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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100TVB8 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ジェイエスピー 研究開発活動 (2024年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、地球エネルギー資源の保護及び地球環境への配慮をビジネス戦略に組み入れ、社会的ニーズあるいは自発的シーズに基づく体験価値をユーザとともに高める研究開発活動を、栃木県鹿沼市と三重県四日市市の二拠点体制にて進めております。研究開発は、開発部門、生産技術部門、国内外関係会社との連携、更には社外関係先との協業を図りながらグローバルな視点で行われております。また、2024年度に予定している研究体制の集約型再編により、研究開発リソースの配分最適化と社内連携強化による研究開発スピードアップを推進してまいります。
研究開発は当社グループの中核技術であるプラスチックの発泡技術と重合技術を基軸として現行製品の品質、性能の改善及び新たな高機能製品の開発に取り組んでおります。主に鹿沼地区では押出発泡技術、四日市地区ではビーズ発泡技術を駆使して新技術、新製品の開発を進めており、開発された新技術、新製品は、戦略的かつ速やかな特許出願等により知的財産権の確保に努めております。
当連結会計年度における当社グループの支出した研究開発費の総額は売上高の1.7%に相当する2,361百万円であり、各セグメントの内訳は、押出事業が735百万円、ビーズ事業が825百万円、各報告セグメントに帰属しない全社費用が800百万円であります。

セグメントごとの研究開発活動の概要は次のとおりであります。

(押出事業)
長年の信頼と実績に立脚する押出発泡技術を一層洗練し、環境対応、成長分野技術投入にてその強みを発揮できる新製品開発に取り組んでおります。
生活資材分野では、食品包装において需要が拡大している電子レンジ対応容器向けに優れたリサイクル性と耐熱性を兼備した発泡プラスチックシートを開発しております。また、従来の発泡ポリスチレンシートについても更なる軽量高剛性化に対応するよう開発を進めております。更に事業領域拡大のための食品廃棄物処理機用の微生物担持体の開発も進展しております。
産業資材分野では、被包装物の保護性能を高度化した新たな発泡ポリエチレンシートを開発しております。
建築分野では、改正建築物省エネ法によりZEHやZEB仕様の建築物の増加が見込まれ、高性能発泡ポリスチレンボード断熱材の需要が着実に増大しております。また更なる市場拡大のために超高性能断熱材の開発を継続しております。

(ビーズ事業)
業界随一の懸濁重合、ビーズ発泡技術を駆使して環境対応製品、新発想の高性能製品の開発に取り組んでおります。
高度化、多様化するグローバル市場要求を迅速に捉え、ポリオレフィン、ポリスチレンの軽量性と剛性、難燃性を高めたビーズ発泡体開発、更にはリサイクルプラスチック、バイオプラスチック、エンジニアリングプラスチックにも派生して、新機軸のビーズ発泡体の研究開発を進めております。
出資した欧州射出成形会社の射出技術と当社グループの発泡技術との融合にて生まれる独創的なプラスチック発泡製品の開発も推進しております。
ブロー成形とビーズ成形を融合したブロー表皮一体型ビーズ発泡体に関しては、軽量かつ高強度の特性を形状設計技術により深化させてモビリティ分野等への進出が加速しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00858] S100TVB8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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