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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YL4M (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 岡本硝子株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループのコアコンピタンス(硝材開発技術、精密成型技術、薄膜蒸着技術)を活かし、生成AIデータセンター向け製品、固体光源対応レンズ、5G/6G通信用材料、半導体検査装置用材料等の今後の成長が期待される分野での新規製品開発及び将来の事業の種についてのフィジビリティスタディ並びに当社基本技術の深淵化を中心に、短期~長期の視点での研究開発活動を行っております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は131,735千円であります。
事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

(1)光学事業
① 研究開発の基本方針
「顧客の設計自由度の向上」と「高精度レンズ成型の可能性」を追求するため、次世代の高精度ガラス成型技術の開発を推進しております。
② 主要研究開発テーマ
・高精度プレス法(FP法:Future Press法)の開発・量産検証
従来のダイレクトプレス法をベースに成型精度をさらに向上させた独自技術のFP法につき基礎技術開発を完了し、新規熔融炉および成型設備を用いた量産移行への技術検証を進めております。本技術の導入により、成型精度の改善とガラスの利用効率の大幅な向上が実現します。これにより、レンズ品質の向上、生産性の改善、そしてCO2排出量削減による環境負荷低減に貢献します。
・ガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の展開
複雑な立体形状を実現する特許取得済みの当社独自技術であるG-injection®技術について、高い生産性を維持しながら「両面レンズ」や「異形レンズ」の成型を可能にする開発を進めており、顧客から高い評価を頂いております。
・次世代連続溶融炉の開発
将来の市場ニーズを見据え、少量多品種生産に柔軟に対応できる連続溶融炉の設計・開発を進めております。

(2)照明事業
① 研究開発の基本方針
LEDやLD等の半導体発光素子を用いた固体光源用のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。
② 主要研究開発テーマ
LEDから出射する放射光を、ある角度範囲に高効率で集光させることが可能な高効率新導光体デバイスをG-injection®技術を活用して開発し、各国特許及び意匠登録を行いました。このデバイスはLED光源をベースとした照明系を使用する全ての機器、例えば、プロジェクターの照明系、一般照明、舞台照明等に適用が可能であり、これらの機器の光利用効率を更に高めることや小型化が可能となります。用途に応じたサイズや形状に対応するため、材料改良と生産技術開発を進めております。

(3)機能性薄膜・ガラス事業
① 研究開発の基本方針
フリット(ガラス粉末)、 放熱基板、ガラス偏光子、機能性薄膜などの開発を行っております。特に、生成AI時代の熱課題を解決する放熱基板の開発、光通信用光アイソレータに不可欠なガラス偏光子の生産技術開発に注力しております。
② 主要研究開発テーマ
フリット
フリット製品では、多層回路基板の外部電極の薄膜化要求に応えるための材料開発や窒化アルミニウム製品の拡大を図るために必要となる窒化アルミニウム接合用材料など半導体周辺部品に使用される材料の開発を行っております。 LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)用ガラスフリットでは、チップ部品用に電気特性を改良し量産化に向けた生産技術の開発を進めております。
また、紫外線高反射レジストインク(Hi-UVC™)は、半導体製造設備で使用されるUV光を均一に拡散反射させるために材料の検討を進めており、今後サンプル提供を進めて参ります。

放熱基板
放熱基板は、熱伝導率170W/m・K及び200W/m・K製品において量産認定を受け、顧客製品の市場評価が行われております。併せて230W/m・K製品の開発を完了し、市場へのサンプル提供を開始いたしました。また、株式会社U-MAPが開発した独自素材「Thermalnite®」(繊維状窒化アルミニウム単結晶)を添加することで、熱抵抗を極限まで小さくすることが可能となる0.1mm以下厚さの超薄板絶縁放熱基板の開発を進めております。生産性と信頼性の向上を図り、市場へのサンプル提供を継続して参ります。その他、産業機器用パワーモジュールや生成AIデータセンター用部品など市場のニーズに合わせた回路基板の開発も推進しております。

ガラス偏光子
光通信や各種センサー向けのガラス偏光子「Glapola®」を製造・販売しております。光通信用としては生成AIの市場拡大に必要不可欠な光トランシーバに内蔵される光アイソレータに使用されており、要求される厳しい製品品質への対応及びコストダウンなど、生産技術の開発に注力しております。また、角度依存性・表面反射性が低い利点を活かし、センシング用途への活用に向けて、引き続き商品展開に注力しております。

機能性薄膜
・Hi-Silver®
当社ではアルミ蒸着膜を上回る高反射率と優れた耐久性を有する銀ミラー「Hi-Silver®」の開発及び量産を行っております。これまで、耐久性の向上及び製造コストの低減に注力して参りましたが、近年の金価格の上昇を背景として、金ミラーの代替としての適用性を有する品種の開発にも着手しました。今後も、さらなる適用分野の拡大に向けた取り組みを継続して参ります。
・加飾蒸着
化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しており、高い意匠性が実現できることから、一般消費者向けガラスプロダクトブランド「illumiiro™」を始めとする新たな商品展開を図っております。

(4)その他
一般消費者向けガラスプロダクトブランド「illumiiro™」
当社の持つ硝子成型技術と加飾蒸着技術を融合させ、一般消費者向けのガラスプロダクトブランド「illumiiro™」を立ち上げました。その第一弾商品として、当社の成型技術によるユニークなガラス形状を持ち、5色展開の加飾蒸着を施したグラス「yura glass™」を販売しております。記念品やノベルティ用途としてのご要望を受け、「yura glass™」へのロゴ入れの開発を行い、販路拡大を推進しております。新しい商品として、ガラスの端材を使ったガラスリングを開発し販売を開始しました。さらに第三弾となる新商品の開発も進めており、ラインナップの拡充を通じて更なるブランドの成長を目指しております。また、これらの取り組みを通じて、当社の技術力や認知度の向上にも繋げて参ります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01221] S100YL4M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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