略の策定において客観的・専門的な視点から的確な提言・助言をいただけるものと期待しております。持続的な企業価値の向上を目指す当社グループの経営を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しております。
山本光太郎氏は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、会社法、独占禁止法、国際契約等を専門分野とし、企業法務分野に精通した弁護士としての豊富な知識と経験に基づき、企業集団全体に係るコンプライアンス及びリスクマネジメントのほか、「中期経営計画(2023~26)」の達成に向けた重点課題であるサステナビリティにおいて、客観的かつ公正な立場で取締役の職務の執行を監査・監督いただけるものと期待しており、監査等委員である社外取締役として選任しております。
田内直子氏は、大手食品メーカーでのM&A、経営企画、内部監査、監査役などの豊富な経験・実績・見識を有し、また、経営企画、内部監査に加え、監査役、社外取締役におけるこれまでの経験に基づき、客観的かつ公正中立的な立場で取締役の職務の執行を監査・監督いただけるものと期待しており、監査等委員である社外取締役として選任しております。

ハ.社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会において担当部門の責任者から毎年定期的に当社グループの内部統制システム構築に係る取組状況並びにリスク管理状況に関する報告を受け、それぞれの状況を把握し、意見を表明しております。
監査等委員である社外取締役は、常勤の監査等委員と常に連携を図るとともに、監査等委員会において、監査部から内部監査計画及び内部監査の実施状況と結果の報告を受け、会計監査人から監査計画説明及び監査結果報告を受けるなど定期的に情報交換を行い、三様監査の連携強化に努めております。
当社では、社外取締役の専従使用人は配置しておりませんが、総務部に取締役会担当者を事務局として配置し対応しております。また、監査等委員である社外取締役の専従スタッフも配置しておりませんが、監査等委員会の職務を補助すべき使用人として監査等委員会事務局を置き、専任の監査等委員会スタッフを3名配置し対応しております。

株式所有者別状況


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