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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TT7J (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 小池酸素工業株式会社 研究開発活動 (2024年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、ガス・溶接・切断の「トータルシステムサプライヤー」として先端技術の研究開発およびシステム製品の開発を積極的に推進しております。
現在の研究開発活動は機械装置部門を中心に、当社の機械生産部開発グループおよび連結子会社の技術開発部門において、相互に緊密な連携をとりながら行っております。
当連結会計年度における各部門の研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は234百万円となっております。

(1)機械装置
①ファイバーレーザー関係
第101期は、当社が唯一無二の技術であるDBC(Dual Beam Control)切断技術をさらに成熟および進化さ
せました。2023年9月には、アメリカ・シカゴで開催された「FABTECH 2023」に「FIBERTEX-Zero 12kW-DBC」
を出展してアメリカ市場開拓を開始し、有望引合い案件も生まれました。また、同時期には、「FIBERTEX-
Zero」に、メンテナンス性・視認性・高速性・高剛性を付与した「FIBERTEX-Zero ℒ Series」を完成させ、
9月には第1号機を納品、12月には「2023KOIKEプライベートフェア」で披露し、多数の新規引き合いを獲得し
ました。
開発の成果としては、フジクラ社製12kW-DBC発振器のラインアップによりサポート体制や製品品質の信頼
性に国産製を熱望するお客様の受注促進が得られ、新型ノズルと加工ヘッドの見直しによって大幅な切断品
質改善が得られたことによるステンレスユーザーの受注・引合い件数増加、新型ノズルと新たな切断手法に
より厚板軟鋼の切断品質向上による競合他社ユーザーからの受注獲得がありました。なお、DBC軟鋼切断用ノ
ズルについては、特許を申請していましたが、第102期の4月に権利化されました。

②プラズマ関係
第101期は、ここ数年、開発が停滞していたプラズマ開発で、軟鋼切断仕様として「SUPER-400ProⅡα」、
ステンレス切断仕様として「SUPER-800Wα」の2件の新製品が完成しました。
「SUPER-400ProⅡα」については、省エネかつCO2削減を兼ね備えたもので、お客様の生産性だけでなく環
境にも配慮した製品となります。なお、第101期は垂直切断仕様でしたが、第102期には開先切断仕様も対応可
能となります。「SUPER-800Wα」については、ヒュームの発生の少ないウォーターインジェクションプラズマ
になり、切断品質の大幅な改善が得られたことで、1件の受注と1件の有望な引合いを獲得しました。こちらの
製品も環境に配慮した製品となります。なお、本製品には、トーチ部に遮光と遮音効果が得られるウォーター
カーテンが付与されており、新規性があると判断し、特許申請中です。

今後も、ユーザニーズに応え、環境にも配慮した製品開発を行い、それとは並行して当社の唯一無二の技術
力を高めて競合他社と差別化できる製品開発も行って、当社の技術力とお客様の信頼性を得る、魅力のある製
品開発を継続してまいります。
なお、機械装置部門に係る研究開発費は、224百万円であります。

(2)高圧ガス
高圧ガス部門では、㈱小池メディカルが中心となって医療機器の開発を行っております。当連結会計年度においては、吸引器の素材を中心に開発活動に取り組んでおります。
なお、高圧ガス部門に係る研究開発費は、9百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00794] S100TT7J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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