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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YDME (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 レイズネクスト株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループでは、顧客に提供するソリューション・サービスに係る技術力の強化を目指し、「メンテナンス事業の強化」をキーワードに研究開発活動を展開しております。
当期は安全・品質向上、作業の非熟練化・軽労化を目的とした作業の機械化、および現場業務のIT化に向けたDX(Digital Transformation)の推進を図ると共に、各種先進技術の導入・活用を進めてまいりました。
なお、当期の研究開発費 の総額172百万円であり、主な取り組み内容は次のとおりです。

(1)メンテナンス作業の機械化
既存技術の付加価値向上に加え、安全・品質向上、作業員の非熟練化、および軽労化を目的とした作業の機械化に取り組みました。
①熱交換器チューブ内面洗浄の自動化
作業者の高齢化が深刻な熱交換器チューブ内面の高圧水洗浄作業に対して、当期はチューブ自動内面洗浄機の改良と実機検証、評価を行いました。また当期に機材の保有台数を追加することにより、次期以降チューブ洗浄作業自動化の実運用を開始することで更なる省人化、洗浄作業における安全・品質の向上を図ります。

②配管切断技術
ウォータージェットを利用した切断機の現場運用に向け、様々な配管サイズに対応する専用機材の改良設計と検証を進め、現場導入可能な機材が完成しました。また、改良においては動力源のディーゼルエンジンを電動化し、排ガス・騒音等を抑制することにより環境へ配慮いたしました。本機材はすでに当社連結子会社の港南通商株式会社への移管を完了し、火気を使用できない配管(可燃性の内部流体が残存する配管など)への適用を中心に当該技術の有効活用と普及を目指しております。

③タンク底板検査ロボット開発
タンク工事における監督者や検査員による溶接線の目視検査の品質向上に向けた技術として、タンク底板溶接線の自動走行目視検査ロボットの開発を進めております。溶接線表面の欠陥の検出および合否判定を自動的に行い、検査員による判定を効果的に支援することで検査業務の品質向上および効率化を目指しております。当期は試作機の製作および工場内で動作確認を行い、欠陥検出精度等の検証が完了しました。次期は継続して走行安定性や躯体の最適化などの改良を進めながら現場への展開を図ります。

④タンク自動溶接技術
従来からタンク側板自動溶接技術を適用するための最適な溶接条件の検討および実証を進めてきましたが、当期で一連の溶接方法・条件の検証が完了しました。今後は当該技術の実運用を進め、タンク工事における溶接施工の効率化と品質向上を目指します。

⑤熱交換チューブバンドルのリチュービング(チューブ取替)作業に関連する技術
将来的に技術者不足が懸念される熱交換器チューブのリチュービング作業の機械化に向けて取り組んでおります。当期ではリチュービング用機材であるMAUS社製GRIPPULの有効性について、当社保有訓練施設における実機テストによる評価、および定期修理工事現場におけるフェルール(熱交換器チューブに挿入された内管)取外し作業による評価を行い、特に効率化や軽労化の面で機械化による優位性が確認されました。今後は機材のパッケージング化および現場展開を進め、作業の効率化と非熟練化に取り組みます。


(2)現場業務のIT化
現場で必要となる情報の一元化、情報取得の省力化等により、現場管理業務を効率化および業務品質の向上を目指して、ITツールの開発とその活用に取り組みました。
①位置情報共有システム
当期は、操作性や画面構成をシンプルに改良し、ユーザーフレンドリーなシステムへ刷新しました。新システムを試験運用から段階的に現場への適用を拡大し、現場のフィードバックを反映することで更なる利便性向上を図っております。今後は、当社の工事情報共有システム(SPIRIT)や、その他の社内システムとの連携により更にグレードアップすることで、社内業務の更なる効率化を目指します。

②画像認識技術の活用に向けた研究
技術進歩が目覚ましい画像認識技術を活用した安全・品質向上、作業性向上、省力化を目指し、当期はクレーン作業時の立入り防止措置を中心に監視・警告の自動化・高精度化に向けた既存製品の調査検証に取り組みました。また、画像認識技術による物品の位置情報取得技術についても一定の精度が得られたため、次期では工事機材等の効率的な位置情報取得・管理技術への応用について更に検証を進めます。

③溶接施工管理分野へのICT導入
重大な溶接施工品質トラブルを未然に防止し、品質保証・品質確保を行うため、膨大な管理項目や書類作成業務を抱える溶接検査業務を適切に管理する新システムの開発を進めております。溶接施工管理データの入力、記録作成、溶接士の資格管理、検査指示・記録等、これまで紙面で行っていた作業をシステム上で効率的に完結させることを目指し、現場検証、フィードバック、改善を重ねながら機能向上を図りました。次期では最新のシステムの運用、およびAIによるシステム運用の効率化など、更なるシステムの向上と当社業務への標準化を目指します。

当社グループの主要顧客である石油業界や石油化学業界においては、既存プラント設備の老朽化が進み、安全・安定操業に対するニーズの高まりや経年劣化による事故・トラブルの未然防止への取り組みに加え、先進技術を活用したスマート保安の動きが広がりを見せるなど、プラントメンテナンスの重要性がますます高まっております。このような事業環境において、当社のようなメンテナンス企業に対する労働安全、品質管理への要求が厳しくなっていることに加え、先進技術の活用による生産性向上に対する要求も強まってきていることから、業務効率化を含めた働き方改革ならびに時間外労働の削減に継続して取り組んでまいります。
当社グループは、こうした顧客ニーズや事業環境の変化に対応するため、研究開発のテーマ選定にあたっては、今後も国内のみならず欧州や米国等における技術および市場調査の成果を有効に活用し、今後も機械化とDXの推進に向けて社内連携を強化し、デジタル技術や先進技術を活用したテーマの研究を積極的に推進してまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01577] S100YDME)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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