シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W4BF (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社DTS 研究開発活動 (2025年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度における研究開発費の総額は168百万円であり、セグメント別の主な研究開発活動につきましては、次のとおりです。

(1) テクノロジー&ソリューションセグメント(研究開発費:167百万円)
① 次期RAMScope(制御ソフト検証ツール)の事前検討
EV(電気自動車)やAD/ADAS(自動運転/高度運転支援システム)などの自動車制御システムの進化に伴う開発課題の増加や、エンジニア不足に起因する開発効率の追及など、ECU(電子制御ユニット)の開発支援ツールに求められる機能・性質は市場動向に合わせて変化しています。それらの市場の要望へ応えるためにハードウェア・ソフトウェアの一新を検討しており、その事前検討として開発課題の概念検証モデル作成・評価を実施しています。

② WCET解析ツールの開発
車両開発の主流がエンジン車からxEV(注1)に変化するなかで、ECU(電子制御ユニット)の制御アーキテクチャのリアルタイム性を保証するために、OSタスク・関数のWCET (最悪実行時間)計測・解析に対する需要が高まっています。その需要の高まりを背景に、既存の自社製品とのシナジーが期待されるWCET計測ツールの開発に向け、計測機能要件とレポート機能要件に対する実現性検証、プロトタイピングを実施しています。

③ トレーサビリティ管理ツール microTRACER Ver.7.0.0.0開発
開発プラットフォームをWindows Forms(注2)からWPF(注3)に置き換えることにより、ユーザーインターフェースのデザイン改善を実現し、トレーサビリティ確保の設定関連の導線を見直すことでUX(注4)の改善を図ります。また、ユーザーインターフェースとビジネスロジックを切り離し、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)側で実現している機能をCLI(注5)でも使用できるよう、拡張性の向上を行います。

(注1)xEV
Electric Vehicle (extended)。EV(電気自動車)、HEV(ハイブリッド)、PHEV(プラグインハイブリッド)、FCEV(燃料電池車)などの総称を指す。

(注2)Windows Forms
Microsoftが提供する.NET Frameworkに含まれるグラフィカルユーザーインターフェースAPIおよびアプリケーションフレームワーク。

(注3)WPF
Windows Presentation Foundation。Windows Formsの課題を補う形で設計された、次世代のデスクトップアプリケーション開発技術。

(注4)UX
User Experience(ユーザーエクスペリエンス)。ユーザーが製品やサービスを使うときに感じる、使いやすさ(Usability)、満足感(Satisfaction)、効率性(Efficiency)、感情的な印象(Emotional impact)など、すべての体験の質を含む。

(注5)CLI
Command Line Interface(コマンドラインインターフェース)。ユーザーがテキストベースでコマンドを入力して操作するインターフェースのこと。

(2) 業務&ソリューションセグメント(研究開発費:1百万円)
ICタグに関する研究開発活動を実施しています。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04861] S100W4BF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。