有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YFNH (EDINETへの外部リンク)
日本電波工業株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
研究開発部門では中・長期展望における将来商品の基礎となる新技術の研究開発及び工法開発を行っております。水晶デバイスへのニーズに応えるべく、狭山事業所を中心に、研究開発体制を強化し、次世代の周波数制御・選択・検出デバイスの開発とともにその核となる設計技術及びプロセス技術に関する研究開発を行っております。また、長年培ってきた波動要素技術を基にSi-MEMS(共振子、発振器)の研究開発および半導体装置向け製品開発も進めております。
これら研究開発の主対象分野と当連結会計年度における活動成果は次のとおりであります。
(1) 水晶振動子、水晶発振器関連
5G/6G(第5、第6世代移動通信システム)、ADAS(先進運転支援システム)、IoT(あらゆる物がインターネットを通じてつながる)、AI(人工知能)などの社会ニーズに対応し、移動体通信や情報端末機器、固定通信の無線基地局や光ネットワーク通信による情報通信装置、産業用電子応用機器、高信頼性が要求される車載用機器等に使われる水晶振動子、水晶発振器の開発を行っております。世界的に危機管理の必要性が叫ばれている中、情報通信インフラの役割は益々重要度を増しています。近年の生成AIの普及により通信トラフィックは増大し、データセンターを始めとするデータサーバーの高速・大容量化が進んでいます。データトラフィックの急増による通信市場の急速な技術進展に対応した水晶デバイスに求められるニーズは「小型化」、「高周波化」、「高精度化」、「低位相雑音化」に集約されます。これらを踏まえた商品開発等を積極的に推進しております。
■AIデータセンター向け(800Gbps/1.6Tbps光トランシーバー対応、AIサーバー向け高精度発振器)
・世界最高レベルの高周波・高精度・低位相ジッタを実現した2520サイズ差動出力発振器
NP2520SAE(LVPECL),NP2520SBE/NP2520SFE/NP2520SGE(LVDS) 2.5×2.0×0.74 mm typ.(開発完了)
(標準周波数156.25MHz, 312.5MHz, 625MHz)
・世界最高レベルの高周波・高精度・低位相ジッタを実現した2016サイズ差動出力発振器
NP2016SAE(LVPECL),NP2016SBE/NP2016SFE/NP2016SGE(LVDS) 2.0×1.6×0.66 mm typ.(開発完了)
(標準周波数156.25MHz, 312.5MHz, 625MHz)
・世界最小クラスOCXO、AIデータセンター向け+85℃対応
NH9070XB 9.5×7.3×4.1mm typ.(開発完了)
・AIサーバー向け高周波・高精度5032サイズTCXO(開発中)
■車載用途向け
・車載品質規格 AEC-Q100/Q200準拠 低電圧+0.9V駆動 水晶発振器
NZ2016SFA 2.0×1.6×0.7mm Max. (開発完了)
・世界初、次世代車載通信向け挟偏差対応1612サイズ水晶振動子(-40~+125℃、±40ppm)
NX1612SA 1.6×1.2×0.3mm(開発完了)
■5G/6G通信向け・IoT向け
・世界最小サイズで低ESRを実現0.8×0.6mm サイズ超小型水晶振動子
NX0806AA 0.8×0.6×0.25mm Max. (開発完了)
・チップセット向け153.6MHz のサーミスタ内蔵水晶振動子
NX1612SD 1.6×1.2×0.65mm Max.(開発完了)
・スマートフォン向け多出力発振器1612サイズ(開発中)
■5G/6G基地局向け
・世界発、Stratum3準拠の高安定TCXO(-20~+125℃、±280ppb)
NT1612SHC 1.6×1.2×0.45mm typ. (開発完了)
・業界最高レベル 小型・低位相ジッタ差動出力水晶発振器
NP2520SAB 2.5×2.0×0.9mm Max. (開発完了)
・5G 基地局向け高温対応(+105℃)の世界最小クラス7×5mm サイズOCXO
NH7050SA 7.0×5.0×3.3mm typ. (開発中)
・5G 基地局向け世界最小クラスOCXO+85℃対応
NH7050XA 7.2 x 5.3 x 3.3mm typ.(開発完了)
・5G 基地局向けStratum 3E対応の14×9mm サイズOCXO(開発中)
・RU(Radio Unit)向け超高精度(±50ppb)5032サイズTCXO(開発中)
■宇宙用途向け
・宇宙用電子機器向け高性能水晶発振器
MTA5079A 20.1×12.5×4.8mm typ. (開発完了)
・ニュースペース向け推奨品の拡充(NP2016SHA,NP2520SHA,NT2520SEA)
(2) 水晶デバイス応用機器、光学製品関連、センサ機器
水晶の性質を生かして高付加価値の新分野における事業を目指し、高性能・高機能モジュールやそれらを使用した装置の開発を推進しております。
■宇宙用途向け
・JAXA様との共同研究で確立したQCMセンサ技術を活用し、
半導体製造装置向けアウトガス計測・プロセスモニタリング用途への展開を推進(開発中)
■その他
・Si-MEMS(共振子、発振器)開発(開発中)
・半導体市場向けアウトガスセンサシステム開発(開発中)
・高級一眼レフカメラ及び高画質動画撮影機器向け高機能光学フィルタの開発(開発中)
・半導体・高出力レーザー用光学製品の開発(波長板開発完了、その他開発中)
なお、当連結会計年度における研究開発費は2,830百万円となりました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01807] S100YFNH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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