有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W56Y (EDINETへの外部リンク)
フクビ化学工業株式会社 研究開発活動 (2025年3月期)
当社グループにおいて、研究開発活動は主に当社が行っております。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野で急務となっている研究課題はもとより、中期経営計画に基づく新規事業分野への進出、さらには長期的成長の基盤となる基礎研究にも努めております。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じてSDGs宣言に則した商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を目標に、保有技術・資源をベースとしつつ、さらに新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として1,016百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
① 新たな住まい
浴室リフォーム「ヨクリーノ」に、新たにカウンター「パコット」と簡易内窓「フクマド」を追加しました。どちらも後付け施工が簡単で、本体を取り外して掃除しやすい工夫がされています。
環境配慮再生木の『プラスッド』シリーズでは、表層エンボス加工で木目調の意匠性を高めた「PWルーバー彫プラス」と「PWデッキND彫プラス」を発売いたしました。更なる意匠性の向上を目的として、有名建築設計事務所監修のもと、経時変化した木の意匠を施したデザインデッキ材の開発に取り組みました。
環境配慮型商品ブランド『Fukuvalue』では、国が推進するウッドチェンジに合わせた木材利用を促進する活動の一環として、内装制限のかからない床に木質材料のパーティクルボードを用いたOAフロアを発売いたしました。建築現場廃材や林地残材を再利用したパーティクルボードを使用することにより、現行品と比べ約55%のCO2排出量を削減することができます。
既存製品の材料を環境に配慮したものに変更する取り組みや、新たなアイテム開発を推進しています。
② オフィス&ファクトリー
工場衛生製品『PLANTOOL』シリーズでは、R巾木のソリッドラインにコーキングとの取り合いを向上させた「100ポケット」と、衝撃対応用の高さ追加品として「DX250」を新たに発売しました。さらに、結露対策の親水性コーティングを施した軽量天井化粧パネル「シズクリア不燃」を発売しました。不燃認定材料であること、水滴落下の軽減や清掃性等から、大浴場や、蒸気が発生する食品工場等で異物混入につながる水滴落下を軽減する天井材として幅広い箇所での採用を見込んでおります。
(2)CSE事業での取り組み
① オフィス&ファクトリー
物流施設や倉庫・工場でのフォークリフトや、かご台車の柱への衝突を回避させる視認材「樹脂製コーナーガード100」を開発しました。軽量な樹脂製で切断加工が容易なうえ、適度なクッション性により衝突時のダメージを軽減します。また、生産性向上に向けた取り組みにも注力しました。
② モビリティ
樹脂製イルミネーション部材である「光ガイディングバー」の性能向上に取り組み、自動車最新モデルへの採用が決まりました。また人力に頼らない自動判定設備を導入して、100%良品提供を実現するとともに、省人化による生産コスト削減も推進しました。
③ その他
顧客要望を具現化した3つの機能性樹脂「メタリック意匠を実現するフクメタル」、「高摺動性を発現するPlaslip」、「耐熱性能を大きく向上させたハイヒート」を用いた製品の拡販に注力しました。特にハイヒートに関しては、汎用の塩ビ樹脂では課題となっていた夏季の気温上昇に対する低伸縮性を実現した配合技術を完成させることができました。また、内装化粧シートに不燃性を付与する改良を行い、不燃認定を取得しています。
(3)精密事業での取り組み
精密化工品では、反射防止パネル「ハーツラスAR」の更なる製品性能向上と新たな市場開拓に注力しました。「車載用途」では、市場が求める新たな付加価値を加えた新製品を開発しました。「非車載用途」でも、カスタマイズ対応や検査や加工といった後工程を自社内に取り込み、より顧客に寄り添った活動を実施し、精密ビジネス事業拡大において今後に繋がる成果が期待されます。
(4)グローバル事業での取り組み
① 北米市場向け
米国現法のブランド製品である「Tilt-Up・Precast工法資材」の開発として、ラスティケーション製品(面木・目地棒)の意匠性や施工性を向上させる新製品の開発に取り組みました。また、施工性を向上させるPrecastパネル固定ビス下地材を開発しました。
同じく米国現法ブランド製品として、「断熱材固定枠材」を開発しました。施工性の向上だけでなく、意匠性も兼ね備えた製品の設計開発を推し進めました。
② ASEAN市場向け
点検口枠製品の現地要望に合わせた大型サイズ開発や、既存建材品の現地納まりに合わせた施工方法の開発などに注力しました。
今後も顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供できるような開発推進にチャレンジしてまいります。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野で急務となっている研究課題はもとより、中期経営計画に基づく新規事業分野への進出、さらには長期的成長の基盤となる基礎研究にも努めております。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じてSDGs宣言に則した商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を目標に、保有技術・資源をベースとしつつ、さらに新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として1,016百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
① 新たな住まい
浴室リフォーム「ヨクリーノ」に、新たにカウンター「パコット」と簡易内窓「フクマド」を追加しました。どちらも後付け施工が簡単で、本体を取り外して掃除しやすい工夫がされています。
環境配慮再生木の『プラスッド』シリーズでは、表層エンボス加工で木目調の意匠性を高めた「PWルーバー彫プラス」と「PWデッキND彫プラス」を発売いたしました。更なる意匠性の向上を目的として、有名建築設計事務所監修のもと、経時変化した木の意匠を施したデザインデッキ材の開発に取り組みました。
環境配慮型商品ブランド『Fukuvalue』では、国が推進するウッドチェンジに合わせた木材利用を促進する活動の一環として、内装制限のかからない床に木質材料のパーティクルボードを用いたOAフロアを発売いたしました。建築現場廃材や林地残材を再利用したパーティクルボードを使用することにより、現行品と比べ約55%のCO2排出量を削減することができます。
既存製品の材料を環境に配慮したものに変更する取り組みや、新たなアイテム開発を推進しています。
② オフィス&ファクトリー
工場衛生製品『PLANTOOL』シリーズでは、R巾木のソリッドラインにコーキングとの取り合いを向上させた「100ポケット」と、衝撃対応用の高さ追加品として「DX250」を新たに発売しました。さらに、結露対策の親水性コーティングを施した軽量天井化粧パネル「シズクリア不燃」を発売しました。不燃認定材料であること、水滴落下の軽減や清掃性等から、大浴場や、蒸気が発生する食品工場等で異物混入につながる水滴落下を軽減する天井材として幅広い箇所での採用を見込んでおります。
(2)CSE事業での取り組み
① オフィス&ファクトリー
物流施設や倉庫・工場でのフォークリフトや、かご台車の柱への衝突を回避させる視認材「樹脂製コーナーガード100」を開発しました。軽量な樹脂製で切断加工が容易なうえ、適度なクッション性により衝突時のダメージを軽減します。また、生産性向上に向けた取り組みにも注力しました。
② モビリティ
樹脂製イルミネーション部材である「光ガイディングバー」の性能向上に取り組み、自動車最新モデルへの採用が決まりました。また人力に頼らない自動判定設備を導入して、100%良品提供を実現するとともに、省人化による生産コスト削減も推進しました。
③ その他
顧客要望を具現化した3つの機能性樹脂「メタリック意匠を実現するフクメタル」、「高摺動性を発現するPlaslip」、「耐熱性能を大きく向上させたハイヒート」を用いた製品の拡販に注力しました。特にハイヒートに関しては、汎用の塩ビ樹脂では課題となっていた夏季の気温上昇に対する低伸縮性を実現した配合技術を完成させることができました。また、内装化粧シートに不燃性を付与する改良を行い、不燃認定を取得しています。
(3)精密事業での取り組み
精密化工品では、反射防止パネル「ハーツラスAR」の更なる製品性能向上と新たな市場開拓に注力しました。「車載用途」では、市場が求める新たな付加価値を加えた新製品を開発しました。「非車載用途」でも、カスタマイズ対応や検査や加工といった後工程を自社内に取り込み、より顧客に寄り添った活動を実施し、精密ビジネス事業拡大において今後に繋がる成果が期待されます。
(4)グローバル事業での取り組み
① 北米市場向け
米国現法のブランド製品である「Tilt-Up・Precast工法資材」の開発として、ラスティケーション製品(面木・目地棒)の意匠性や施工性を向上させる新製品の開発に取り組みました。また、施工性を向上させるPrecastパネル固定ビス下地材を開発しました。
同じく米国現法ブランド製品として、「断熱材固定枠材」を開発しました。施工性の向上だけでなく、意匠性も兼ね備えた製品の設計開発を推し進めました。
② ASEAN市場向け
点検口枠製品の現地要望に合わせた大型サイズ開発や、既存建材品の現地納まりに合わせた施工方法の開発などに注力しました。
今後も顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供できるような開発推進にチャレンジしてまいります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00829] S100W56Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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