有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TQNY (EDINETへの外部リンク)
株式会社朝日ネット 事業の内容 (2024年3月期)
当社はISP(インターネット・サービス・プロバイダ)事業として、個人または法人向けにインターネット接続サービス及びインターネット関連サービスを提供しております。セグメント情報はISP事業の単一で報告をしております。
(1)インターネット接続サービス
インターネット接続サービスとは当社顧客に対しインターネット接続環境を提供するサービスです。
インターネット接続環境提供の概念図は次のとおりであります。
[インターネット接続環境提供の概念図]
当社は、顧客にインターネット接続環境を提供するためインターネットを構成する一員として全世界のサイトやネットワークと相互接続ができる通信環境を構築しております。インターネット接続環境の提供にあたっては、全国に分散する中継点(POI)との間に①バックボーン回線を構築しております。当社はこのバックボーン回線を自社の技術で運用することにより「回線の安定性」「回線速度」などにおいて高い品質を維持しながら通信費を適切な範囲で維持することに努めております。
顧客と最寄りの中継点を結ぶ②アクセス回線は、複数の提携電気通信事業者と契約しております。現在はアクセス回線としてFTTHやモバイル回線を利用する顧客が増加しております。
顧客が利用するインターネット接続サービスに必要な③ルータ等の通信機器を提供しております。
当社は、インターネット接続サービスの提供に必要であるネットワーク設備やサーバー設備を複数のデータセンターに設置しISP事業を運営しております。また、顧客の様々な問い合わせに対応するコールセンター業務、課金業務、24時間365日でインターネット接続サービスを監視するネットワークオペレーション業務等を実施しております。
主なインターネット接続サービスは下記になります。
(2)インターネット関連サービス
インターネット関連サービスとは当社顧客にインターネット接続サービスに加えて提供するサービスです。
インターネット接続サービスを基盤としたホームページサービス、独自ドメインサービス、メールサービス、セキュリティサービスなど接続付加価値サービスを提供しております。
「manaba」は、当社が開発、販売、サポートを行っているクラウド型教育支援サービスです。LMS(ラーニング・マネジメント・システム)としての役割に加え、教務システムや認証システム等の既存学内システムや外部教材とも連携し、教育支援のソリューションを広範囲に提供しております。
[教育支援サービス「manaba」概要]
(3)事業系統図
当社における事業系統図は、下記となります。
[事業系統図]
(4)「ASAHIネット」インターネット接続契約数
当社はインターネット接続サービス及びインターネット関連サービスを提供するISP「ASAHIネット」を運営しております。過去5年間のASAHIネットの会員数の推移と主な内訳数は下記図の通りです。
[「ASAHIネット」インターネット接続契約数の推移]
(注)1.インターネット接続契約数は各年度末日現在において有効なFTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の契約数となります。
2.各年度の退会率は、当該年度の「FTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の退会数÷FTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の契約数」の月平均となります。
(用語集)
・ISP(インターネット・サービス・プロバイダ):インターネット接続事業者
・相互接続:通信事業者がお互いの通信回線を接続し、相互に通信できるようにすること
・バックボーン回線:インターネットなどの大規模な通信ネットワークにおける、事業者間や拠点間、国家間などを結ぶ高速・大容量のネットワーク回線のこと
・アクセス回線:インターネットなどの通信ネットワークにおける、利用者の建物から通信事業者の最寄りの基地局を結ぶ回線
・POI(Point Of Interface):電気通信事業者同士の回線が接続する箇所(相互接続点)。提携電気通信事業者の局舎などに設置される場合が多く、当社とのサービス分界点となる
・LMS(ラーニング・マネジメント・システム):学習教材の配信、受講状況、成績などの学修データを統合して管理するシステム
・クラウド型:インターネット経由でサービスを提供する形態。利用者はサーバーなどの設備や保守の必要がなく、インターネット環境さえあればどこでも利用できる
(1)インターネット接続サービス
インターネット接続サービスとは当社顧客に対しインターネット接続環境を提供するサービスです。
インターネット接続環境提供の概念図は次のとおりであります。
[インターネット接続環境提供の概念図]
当社は、顧客にインターネット接続環境を提供するためインターネットを構成する一員として全世界のサイトやネットワークと相互接続ができる通信環境を構築しております。インターネット接続環境の提供にあたっては、全国に分散する中継点(POI)との間に①バックボーン回線を構築しております。当社はこのバックボーン回線を自社の技術で運用することにより「回線の安定性」「回線速度」などにおいて高い品質を維持しながら通信費を適切な範囲で維持することに努めております。
顧客と最寄りの中継点を結ぶ②アクセス回線は、複数の提携電気通信事業者と契約しております。現在はアクセス回線としてFTTHやモバイル回線を利用する顧客が増加しております。
顧客が利用するインターネット接続サービスに必要な③ルータ等の通信機器を提供しております。
当社は、インターネット接続サービスの提供に必要であるネットワーク設備やサーバー設備を複数のデータセンターに設置しISP事業を運営しております。また、顧客の様々な問い合わせに対応するコールセンター業務、課金業務、24時間365日でインターネット接続サービスを監視するネットワークオペレーション業務等を実施しております。
主なインターネット接続サービスは下記になります。
対応回線種別 | サービス名称 | 月額利用料(税抜) | ①バックボーン | ②アクセス回線 | ③通信機器 | 最大通信速度 | 提携電気通信事業者 | サービス開始時期 |
FTTH | AsahiNet 光 AsahiNet 光クロス | 4,080円~ 6,480円~ | ○ | ○ | △ | 1Gbps 10Gbps | 東日本電信電話㈱ 西日本電信電話㈱ | 2015年2月 2020年4月 |
ASAHIネット 光 withフレッツ フレッツ光ネクスト ASAHIネット光 with フレッツ フレッツ 光クロス | 700円~ 1,200円 | ○ | ― | △ | 1Gbps | 東日本電信電話㈱ 西日本電信電話㈱ | 2005年6月 2001年8月 | |
ASAHIネット マンション全戸 加入プラン | ― | ○ | ― | △ | 1Gbps | 東日本電信電話㈱ 西日本電信電話㈱ | 2017年5月 | |
ASAHIネット auひかり | 3,400円~ | ○ | ○ | △ | 1Gbps | KDDI㈱ | 2006年12月 | |
ADSL | フレッツADSL | 700円 | ○ | ― | ― | 47Mbps | 東日本電信電話㈱ 西日本電信電話㈱ | 2000年12月 |
高速 モバイル | ASAHIネット WiMAX 2+ ASAHIネット WiMAX+5G | 4,196円~ 4,480円~ | ○ | ○ | ○ | 1.2Gbps 3.9Gbps | UQコミュニケーションズ㈱ | 2014年2月 2023年5月 |
ASAHIネット LTE(ANSIM) | 900円~ | ○ | ○ | △ | 262.5Mbps | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ㈱ | 2013年3月 | |
その他 | ASAHIネット おまかせルーター ASAHIネット おまかせWi-Fi | 2,980円 3,480円 | ○ | ○ | ○ | ― | ― | 2014年9月 |
AiSTRIX | ― | ○ | ○ | ○ | ― | ― | 2015年6月 | |
v6 コネクト | ― | ○ | ― | ― | ― | 東日本電信電話㈱ 西日本電信電話㈱ | 2018年9月 |
(2)インターネット関連サービス
インターネット関連サービスとは当社顧客にインターネット接続サービスに加えて提供するサービスです。
インターネット接続サービスを基盤としたホームページサービス、独自ドメインサービス、メールサービス、セキュリティサービスなど接続付加価値サービスを提供しております。
「manaba」は、当社が開発、販売、サポートを行っているクラウド型教育支援サービスです。LMS(ラーニング・マネジメント・システム)としての役割に加え、教務システムや認証システム等の既存学内システムや外部教材とも連携し、教育支援のソリューションを広範囲に提供しております。
サービス名称 | 内容 | |
接続付加価値 サービス | メールサービス | パソコン通信時代から、インターネットの基本サービスとして提供しております。メール受信数はメール容量に制限がないのが特長で、メールソフトがなくても、どこからでもホームページ上のメールの送受信が出来る機能もあります。 |
セキュリティサービス | 電子メール送受信時のウイルスチェックサービスを2001年6月から提供しております。また、迷惑メールを遮断する迷惑メール対策サービスを2004年10月から提供しております。 | |
IP電話サービス | インターネットの技術を利用したIP電話サービスをブロードバンド接続会員を対象に2003年3月から提供しております。また「AsahiNet 光」契約者を対象に「AsahiNet 光電話」を2019年7月から提供しております。 | |
独自ドメインサービス | 「会社名.co.jp」や「会社名.com」などのように、利用者が独自に設定したドメイン名を使ったホームページやメールアドレスが利用出来るサービスです。 | |
ホームページサービス | ホームページサービス | 会員が作成したホームページを設置するスペースを提供するサービスで、インターネットの初期段階である1995年2月からサービスを提供しております。 |
アサブロ(ブログ) | 自社開発の個人向けブログサービス「アサブロ」を2005年3月から提供しております。 | |
教育支援 サービス | manaba | 自社開発による教育支援サービスです。LMSあるいはコースツールと呼ばれている教育支援ソフトの機能を搭載した「manaba course(マナバコース)」、学習成果をためるポートフォリオ機能を搭載した「manaba folio(マナバフォリオ)」を提供しております。 |
追加オプション | manabaに連携する追加オプションを提供しております。学期末に学生が授業を評価する授業アンケートオプションや、授業の出席やアクティブラーニングを補助するオプション等を用意しております。 |
[教育支援サービス「manaba」概要]
(3)事業系統図
当社における事業系統図は、下記となります。
[事業系統図]
(4)「ASAHIネット」インターネット接続契約数
当社はインターネット接続サービス及びインターネット関連サービスを提供するISP「ASAHIネット」を運営しております。過去5年間のASAHIネットの会員数の推移と主な内訳数は下記図の通りです。
[「ASAHIネット」インターネット接続契約数の推移]
(注)1.インターネット接続契約数は各年度末日現在において有効なFTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の契約数となります。
2.各年度の退会率は、当該年度の「FTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の退会数÷FTTH(光接続)・ADSL・モバイル接続の契約数」の月平均となります。
(用語集)
・ISP(インターネット・サービス・プロバイダ):インターネット接続事業者
・相互接続:通信事業者がお互いの通信回線を接続し、相互に通信できるようにすること
・バックボーン回線:インターネットなどの大規模な通信ネットワークにおける、事業者間や拠点間、国家間などを結ぶ高速・大容量のネットワーク回線のこと
・アクセス回線:インターネットなどの通信ネットワークにおける、利用者の建物から通信事業者の最寄りの基地局を結ぶ回線
・POI(Point Of Interface):電気通信事業者同士の回線が接続する箇所(相互接続点)。提携電気通信事業者の局舎などに設置される場合が多く、当社とのサービス分界点となる
・LMS(ラーニング・マネジメント・システム):学習教材の配信、受講状況、成績などの学修データを統合して管理するシステム
・クラウド型:インターネット経由でサービスを提供する形態。利用者はサーバーなどの設備や保守の必要がなく、インターネット環境さえあればどこでも利用できる
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04496] S100TQNY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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