有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TWHQ (EDINETへの外部リンク)
丸大食品株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)
当社グループでは、基礎研究に裏付けられた安全で鮮度の高い商品開発と、戦略的なマーケティングに支えられた企画を推進しております。最新のマーケティングデータや市場分析を踏まえた企画・開発を行っております。消費者調査をはじめとするマーケティングリサーチを徹底して行い、お客様のニーズに沿った商品開発を展開することで、よりお客様に必要とされるメーカーとなるべく努めています。私たちが大切にしているのは、心から「美味しい」と言っていただくための商品作りです。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は649百万円であり、主として加工食品事業の研究開発活動に支出したものであります。
(加工食品事業)
ハム・ソーセージ部門では、消費者の多様化する嗜好性に対応するため、「燻製屋」シリーズから、熟成により引き出されたお肉の旨みと沖縄南部島唐辛子のシャープな辛さが相性抜群の「燻製屋熟成あらびきポークウインナー 沖縄南部島唐辛子」を数量限定で発売しました。健康志向の高まりから、塩分を25%カットしながらも、麹を用いた発酵調味料を使用することでしっとりまろやかな味わいにこだわった「おいしい減塩」シリーズのロースハムとブロックベーコンを発売しました。調理の簡便化のニーズから、カットの手間を省いた「短冊カット パンチェッタ」や、どんなラーメンにも合う味に仕上げた「具のっけ亭」シリーズの「厚切りチャーシュー」、カット済みでそのまま使える「キザミハム」を発売しました。また、環境に配慮したパッケージ資材を使用した「たっぷり使える」シリーズからロースハム・ベーコンに加えてウインナーを発売しました。
調理加工食品部門では、「シェフの匠」シリーズから、青唐辛子の刺激的な辛さにレモングラスの爽やかな香りとココナッツミルクのまろやかな味わいが特徴の「グリーンカレー」を発売しました。また、スナック類からは、「Cafelf」シリーズから、生地にビター感のあるキャラメルを使用することで、固形のキャラメルキャンディとキャラメルチョコチップの甘さが際立つ「おいしいひと休みCafelf キャラメルスコーン」を発売しました。デザート類では、お家で専門店の和スイーツを楽しみたいという消費者ニーズに応えた、人気の「わらび餅」シリーズから、クリーミーソース、加賀棒ほうじ茶や黒糖を使用したわらび餅、蜜漬け小豆を組み合わせた新感覚デザートの「ほうじ茶と黒糖のわらび餅」を発売しました。
中央研究所では、プラントベース食品の開発を事業部開発部門とともに取り組んでおります。プラントベース食品は環境問題、健康への意識の高まり、動物福祉の観点から世界的に注目されている分野です。さらに、次世代たんぱく質素材としてプラントベース食品だけでなく、他の有望な原料についても検討を開始しており、将来予想されているたんぱく質不足を見据えた研究開発を実施しています。鶏由来プラズマローゲンは、脳機能改善市場の堅実な成長を背景に新規顧客の獲得と既存顧客からのリピートが増加しております。2024年度も引き続き研究による新知見をニュースリリース、展示会、業界サイト、勉強会などを通じて広く告知し、プラズマローゲンの認知度向上に努めてまいります。
(食肉事業及びその他)
特記すべき内容はありません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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