有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YDNF (EDINETへの外部リンク)
株式会社パイオラックス 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループのパーパス「人と社会を技術でつなぎ、心弾む未来を実現する」と、ビジョン「新しい価値の創造-弾性を創造するパイオニアからその先へ-」を指針に、常にパイオニアを志す研究開発活動の中で、人・社会・サステナビリティなどさまざまな可能性を熱意と信頼を以て協調・追求し、自由でしなやかな発想で新たな価値創造を自動車・生活関連・メディカルの各分野で進めてまいります。
現在、研究開発は、最適開発推進部、MIRAI開発部、生産技術部、商品開発部の各開発グループ(海外拠点含む)、及び子会社の株式会社パイオラックス メディカル デバイスの開発部門により推進しております。
なかでも、自動車産業では電気自動車(以下、「EV」という。)需要が日々変化するなど市場ニーズが激変する中、新たな商品ニーズに対応すべく新商品の開発に取り組んでおり、これらは環境に配慮した設計、製品になるよう心掛けております。生産技術部門では省スペースで多品種の生産に対応する汎用性の高い自動化設備の開発や樹脂金型の開発を通じた生産性向上、生産コスト低減、DX関連(IoT、AI、IT)の導入による工場管理、生産性の向上に取り組んでおります。また、生産技術機能の統合により効率化を図り、バスバー、ADAS関連部品などの技術開発にも注力しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、744百万円であり、個別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次の通りであります。
(1) 自動車関連等
①精密ばね関連
バッテリー式電気自動車(以下、「BEV」という。)に加えハイブリッド電気自動車(以下、「HEV」という。)/プラグインハイブリッド電気自動車(以下、「PHEV」という。)の各部位において冷却機能が重要であり、統合した冷却システムのニーズの高まりからバルブ切替えユニットに於いてばねを活用した新規構造の考案、商品開発を行っております。また、冷却回路のホース類を締結するホースクランプに於いても当面継続される事からお客様に引き続き喜んでいただける様に軽量・安価を目指した既存品のモデルチェンジの開発を行っております。また本件に関しては、地産地消で現地材採用に向けて性能満足する事の評価確認も完了し、切替えに向けてお客様と準備推進中であります。
②工業用ファスナー・EV関連
自動車の電動化に伴って車体の造り方も変わり、ダイキャスト製のボディの採用が今後、増加予測されております。それにより締結部品も変化・進化が必要となり、その商品開発を推進しております。
また、自動車の静粛性、安全性のニーズが高まり、従来製品についても、内装トリムの繰り返し脱着性や耐衝撃保持性能等の機能向上に向けた製品開発を行っております。
環境対応として、CO₂排出低減を目的とした軽量化への取組は勿論のこと、お客様の困り事をキャッチし、部品の簡素化&統合化を実現した商品開発を実施し、採用に至っております。
廃車規制ELVRへの対応として、モノマテリアル可能な締結部品の検討にも着手しており、製品のPRをしながらより具体的なニーズを収集し採用に向けて活動しております。
低価格で高品質な製品をグローバルに提供できるよう、海外子会社との情報交換を行い、製品開発に反映しております。また、EVやHEV向け部品について、バッテリーやモーター関連及び静粛性を狙った製品や安全性に関与する製品開発を行っております。
これまで培ってきた金属ファスナーの加工技術を駆使し、電動車のモーターなどに使われるバスバーを採用いただいております。更に、絶縁材となる樹脂を導電材と一体化したインサート成形品の採用拡大に向けた開発にも取り組んでおります。
③小型ユニット関連
車室内の開閉する物入れ等に、その機構部品であるラッチシステム、ダンパー、ヒンジ等を供給しております。なかでも代表的物入れであるグローブボックスにおいて長年供給をしているラッチシステムは、改良を重ねながらお客様の要求に応え続けており、近年においてはサステナブルな思想を織り込んだラッチ製品の供給を開始し、簡便かつ安全に運転席から操作ができる電動ラッチの量産供給も開始します。また、ソフトオープンさせるためのダンパーや、グローブボックスの閉じフィーリング向上並びに走行中の雑音低減に繋がるスプリング内蔵クッションの開発も行ってまいりました。この結果、上記主要3商品は国内全乗用車メーカー、国内トラックメーカーの一部、並びに海外でも北米、中国、ASEAN、欧州と主要な地域にて多くのカーメーカーに採用されております。環境も意識した軽量化等の継続的な改善を行いながら採用車種の拡大を目指し、開発活動を実施しております。
④流体制御関連
HEV、PHEVなどのガソリンタンクに使用されるロールオーバーバルブ、インレットチェックバルブ、フィルリミットベントバルブなど性能向上、コスト低減を狙った開発を継続しており、韓国・中国・インド・インドネシア等海外子会社での生産も拡大しております。
BEV向けバッテリーパック内の流体配管用ジョイント、付加価値を向上させたクイックコネクターなどの開発も行っており採用車種の拡大を目指し、開発活動を実施しております。
⑤その他
環境対応としては、ESG、循環型経済、CSRといった新たな視点で、環境経営への取組の重要な要素の一つである化学物質管理をサプライチェーン含めて行っております。年々厳しくなる各国環境法規により規制物質も増加傾向にある中、それらの法規及び顧客要求への適合を管理しております。
また、環境に配慮した樹脂リサイクル材の採用推進、地産地消を念頭に海外地場材の採用拡大に向け、金属材料及び樹脂材料の機械的性質や性能評価を行い、製品への適用を増やす研究を続けております。更には当社製品の高機能化に向けた、当社独自材料の機能改良研究も積極的に進めております。
以上、自動車関連に関わる研究開発費は、642百万円であります。
(2) 医療機器関連
非血管系治療領域では、国内初となる生体に吸収される生分解性の食道用ステントの承認申請を行い、承認を取得することができました。新償還価格の決定に向けた取組を実施しております。また内視鏡用ガイドワイヤの海外への更なる拡販のため、最新版の国際規格への対応及び試験、検証を進めております。さらに胆道カバードステント「カバードバイルラッシュアドバンス」の再販を開始いたしました。
血管内治療領域では、血管塞栓コイルを応用した新製品開発を進めており、承認申請を実施いたしました。現在、初回出荷に向けた準備を進めております。
基礎技術の研究開発においては、医療機器の性能に大きく影響する表面処理技術の確立に向けて、新しい製造装置を導入し、製造工程の安定化と技術確立に、引き続き取り組んでおります。
今後も海外展開を視野に入れた新しい開発システムの下、グローバル市場で競争力のある製品を開発し、患者さんに笑顔を届けられる特長のある商品開発を進めてまいります。
以上、医療機器関連に関わる研究開発費は、101百万円であります。
現在、研究開発は、最適開発推進部、MIRAI開発部、生産技術部、商品開発部の各開発グループ(海外拠点含む)、及び子会社の株式会社パイオラックス メディカル デバイスの開発部門により推進しております。
なかでも、自動車産業では電気自動車(以下、「EV」という。)需要が日々変化するなど市場ニーズが激変する中、新たな商品ニーズに対応すべく新商品の開発に取り組んでおり、これらは環境に配慮した設計、製品になるよう心掛けております。生産技術部門では省スペースで多品種の生産に対応する汎用性の高い自動化設備の開発や樹脂金型の開発を通じた生産性向上、生産コスト低減、DX関連(IoT、AI、IT)の導入による工場管理、生産性の向上に取り組んでおります。また、生産技術機能の統合により効率化を図り、バスバー、ADAS関連部品などの技術開発にも注力しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、744百万円であり、個別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次の通りであります。
(1) 自動車関連等
①精密ばね関連
バッテリー式電気自動車(以下、「BEV」という。)に加えハイブリッド電気自動車(以下、「HEV」という。)/プラグインハイブリッド電気自動車(以下、「PHEV」という。)の各部位において冷却機能が重要であり、統合した冷却システムのニーズの高まりからバルブ切替えユニットに於いてばねを活用した新規構造の考案、商品開発を行っております。また、冷却回路のホース類を締結するホースクランプに於いても当面継続される事からお客様に引き続き喜んでいただける様に軽量・安価を目指した既存品のモデルチェンジの開発を行っております。また本件に関しては、地産地消で現地材採用に向けて性能満足する事の評価確認も完了し、切替えに向けてお客様と準備推進中であります。
②工業用ファスナー・EV関連
自動車の電動化に伴って車体の造り方も変わり、ダイキャスト製のボディの採用が今後、増加予測されております。それにより締結部品も変化・進化が必要となり、その商品開発を推進しております。
また、自動車の静粛性、安全性のニーズが高まり、従来製品についても、内装トリムの繰り返し脱着性や耐衝撃保持性能等の機能向上に向けた製品開発を行っております。
環境対応として、CO₂排出低減を目的とした軽量化への取組は勿論のこと、お客様の困り事をキャッチし、部品の簡素化&統合化を実現した商品開発を実施し、採用に至っております。
廃車規制ELVRへの対応として、モノマテリアル可能な締結部品の検討にも着手しており、製品のPRをしながらより具体的なニーズを収集し採用に向けて活動しております。
低価格で高品質な製品をグローバルに提供できるよう、海外子会社との情報交換を行い、製品開発に反映しております。また、EVやHEV向け部品について、バッテリーやモーター関連及び静粛性を狙った製品や安全性に関与する製品開発を行っております。
これまで培ってきた金属ファスナーの加工技術を駆使し、電動車のモーターなどに使われるバスバーを採用いただいております。更に、絶縁材となる樹脂を導電材と一体化したインサート成形品の採用拡大に向けた開発にも取り組んでおります。
③小型ユニット関連
車室内の開閉する物入れ等に、その機構部品であるラッチシステム、ダンパー、ヒンジ等を供給しております。なかでも代表的物入れであるグローブボックスにおいて長年供給をしているラッチシステムは、改良を重ねながらお客様の要求に応え続けており、近年においてはサステナブルな思想を織り込んだラッチ製品の供給を開始し、簡便かつ安全に運転席から操作ができる電動ラッチの量産供給も開始します。また、ソフトオープンさせるためのダンパーや、グローブボックスの閉じフィーリング向上並びに走行中の雑音低減に繋がるスプリング内蔵クッションの開発も行ってまいりました。この結果、上記主要3商品は国内全乗用車メーカー、国内トラックメーカーの一部、並びに海外でも北米、中国、ASEAN、欧州と主要な地域にて多くのカーメーカーに採用されております。環境も意識した軽量化等の継続的な改善を行いながら採用車種の拡大を目指し、開発活動を実施しております。
④流体制御関連
HEV、PHEVなどのガソリンタンクに使用されるロールオーバーバルブ、インレットチェックバルブ、フィルリミットベントバルブなど性能向上、コスト低減を狙った開発を継続しており、韓国・中国・インド・インドネシア等海外子会社での生産も拡大しております。
BEV向けバッテリーパック内の流体配管用ジョイント、付加価値を向上させたクイックコネクターなどの開発も行っており採用車種の拡大を目指し、開発活動を実施しております。
⑤その他
環境対応としては、ESG、循環型経済、CSRといった新たな視点で、環境経営への取組の重要な要素の一つである化学物質管理をサプライチェーン含めて行っております。年々厳しくなる各国環境法規により規制物質も増加傾向にある中、それらの法規及び顧客要求への適合を管理しております。
また、環境に配慮した樹脂リサイクル材の採用推進、地産地消を念頭に海外地場材の採用拡大に向け、金属材料及び樹脂材料の機械的性質や性能評価を行い、製品への適用を増やす研究を続けております。更には当社製品の高機能化に向けた、当社独自材料の機能改良研究も積極的に進めております。
以上、自動車関連に関わる研究開発費は、642百万円であります。
(2) 医療機器関連
非血管系治療領域では、国内初となる生体に吸収される生分解性の食道用ステントの承認申請を行い、承認を取得することができました。新償還価格の決定に向けた取組を実施しております。また内視鏡用ガイドワイヤの海外への更なる拡販のため、最新版の国際規格への対応及び試験、検証を進めております。さらに胆道カバードステント「カバードバイルラッシュアドバンス」の再販を開始いたしました。
血管内治療領域では、血管塞栓コイルを応用した新製品開発を進めており、承認申請を実施いたしました。現在、初回出荷に向けた準備を進めております。
基礎技術の研究開発においては、医療機器の性能に大きく影響する表面処理技術の確立に向けて、新しい製造装置を導入し、製造工程の安定化と技術確立に、引き続き取り組んでおります。
今後も海外展開を視野に入れた新しい開発システムの下、グローバル市場で競争力のある製品を開発し、患者さんに笑顔を届けられる特長のある商品開発を進めてまいります。
以上、医療機器関連に関わる研究開発費は、101百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01438] S100YDNF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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